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直筆で読む「人間失格」

5.0 5.0
著者:
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,470 円

本書は、太宰治の代表作「人間失格」の直筆原稿を、写真版で完全収録したものである。この「人間失格」の直筆原稿は、太宰の死後、遺された家族の手で、太宰本人が愛用した着物の生地を使い表装された和綴じ本四冊から直接撮影したものである。今回その原稿が寄贈されている日本近代文学館(東京都目黒区)の協力により、従来綴じ込まれていて見ることのできなかった部分の撮影にも成功。本書をひもとけば、誰もが原稿用紙の全体を閲覧でき、太宰本人の訂正、書き込みのすべてが見られるようになった。「人間失格」はもう活字では何度も読んだ、初めてだがこの機会に読んでみたい、久しぶりに読んでみようか、本書はあらゆる読者のニーズに「直筆」で応える一冊である。

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    「直筆で読む「人間失格」」 の読書レビュー

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      角川グループパブリッシング (2009/05)

      著者: 太宰治

      他のレビューもみる (全3件)

      • 評価: 4.0

        これを読むのは何回目だろうか。憧憬、軽蔑、憎悪、諦観
        、いろいろな感情が混ざり合った不思議な気持ちに、いつもなる。自分からエゴや見栄をするっと抜き取って、甘ったれた可愛くて可愛くて仕方がない自分の抜け殻の頭を優しく撫でたいと願う私のように、太宰もきっとそんな気持ちで半ば酔いながら自伝じみた小説を残したのかなと思う。自分の心を解き明かしたくて日々日々考えるのだけど、この本を読むといつもこれ以上に自分を言語化できる本はないのだと実感する。自分の無能を棚に上げ、人という恐怖から半狂乱で逃げ惑う可愛い可愛い葉蔵。可愛くて可愛くて仕方なくて、読者は皆葉蔵に寄り添うのだろう。 >> 続きを読む

        2017/07/22 by

        人間失格」のレビュー

      イースト・プレス (2007/07)

      著者: バラエティアートワークス

      • 評価: 4.0

        太宰治の名作「人間失格」。そのコミカライズ作品。

        小説版、(別の)マンガ版を経て、「まんがで読破シリーズ」を読んでみた。

        名作をのあらすじをマンガで読むことができる「まんがで読破シリーズ」。今回は太宰治の「人間失格」。

        さすがにこれだけ読んで来ると、ストーリーはかなり完全な形で頭に入って来ており、新鮮味は全く無い。

        小説版の後に、別の(後述)マンガ版を読んでみたが、こちらは舞台を現代に変えているので、小説の再現度にわかり難い面があった。
        今回、「まんがで読破シリーズ」を読んだ目的は、これを知りたかったことにもある。

        ただ、なかなか上手くいかないもので、読後にさて...と思い返したのだが、おそらくマンガでは描ききれていない部分は、小説を読んでいた脳が補完してしまうため、結局は判断できなかった。

        元々マンガで読破シリーズは好きなのだが、この作品もなかなか面白く読めて、作品の概要は十分終えるおトクな作品だと言える。


        ◆人間失格 - 古屋兎丸(前述した「人間失格」の時代を現代に変更したマンガ版)
        http://www.dokusho-log.com/b/4107714861/

        これだけ多くの版?で読んだことも有り、これで人間失格を読むのはいい加減終わることだろう...
        >> 続きを読む

        2013/06/24 by

        人間失格」のレビュー

      • 名作で確か映画とかにもなっているのにまだ読んだことがありません。

        マンガだと入りやすいかもしれませんね。 >> 続きを読む

        2013/06/24 by とうにゅう

      • いろんな形で出版されていますよね。

        有名ですが、読んだことはないのでどの形から入るのが一番わかりやすいんですかね。 >> 続きを読む

        2013/06/24 by 雀士!!

      新潮社 (2005/12)

      著者: 太宰治

      他のレビューもみる (全18件)

      • 評価: 5.0

        高1の姪の冬休みの宿題に、太宰治の「人間失格」を読むというのがあるそうだ。
        私も、遠い昔(多分高校生の時)に読んだことがある。そしてけっこう印象深かった記憶がある。
        が、なんせ遠い昔のことなんで久しぶりに読んでみた。

        ある作家が知り合い(バーのマダム)から見せられた葉ちゃんというお客の手記。
        「恥の多い生涯を送って来ました。自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです」
        という書き出しが、なぜか衝撃的だった。

        葉ちゃんは、繊細で感受性や自意識が強すぎたのですね。物事を複雑に考えすぎる。
        エゴが強すぎる。

        まわりの人間(特に父親?)への恐怖。
        怒らせてはいけない、機嫌を損ねてはいけないと、道化を演じる。素直な自分を出すことが出来ない。
        笑わせ、笑っているが、腹の中ではおびえている。おびえている自分を悟られてはいけない。

        物心つく前に父親との間に何かあったのでしょうか?
        ふだんから、自由に物が言えない雰囲気の家だったのでしょうか?家庭以外でも、
        きっと葉ちゃんには、心の安全基地がなかったのでしょうね。だから、いつまでも心を解放できない。

        (自分を解放できるのは絵画だけ。しかしあまりに陰鬱な自画像は、やはり誰にも見せられない)

        気の毒で、頭が痛くなる。(胸じゃなくて頭、だな~)

        それにしても、なぜに廃人のようになってしまったか。酒、薬に依存してしまったことも大きいでしょう。
        でも、根本的にものの捉え方がちょっとだけ違ってたのですね。
        人は人、自分は自分と思えなかった。
        人の心がわかるはずがないのに、人は自分とはちがってて当たり前なのにね。
        人を気にしすぎです。自分の人生を生きればいいのに。
        結局は自分に自信がなかったということ?

        惜しいな~。

        こういう道化を演じる人っていますね。特に若い人。「私はあなたの敵ではありませんよ」って。でも、それは結局、自分からまわりを敵(こわいもの)と見てしまっているということでしょうね。(虚勢を張る人もいるけど)
        自分で勝手に敵を作っている。で、自分を縛り、自滅する。

        つまり、壁。エゴなんですね。経験不足、知識不足(それと愛情不足?)からくる不安。恐怖。
        人間なんてみんな弱いもの。みんな大したことありません。怖がることもありません。
        助け合えばいいんです。

        ・・・なんて、きっと高校生の時には思わなかっただろうな~。
        (さて、姪はどんな感想を持つのでしょうね)
        >> 続きを読む

        2013/12/24 by

        人間失格」のレビュー

      • 学生時代は本という本を読まずに過したためとても羨ましいです。もう少し活字を読むのに慣れておけばよかったと今にして思います。 >> 続きを読む

        2013/12/24 by ◆空太◆

      • 文章自体は全然難しくなくて読みやすいのですが、人によっては読んでて頭が痛くなるかも知れません・・・ >> 続きを読む

        2013/12/24 by バカボン

      集英社 (1990/10)

      著者: 太宰治

      他のレビューもみる (全4件)

      • 評価: 5.0

        「斜陽」を読み、感銘を受けたので太宰作品の代表作である「人間失格」も読みました
        何度も読みたい一冊だと思いました、私のキャパシティだと一度では消化しきれない気がしています

        まず、「人間失格」は他の小説と違って一文一文が重厚なイメージを受けました
        例えば、私が今まで読んできた小説は全体を通して一つ、二つ印象に残る文章や「これは後世に語り継ぎたいぜ」という言葉が出てくるという感じだったのですが
        「人間失格」はもうそういう文章が多すぎて作品そのものを後世に語り継ぎたいレベルなんです
        まだ私の語彙力と文章力では辿り着けない良さですね、いつか辿り着きたいです

        次に「人間失格」ってタイトルからして暗い印象を受ける人が多いと思うんです
        でも私は思ったより暗い印象は受けませんでした
        そんなことより太宰治の感性が美しく、羨望の気持ちでいっぱいでした
        「もっと早く出会いたかった」と思う反面、高校生以前に出会っていたら「なにこれ、難しいつまんない」となってしまったかもしれないと思う部分もあるのでちょうど今が読み時だったのかもしれません
        どちらにしろ人生の中でこの小説に出会って、読み終われたのでよかったです
        ぜひいつか死んでしまう人生なのですから、読書が好きでしたら一度は読んでみてください

        酒や薬、女の人に溺れすぎてしまった太宰だからこそ書けた珠玉の作品だと思います
        ただ、「人間失格」を太宰作品の初心者の方におすすめするのは私はどうかな〜と思いました
        ちょっとビギナーには難しすぎます、初めて読んだら陸の上の魚みたいに苦しくなっちゃいそうです
        太宰治作品って、私はとても好きですが好みは別れるところだと思っています
        まぁそれはどの小説でも変わらないですかね…
        「有名だから」と言ってどれも面白い、とは限らないということを言いたいんです
        人それぞれ感性は違いますし、違うからこそ小説は面白いのです
        現にこんなに有名で素敵な作品を書かれる太宰治だって「私生活が良くない」みたいな理由ですけど芥川賞を獲ることなく亡くなっています
        「これ私は好き」「え〜それ私は嫌い」みたいな個性があるからこそ小説は成り立っていると思うんです
        だから、私は「人間失格」を面白いと思ったし色んな方に読んでいただきたいと思いましたが「読んでみたけどこの小説クソだな!!!!」みたいな感想があってもそれはそれで良いと思うのです
        なんでも受け入れが大事だと思うんです

        最後にP119に挿入されているルバイヤットの詩句が結構好みだったので一部だけ書いておきます

        「無駄な御祈りなんか止せったら
        涙を誘うものなんか かなぐりすてろ
        まア一杯いこう 好いことばかり思出して
        よけいな心づかいなんか忘れっちまいな」

        世の中に縛られすぎず、自由な感性で生きていきたいですね😊
        >> 続きを読む

        2019/11/24 by

        人間失格」のレビュー

      • 自分も大分昔に人間失格読みました。
        正直自分は作品全体の暗さや重さに耐え切れなくなりました。
        一応読了しましたが、もう一度読みたいか?と問われたら今だったら否と答えてしまいますね。でも、やはり連綿と読み継がれてきた作品だけに仰る通りの重厚さ、いろいろな人に読んでもらいたいという気持ちはあります。

        あと、確かに初心者にはおすすめできないですね(^^;
        まあ、そんなこと言いながら自分は読書するようになって直ぐのタイミングで読みましたが(笑)

        いやぁ、本当に若い人が本を読まれて純粋な素直な想いを綴られているのを見ると心が浄化されますね。自分ももっともっとたくさんいろんな作品読んでいくぞー!!!!!!
        >> 続きを読む

        2019/11/24 by 澄美空

      • 澄美空さん いつもコメントありがとうございます!
        確かに、内容はただ主人公が没落していく様子を描いた作品なので暗いですよね
        私はあまり好みでない作品は途中で諦めてしまうタイプなので、最後まで読まれたと聞いて凄いなぁと感心しています
        この作品、もしかしたら読んだ年齢によってもだいぶ感想が変わってきそうですね
        これからもたくさん読んで感化されていきましょ〜〜😊🌷
        >> 続きを読む

        2019/11/24 by ゆきの


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