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ジャージの二人

3.0 3.0 (レビュー1件)
著者:
カテゴリー: 小説、物語
定価: 450 円
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    「ジャージの二人」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      ひさしぶりに長嶋有を読む。森の中に佇む古い山荘で、互いに妻から離れて避暑地生活を送る親子。酷暑から逃げた代償のような男二人の不便な生活がまったりと過ぎてゆく。

      とつとつと会話を交わしながらも、諸問題は進展も発展、改善もしないまま夏は静かに終わる。

      祖母が残した山荘には古着の山。「またいつか戦争が起きても住むところと着るものさえあれば、あとは畑でも耕せばなんとかなる」という想いで購入したという山荘が、今は息子と孫の一夏の居場所なのだ。

      ジャージ映画といえば『キルビル』『死亡遊戯』を思い出すが、人とまったく戦わず、不便をじっと受け入れるしか術がないジャージ親子の姿に、言葉にした途端に画一化される便利社会からちょっと距離を置いてみたくなる。 >> 続きを読む

      2018/03/18 by

      ジャージの二人」のレビュー


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