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義珍の拳

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者:
カテゴリー: 小説、物語
定価: 720 円

時は明治。琉球の下級士族の家に生まれた富名腰義珍は、生来の病弱を克服するために門外不出の秘伝であった唐手を学びはじめる。ひたすら同じ型を練り続ける日々の中で義珍の心身は強靱になり、修行にのめり込んでいく。そして時は移り、教育者となった義珍は、唐手を青少年の育成に役立て、古伝の精神を本土に普及させることを決意する。琉球秘伝の「唐手」を極め、本土に「空手」を伝えた男の生涯。

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    「義珍の拳」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

       沖縄の秘伝であった手(ティー ⇒ カラテ)を本土に紹介し、現代の空手を普及させた第一人者 船越義珍氏を主人公にした小説です。どこまで史実に忠実なのか分かりませんが、空手をやる一個人として大変興味深く読みました。

       空手創成期における著名な空手家、糸洲安恒氏、本部朝基氏、大塚博紀氏などが登場してきて面白かったです。
       後半は、本土普及を目指して名称を日本風の空手に変更し、青少年の体育への貢献を期して指導されたティーが自分の意思に反してどんどんスポーツ化、競技化していくことに対する苦悩が主題になっているようです。
       一般に普及させようとすればどうしてもそういう流れになっていってしまったのでしょうが、現代のスポーツ空手・競技空手と古来の武道としての空手との目指すところのギャップというか、相容れないジレンマみたいなものが初期の頃からあったことが分かり、個人的に非常に興味深かったです。

       純粋に物語としても面白かったのですが、空手の歴史に興味がある方ならより以上に面白く読めるでしょう。
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      2015/02/02 by

      義珍の拳」のレビュー


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