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つるかめ助産院

3.0 3.0 (レビュー5件)
著者:
カテゴリー: 小説、物語
定価: 550 円

夫が姿を消して傷心のまりあは、一人訪れた南の島で助産院長の鶴田亀子と出会い、予想外の妊娠を告げられる。家族の愛を知らずに育った彼女は新しい命を身ごもったことに戸惑うが、助産院で働くベトナム人のパクチー嬢や産婆のエミリー、旅人のサミーや妊婦の艶子さんなど、島の個性豊かな仲間と美しい海に囲まれ、少しずつ孤独だった過去と向き合うようになり―。命の誕生と再生の物語。

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    「つるかめ助産院」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      出産は、未知なるドラマ、奇蹟。
      現代の世間一般の人たちは、妊娠すれば、子どもは生まれてくるもの、と思っているけれど、実は、誰にでも様々なことが起こる可能性がある。

      捨て子で里親の元で育って、結婚した男性はある日突然、忽然と姿を消し‥‥という小野寺まりあが訪れたこの島の助産院の先生から妊娠していると告げられ、この助産院で産むことに決める。

      助産院の、心に傷を持ちながらも生きる仲間たち。
      仲間たちとの生活、出産までのお手伝いなどで少しずつ自分の居場所を見つけ、過去の自分も受け入れられるようになったまりあ。

      この南の島での気候、おおらかさが色んなものを温かく包み込み、その中にあるこだわりの助産院が素敵でした。
      >> 続きを読む

      2018/03/11 by

      つるかめ助産院」のレビュー

    • 自分が出産をするまで、出産がこれほどまでに大変なことだと知りませんでした。出産して初めて、出産って当たり前のことではないんだなぁと心から感じました。助産院の話なんて、、読んだら泣いてしまいそうです。。 >> 続きを読む

      2018/03/11 by chao

    • chaoさん>
      そうですよね、いま、この世にいる人たちは、皆、その奇蹟によって存在しているのですよね♪ >> 続きを読む

      2018/03/17 by taiaka45

    • 評価: 4.0

      夫の失踪
      妊娠
      出産
      生命


      助産師


      新しい生命を授かったことに対しての
      不安や将来のこと、産む、産まない等の悩みを繰り返し、
      なにより人の出会いや会話からうまれる新しい考え方や発見は
      やはり大切な宝物だと思う。
      出産する、子を宿しているというのがどれだけ大変か、そして
      辛いのかこの本を通して疑似体験を少しできたような気がするくらい
      物語に入り込みました。

      ただ、最後に突然行方知らずだった旦那さんがベストタイミングで
      帰ってくるのがファンタジーでしたし、なぜ失踪したのかまで知りたかったです。
      >> 続きを読む

      2015/12/28 by

      つるかめ助産院」のレビュー

    • 評価: 2.0

      夫の失踪により一人残された世間知らずの女性まりあ。傷心の旅で思い出の島を訪れた彼女の前現れた太陽のように朗らかな助産院長の鶴田亀子。その出会いからはじまる島の生活。少しずつ心を癒やす物語。妊娠を通しての女性の成長、家族の大切さの再認識。

      引き込まれる文章も巧いし、感動的なストーリー。食堂かたつむり同様に美味しそうな料理の数々。良い話。

      ・・・でも何故か釈然としない。

      子を授かるということは世間にあふれているけど、一つ一つが計り知れないほど感動的なドラマ。それを実力ある女性作家が真っ直ぐに物語にしたら、そりゃ感動して当然。
      でもそれは妊娠・出産自体が特別であってフィクションの小説としての面白さとは違う気がするのです。

      夫が失踪した理由も結局曖昧なままだし、亀子が島で助産院を始めたきっかけが宝くじってのも納得が行かない。***食堂といい、理想的なスローライフの先立つものが宝くじっていうのは興ざめする。
      >> 続きを読む

      2014/11/08 by

      つるかめ助産院」のレビュー

    • > 鶴田亀子

      おめでたい字で構成されていますし、実際にそういう方もいらっしゃるのかも知れませんが、小説の世界では、あまりにも印象の強い名前は、入り込めない要因になってしまうように感じます。 >> 続きを読む

      2014/11/08 by ice

    • 評価: 4.0

      読むのは2回目になる。小川糸、大好き。

      「食堂かたつむり」で知ってはいたけれど、
      食べる情景の描き方がいつもいつもものすごくいきいきしている。
      読んでいるこちらまで、匂いを感じ、咀嚼し、味わっているような錯覚をおこす。
      そしてその「食べる」「より自然に近いものを感謝して食べる」ということが、人間の心と身体をどれほど健康にするかということも、
      主人公の再生を通じて思い出させられた。

      実の親に捨てられて施設と養父母のもとで育ったという幸薄い主人公だが、
      さらに、一緒に暮らしていた夫が突然消え、音信不通になってしまう。
      思い出を追ってたどり着いた南の島で、鶴田亀子という助産師と出会う。主人公は妊娠しており、つるかめ助産院で産むことを決意する。

      生い立ちと状況の不幸さによって鎧をまとったような主人公の心が、
      動物として最も根源的な「出産」という出来事に立ち会うことで、
      やわらかくなっていくのがわかる。
      人が人を産むことも、
      人が育っていくことも、
      生きていくことも、
      死んでいくことも、
      等しく個別的なことで、
      それぞれに事情があり、
      周りと比べても仕方がないことが、すとんと理解できる。

      人間関係だの世間体だのお金だのからなかなか自由になれない中、
      生きることの本質とはなにか、に思考を立ち返らせてくれる、
      オアシスのような本だ。

      それにしても出産経験のない作者が書いた本とは思えない。
      真摯でリアルで、文体は落ち着いているのに内容が迫ってくる。

      ただ、夫の小野寺くんはなぜ主人公のもとから消え、
      出産のタイミングでなぜいきなり戻ってきたのか、
      そこだけがつながらない。
      >> 続きを読む

      2014/06/22 by

      つるかめ助産院」のレビュー

    • > ただ、夫の小野寺くんはなぜ主人公のもとから消え、
      出産のタイミングでなぜいきなり戻ってきたのか、

      現実世界のことなら、とくに理由が無くても受け入れられそうですが、フィクションの世界だと理由を求めてしまう気持ちはわかります。
      >> 続きを読む

      2014/06/22 by ice

    • 評価: 2.0

      突然いなくなった夫にショックを受け、
      ふらふらと見知らぬ島にたどり着いた主人公のマリア。

      島の助産院の院長先生、鶴田亀子と出会う。
      島の人達と触れ合ううちに、孤独だったマリアの心は癒されていく。

      結局、小野田君はどうしていなくなったのか?
      どうして突然戻ってきたのか?

      よくわからないまま本を閉じた記憶があるが、
      アマゾンのレビューを見ていてもほんとうに不明っぽい。

      あと、ハイビスカスの天ぷら食べてみたい。
      >> 続きを読む

      2014/05/12 by

      つるかめ助産院」のレビュー

    • 〉makotoさん
      作中では食べてました。
      食べたことないので分かりませんが(笑)

      2014/05/13 by おりおん

    • 〉iceさん
      確かに面白い名前ですよね!

      2014/05/13 by おりおん


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