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ヘルプ

心がつなぐストーリー
5.0 5.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 720 円

1962年、大学を終えて故郷に戻ったスキーターは、改めて南部の差別的風土に衝撃を受ける。同級生はほとんど主婦になったが、家事・育児を酷い待遇で雇ったヘルプ=黒人メイドに任せきり。作家志望のスキーターの頭に探していたテーマが閃いた。ヘルプを取材し差別問題を浮彫りにするのだ。しかし、白人と個人的に話すのさえ命がけだった時代ヘルプ達は頑なで...。全米1130万部のミリオンセラー。

いいね! Tukiwami

    「ヘルプ」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0


      全米1130万部のミリオンセラーで映画化もされた、キャスリン・ストケットの「ヘルプ 心がつなぐストーリー」(上・下巻)を読み終えました。

      ミリオンセラー小説ということで、半信半疑、手探りしながら読み進めましたが、この本はミリオンセラーということとは関係なしに、優れたなかなか考えさせられる作品でした。

      この本は、書く人と書かれる人の物語なんですね。
      そして、題名にあるヘルプとは、米国南部の白人家庭で働く黒人女性のことなんですね。

      1960年代のミシシッピー州の田舎町で、「スキーター(蚊)」というあだなの白人女性が、出版界で仕事を得るため、ヘルプたちのインタビューを思い立つ。

      公共の場で白人用のトイレを使ったというだけで、黒人がリンチに遭うような時代なだけに、協力者探しは難渋するが、ある事件をきっかけに五十代のエイビリーンが取材を承諾する。

      聡明で子供好きのエイビリーン、率直でひとこと多いミニー。
      ヘルプたちの行動力やしたたかさと比べ、若いスキーターは、行き当たりばったりで、取材ノートの入った鞄を白人の会合場所に忘れるなど、とんでもないミスも多いんですね。

      著者がスキーターの立場に自分を重ねているからだろうが、助ける者と助けられる者の関係が固定化されないので、物語が説教くさくならないので、とてもいいんですね。

      主人から受けた手ひどい仕打ちを語るヘルプもいれば、別のヘルプは、息子が事故にあった時、救いの手が差し伸べられたことを話すんですね。

      「風と共に去りぬ」の偏狭な人種意識が、猛烈な批判を浴びる昨今、白人と黒人との間を流れるさまざまな感情を書くのは、非常に難しかったと思うが、"何かを変えたいと願う人"が、一歩踏み出すことの勇気を描いて、この作品は成功していると思いますね。

      >> 続きを読む

      2019/01/11 by

      ヘルプ」のレビュー

    • 月岩水 さん

      スキーターは、レビューにも書いていますが、白人女性ですよ。

      とにかく、この本は様々なことを考えさせてくれますので、お薦めですよ。

      >> 続きを読む

      2019/01/12 by dreamer

    • レビューに記載があったんですね。確認不足で手間を取らせてしまい申し訳ないです(((*¯ㅿ¯*;) >> 続きを読む

      2019/01/12 by 月岩水


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