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ソウルメイト = soul mate

3.0 3.0 (レビュー1件)
著者:
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,680 円
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    「ソウルメイト = soul mate」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      言葉は交わせない。
      ずっと一緒にもいられない。
      そんなのわかってる。
      だからこそ、一瞬が愛おしい。
      余命がわずかだと知らされた「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」。
      被災地・福島に母の遺した犬を捜しに行く「柴」ほか「チワワ」「ボルゾイ」「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」「ジャーマン・シェパード・ドッグ」「ジャック・ラッセル・テリア」たちが登場する、情感に満ちた全7編。

      集英社の小説誌「小説すばる」2011年8月号から2012年10月号にかけて連載していものを纏めたもの。
      いつものハードボイルドタッチ、ノワールカラーは鳴りを潜め、馳さんらしからぬ、それぞれ犬種をタイトルにした、ハートフルな短編集です。

      こどもの頃、外犬を飼っていました。
      母親が動物嫌いだったので、頼みこんで、ようやく許してもらった雑種犬。
      とうに、彼は亡くなってしまったのですが、寒い冬、暑い夏、外でじっと我慢している彼を見ていたとき、「いつかは同じ目線で横になれるように犬が飼いたいな(座敷犬)」というのが、いつか僕の夢になっていました。
      今、僕の家族は、家内と、13歳になるイングリッシュ・コッカー・スパニエル(♂)、12歳のチワワ(♀)、それから昨年の今頃から新しく家族に迎えた推定2~3歳の保護犬のチワワ(♂)です。
      そう思ってみれば、いつの間にかこどもの頃の夢を叶えていました。
      家内と夫婦になって、犬を飼い始めて、これまで2匹のチワワを送ってきました。
      犬を飼っていらっしゃる方には、よく理解していただけると思うのですが、彼らは、一緒に暮らし始めると、かけがえのない家族になります。
      擬人化するのをよくないとも聞きますが、どうしたって話しかけてしまうし、彼らもどうやらこちらの言葉を理解してくれているよう。
      そんな犬たちは、人間の僕らよりも、駆け足で一生を暮らします。
      赤ん坊だった彼らが、老いて、日に日に弱っていく姿を見るのはとても辛いことでした。
      今も、そうです。
      あんなに元気だったイングリッシュ・コッカーも、だいぶおじいちゃん。
      公園でも、ヨタヨタと僕のあとをついてくるのがやっとです。
      いつまでも一緒に暮らしたいね、と、甘えてくるのを撫でてあげると、近いうち必ずやってくるお別れに胸が苦しくなります。
      チワワのおばあちゃんもそう。
      誰よりもパパとママの気持ちをわかってくれる、お利口さん。
      彼女がいないわが家なんて、考えられません。
      それでも、僕らより、彼女は早く逝ってしまうでしょう。
      今でも、先に亡くなったチワワくんたちを思い出すたび、彼らが待っていてくれるなら、死ぬのも悪くないな、なんて勇気をもらいます。
      犬は、人間を一生懸命、愛してくれます。
      僕らも、それにこたえて愛情を与え続けなければいけない。
      話しかけてあげれば、からだいっぱいに喜びを表現してくれる彼らに、僕ら夫婦は幾度となく助けられましたし、今も救われています。

      ほんとうに、真摯に犬と向き合うこと。
      そんなことを考えさせられる7つの短編です。

      「犬が笑う」というのは、犬を飼ってみて初めて理解ること。
      散歩の最中、僕の顔色を窺って見上げてくる彼らの顔は、いつもニコニコ。
      「散歩は楽しいね」
      人間相手にはとても湧くことがない優しい感情を抱かせてくれます。
      犬たちに感謝を込めて。
      >> 続きを読む

      2015/10/08 by

      ソウルメイト = soul mate」のレビュー

    • そうなんですね(笑)そうですよね!呑むんですよね(笑)確かに。自分もいけないと思いつつその可愛さにニヤニヤしてしまいました。
      そうですね。確かに。喪失感は人間だろうが犬だろうが生きとし生けるものなのですから同じ、平等ですよね。
      そういうことがあったんですね。確かに、そのご夫婦の気持ちも課長代理さんの気持ちも理解ります。

      へ?あ、そうですか!有難う御座います!い、いやあ、余り褒められたことがないので絶賛戸惑っております(←実はちょー嬉しい)。
      そ、そうですか・・・あざーっす!!!ちょっとマジでテンションがダダ上がりです!!ふわ~・・・ちょー嬉しい・・・(*´ェ`*)
      いえいえ。課長代理さんから言って頂けた事に意味が有ると思いますし、認められた感が物凄く感じます。ほんとに有難う御座います!

      これからも一層努力して精進していきます!!!
      >> 続きを読む

      2015/10/08 by 澄美空

    • イヌって人間の勝手で、もう野性に帰れなくなってますから、飼い主に頼って生きていかなくてはいけないところが哀しいですね。
      不幸な運命に手を差し伸べてあげるのはそういった人間のエゴを、返してあげることのように思います。
      課長代理さんに可愛がられている二匹のわんちゃんは、幸せですね。

      でも、同じ、スパニエルだったなんて驚きました。最近ペットショップでも子犬を余り見かけません。前にはたまにいましたが、見かけると子供の時の顔は同じようで、抱いて帰りたくなります。
      >> 続きを読む

      2015/10/09 by 空耳よ


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