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if: サヨナラが言えない理由

3.7 3.7 (レビュー2件)
著者: 垣谷 美雨
定価: 1,620 円
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    「if: サヨナラが言えない理由」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      人生の「後悔」を生き直してみたら…

      33歳の医師・早坂ルミ子は末期の癌患者を診ているが、空気が読めず無愛想な性格から「患者の気持ちがわからない女医」というレッテルに悩んでいる。
      そんなある日、ルミ子は偶然、不思議な聴診器を拾う。
      その聴診器を胸に当てると、患者の”心の声”が聞こえてくるのだ。死を目前にした患者達は、さまざまな後悔を抱えていた。
      ルミ子は、患者とともに彼らの”もうひとつの人生”を生き直すことになる。
      この世の中の誰もが、「長生き」することを前提に生きている。
      もしも、この歳で死ぬことを知っていたら…。

      ●dream――千木良小都子(33歳)
      母は大女優の南條千鳥。
      母に反対された「芸能界デビュー」の夢を諦めきれなくて…

      ●family――日向慶一(37歳)
      IT企業のサラリーマン。
      残業ばかりせずに、もっと家族と過ごせばよかった…

      ●marriage――雪村千登勢(76歳)
      娘の幸せを奪ったのは私だ。
      若い頃、結婚に大反対したから46歳になった今も独り身で…

      ●friend――八重樫光司(45歳)
      中3の時の、爽子をめぐるあの”事件”。
      僕が純生に代わって罪をかぶるべきだった。


      人間が、自分の死期を告げられたときに、どんな行動をとるのか、どんなことを思うのか。
      現代日本人の驚異的な癌罹患率を考えると、他人ごとには思えない登場人物たちの境遇に、どんどん感情移入していきます。
      永久の別離を前にして安らかに逝くために、後悔の分岐点になった「あの時」に戻りたい。
      「あの時」もうひとつの選択肢を選び取っていれば、全然ちがう人生が待っていたのではないか。
      誰しもが直面する課題を、親しみやすい物語に仕立てあげる力量はさすがの一言です。
      もう少し評価されてもいい作家さんのひとりと思います。
      >> 続きを読む

      2016/07/15 by

      if: サヨナラが言えない理由」のレビュー

    • >マママさん
      コメント、ありがとうございます。
      この作品では、後悔のもとになった出来事まで人生を遡った登場人物たちが、別の人生を生きなおし、やっぱり自分の選んだ人生で間違っていなかったんだと確認したり、えっと驚く真実に気付かされたりするんです。
      ご都合主義なSFですが、エンタメ小説としてはまぁ有りな設定なのかな、と。
      人生は恥と後悔の連続ですね。
      それしかないといえるかも。
      大過なく天寿を全うしたいものです。
      >> 続きを読む

      2016/07/17 by 課長代理

    • >rock-manさん
      コメント、ありがとうございます。
      僕は死んでも過去になんかもどりたくないですね。
      ようやくここまできたんです。
      人生折り返しまできて、あのときこうすりゃもっと良い人生になったかも…なんて貧弱な理由で、おんなじだけの人間としての時間を過ごすなんてぜぇ~ったい嫌!
      >> 続きを読む

      2016/07/17 by 課長代理

    • 評価: 3.0

      不思議な聴診器を入手した主人公が、末期患者の人生のやり直しの手伝いをしていく。もちろん夢ではあるが...

      自分もそんな医者に巡り会えたら幸せかもと思った。

      2015/01/22 by

      if: サヨナラが言えない理由」のレビュー

    • 美人さんのセンセですよねー♡

      2015/01/23 by makoto


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