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サラバ! 下

4.1 4.1 (レビュー10件)
著者: 西 加奈子
定価: 1,728 円
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    「サラバ! 下」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      積読本の一冊。上下巻の下、これも一気に一日で読み終える。

      ここまで極端ではなくても、家族にとって大なり小なり覚えののある
      家族の確執、、各々の信じるものを探し出す旅、それが人生と。

      周りの人と、単純にかつ複雑に絡みあっている“思いの糸”。
      それをわからなくても、かすかに気づいていても、日々暮らしているの人生。

      でも、姉の言葉に「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけない」・・・と。
      「信じるものこそ、救われる」・・・・・。

      残りの人生・・・他人を意識せず、我がままに生きてみる。
      そんな気にさせる、本でございます。
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      2020/07/04 by

      サラバ! 下」のレビュー

    • 評価: 4.0

      著者の語り口は、リズミカルで、テンポがあっていつもぐいぐい引き込まれてしまう(きっと物事の確信を察知し、他者の心に最も響く天性の伝達処理システムが体内に装備されている作家さんなんだろうなぁ)。

      クライマックスはプロレスの決め技、大技みたいなエモーショナルな展開が隠されているのも魅力だぜ。

      順風満帆、リア充な人生ばかりではない現実をどう受け止めていき抜くか? 他者と同じ安心感より、他者と違う挫折感の先にまっている多幸感こそ人生の宿題なのかも。

      初期作品『さくら』にも通じる家族史大河ドラマの集大成とも思える西ワールド決定版!

      主人公、歩の自叙伝仕立てで語られる物語は、単なる成長記ではなく、著者自身の小説の核となっているキーワードが散りばめられた生きるための教典のような作品だった。

      すべての人々の人生が一時停止してしまった2020年。僕自身も「自分が信じるものを、誰かに決めさせてこなかったか?」と顧みながら、「サラバ!」という言葉の余韻にひたるステイホームの夏。
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      2020/05/30 by

      サラバ! 下」のレビュー

    • 評価: 4.0

      歩の友情に亀裂が入るとこから始まる下巻。

      成長して東京の大学に入りアルバイトのライターをして、就職しない毎日を過ごしていた。
      そこへ姉が戻ってきてアーティストに走るという奇行。

      更には母が再婚し、父は出家という驚き。
      歩は容姿の変化と共に、情緒不安定へとなっていく。

      波乱万丈という日々でしかないが、その心の変化を支えていくのは友人。

      イラクやエジプトをはじめとした生活描写が興味深い形で描かれており、それらを繋いでいくとしてサラバの言葉に込められた想い。
      歩は前を向いて歩いていかなければならない。
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      2019/05/11 by

      サラバ! 下」のレビュー

    • 評価: 4.0

      「わたしはわたし」そう声に出すと、少し意外なくらい気が楽になる。10代の頃そう気付いて以来、これまで何度口にしたかな。裏を返せば、いつの間にか人との距離感をはかったり、比べたりしてきたからだろうと思う。
      「サラバ!」には自分の、自分自身の人生を生きるとは?ということが丁寧に時を積み上げて描かれている。主人公の歩、姉貴子、そして両親の人生を時には笑い、呆れ、ハラハラしながら読み進めるうち、しだいに自分は何を選択し、どう生きるのかを問われるような思いになる。
      物語の重要なテーマである貴子のある言葉は、とてもシンプルだけど力強い。またひとつ、時折自分に問いかける言葉に出会った気持ち。貴子を通して、人がどうあろうと、自分自身から目を離さず、真剣に迷い、惑うことは尊いなぁと思った。
      彼ら家族だけでなく、すべての登場人物の実存感がすばらしい。途中、歩が親友とエジプトの町ですごすシーンは本当に素晴らしくて、ワクワクして泣けてきて、歩になりたい!と思った。
      >> 続きを読む

      2017/06/26 by

      サラバ! 下」のレビュー

    • 評価: 5.0

      自分の今まで読んだ本のなかで間違いなく上位にくる作品。
      上巻を読んだ後はまだこの作品がどういう正確のものか別れなかった。上巻長い序章だったと思う。下巻に入り物語が大きく動き出したと思う。
      特に何もしなくても上手くいっていた主人公が突然挫折を味わう。全てが上手くいかなくなってしまった。
      物語を通じて主人公にとって良くも悪くも姉は大きな存在だった。
      後半彼女がきっかけとなり主人公は自分が信じるものが何かを考えるようになる。
      読んでいて自分の信じる物が何かについて考えさせてくれた。今のところは答えが出ていないが少しずつ見つけて行きたいと思う。
      今回は図書館で借りて読んでいたが今度はこれを購入してじっくり読んで行きたいと思う。
      >> 続きを読む

      2015/12/14 by

      サラバ! 下」のレビュー

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