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夜行

3.7 3.7 (レビュー13件)
著者: 森見 登美彦
定価: 1,512 円
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    「夜行」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      今まで読んだ森見さんの小説とガラリと変わって不穏な雰囲気が漂う。
      夜行列車の旅の思い出話をそれぞれの人が語る。そのひとつひとつが奇妙で怖い。夜は心の闇にも重なってる。

      いきなり消え去った長谷川さんは実在してたんだろうか。それとも実在してなかったんだろうか。夜の世界と明るくなる朝が対照的に書かれていてまるで異次元の世界のようだ。

      版画家の岸田さんは亡くなった時に長谷川さんの世界に行ったのね。
      そこでは幸せそうな暮らしをしてるからホッとした。
      第一夜の「尾道」がいちばん不気味だった。

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      2019/07/23 by

      夜行」のレビュー

    • 評価: 5.0

      再読。

      再読…したけどやっぱりよく分からん!
      解釈しようと様々な視点で考えてみたけどもいまいちしっくりこない。

      しっくりこないのに、こんなにも面白い。

      もう考えるのは止めて、この世界にどっぷり浸かってしまった方が楽しめるのかもしれない。

      …浸かってしまったら、夜行から戻ってこれなくなる可能性もあるのだけど…

      著者はこう言っている。

      「夜行とは、夜行列車の夜行であるかもしれず、百鬼夜行の夜行であるかもしれぬ」

      この本の何がこんなにも自分に影響を与えるのかはよく分からないけど、きっとまた読んでしまうのかもしれない。

      夜行列車で旅をしたくなるのか、百鬼夜行の鬼に取り憑かれてしまっているのか…
      >> 続きを読む

      2019/05/28 by

      夜行」のレビュー

    • 評価: 5.0

      読み終わっても心が戻ってこないくらい引き込まれました。借りて読みましたが、読み終わってすぐつぶやいた一言が森見さんやっぱりすごい、すぐに買わなきゃ。買ってもう一度読まないと、でした。

      読後自分がいるのが果たして夜行なのか曙光なのか、自分がいる世界は夢か現実かわからないという不思議な気持ちを抱きます。



      全国各地を舞台にした一人一人の語りは100物語をしているような不思議な話ばかりです。しかし、不思議だけで終わらないからこそこの作品はありふれたファンタジーから一歩抜けているのかなと思います。そのどれもが10年間の中で現実の彼らの中にあるなんらかのままならないものの中で大切な人との間に起こる、「喪失」を巡る物語だからこそ不思議だったねでは終われない。不思議だからって許せない、大切な人だから不思議に消えたでは認めない。そんな感情がそれぞれの話で怪異に巻き込まれた主人公たちを奪還と日常への回帰へ突き動かす、そんな現実に繋がる勇気をもらった作品でもあります。

      最後の終わり方はそこか寂しく、ああなるほどなと思いましたが、ままならないなにかを抱えた時、人はもう一つの世界に呼ばれてしまうのかもしれない。強烈に願った時一つだった世界は分かれてしまうのかもしれない。逆に言えば今とても辛い状況でも見方によっては全く逆にもうつるかもしれない。それはたとえ世界が二つに分かれなくても今少し見方を変えたり、距離を離してみる事で、気が付くことができるのかもしれないと思います。

      岸田先生もそれに早く気がつけば二つは分かれなかったかも。誰かにとっての今が夜行にみえたとしても、それを眺める他の人からは曙光にみえているかもしれない。今すごく苦しい苦しい気持ちを抱えている中でこの作品に出会えて幸せでした。
      >> 続きを読む

      2018/08/07 by

      夜行」のレビュー

    • 評価: 4.0

      ぐいぐい引き込まれる内容でした。
      ダークでホラーじみた感じが良い♪
      夜と昼、陰と陽の世界。
      パラレルワールドであちらが起てばこちらが起たずといった表裏一体、オセロゲームのような世界…

      映画化なら、黒沢清監督で是非♪
      >> 続きを読む

      2018/07/20 by

      夜行」のレビュー

    • 評価: 3.0

      不思議な世界観で異次元に迷い込んでしまったような感覚になりました。銅版画作家の岸田道生の連作「夜行」を巡る物語。鞍馬の火祭を機に久しぶりに再会した仲間たちが語るエピソードは、どこか謎めいていて背中がゾワッとするようなものでした。闇と光、夜行と曙光、表裏一体の世界の中で、読み終えてなお自分がどちらの世界に今いるのだろうかと考えてしまいました。

      2018/03/31 by

      夜行」のレビュー

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