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アー・ユー・フリー?: 自分を自由にする100の話

3.0 3.0 (レビュー1件)
著者: 加島 祥造
定価: 1,728 円
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    「アー・ユー・フリー?: 自分を自由にする100の話」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      老子の現代語翻訳をしたことで有名な、翻訳家で詩人の加島祥造さん。
      『アー・ユー・フリー? 自分を自由にする100の話』は
      20数年間に渡り、講演会などの中からココロに沁みる話しだけを厳選してまとめた一冊。

      長野県伊那谷というところに一人暮らしをしている90歳をとっくに過ぎた加島爺さんのことはドキュメンタリー番組を見るまで全く知らなかったけど、なかなか興味深い人物。
      一人暮らしと書いたけれど、実は全くの一人っきり暮らしではない。
      若いお手伝いさん兼、秘書の女性がいつも数人身の周りで世話を焼いてくれている。ひとりだけれどひとりではない、うらやましい田舎暮らしを送る老人だ。

      『ひとりだ。でも淋しくはない。
      孤独感をもったLonelyと、一人でも生きていけるA Lone は違う。』とか
      『求めない、すると比べなくなる』とか
      詩を書いたり、墨絵を書いたり、色々なカタチで世の中に言葉を発進しているんだけれど
      その言葉の基本は老子の思想に基づいている。
      この本の中でも、「人の先頭に立たない」「争わない」などなど、
      道を示す孔子の考え方と比較したりして、わかりやすく老子の考え方を伝えている。

      人は100歳に近づくほど仕草なんかはかわいらしくなっていき、言葉には深みが出てくる。
      加島爺さんも笑顔いっぱいに仙人のような言葉を紡ぎ
      若い女性から年配女性まで幅広く支持される、かわいい学者風のお爺さんだけど
      素晴らしい人格者かというと、そうとも言えない。
      元々大学で英文学を教えていた人だけど、家族を捨てちゃった自分勝手な人でもある。
      こういう感じが、なんなく瀬戸内寂聴尼と似ているような。
      寂聴婆ちゃんも不倫して子供捨てて、仏門は入って、小説家になり人生の指南役に。
      苦い経験もたくさん積んだ人の方が、求められた言葉をたくさん持っているのかも。
      それとも、長生きしていると意味のない言葉でも周りには意味あるように聞こえるのか(笑)
      それは受け取る側の問題だね。
      そのうち、老子の新訳でも読んでみようかなぁと思うキッカケになるような一冊でした。
      >> 続きを読む

      2014/08/15 by

      アー・ユー・フリー?: 自分を自由にする100の話」のレビュー

    • 素晴らしい人格者は人に響く言葉を語れないのかも知れないと思いました。

      少なくとも親近感湧きませんしね(笑) >> 続きを読む

      2014/08/16 by ice


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