こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

海が見える家 それから (小学館文庫)

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: みずき, はらだ
定価: 715 円
いいね!

    「海が見える家 それから (小学館文庫)」 の読書レビュー (人気順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      入社して1ヶ月で仕事を辞めた文哉が、父の死によって辿り着いた千葉県南房総の丘の上にある、海が見える家。
      そこでの生活から1年が経とうとしていたとき、元彼女からメールが届きます。
      『会社を辞めたあなたは、田舎に逃げたに過ぎません。楽な道を選んだだけです。』
      持続可能な自給自足、自分なりの生き方、働き方を模索する日々が描かれています。

      1作目は少し時間をかけて読みましたが、この続編はあっという間に読み終えました。続編の方が、もっと、ずっと良い話でした。この生活を選んだものの、どのようにして生活の基盤を作っていくのか、行き当たりばったりでは近いうちに破たんが見えてくるのではないか、と思っていました。元彼女の美晴の言う、組織に属することが全てではないけれど、不安に感じる部分は多々ありました。
      しかし「それから」を読み終わったとき、その不安は杞憂だったことがわかります。
      海が見える家で周りの人たちと過ごす日々は、彼を逞しく成長させてくれました。ああ、何も心配することはないんだなと、納得の完結です。今後は美晴との関係も、もっと良いものを築いていけると思います。

      姉との関係も、意外な形で決着を見ることとなりました。
      1作目から、父の預金の大半を使い込んだ姉に怒りを覚えていましたから。(あえて感想では書きませんでしたが…)
      さらに、生活費を持って都会に逃げたことが許せなくて。家族からの解放という決着は、この作品にとても合っていると思いました。
      >> 続きを読む

      2021/07/21 by

      海が見える家 それから (小学館文庫)」のレビュー


    最近この本を本棚に追加した会員

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    海が見える家 それから (小学館文庫) | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本