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テレビじゃ言えない (小学館新書)

3.5 3.5 (レビュー2件)
著者: ビートたけし
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    「テレビじゃ言えない (小学館新書)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      昨年たまたま観たテレビ東京の朝の番組に太田光とたけしが生出演。とても印象的でした。
      ところがその翌日になんとたけしは生番組をデフォした!!!のです。
      そのニュースがネットニュースを駆け巡っていて、すっごく面白いと思いました。
      予定調和なテレビ番組の真逆のできごとです。
      ああ。大昔のテレビってほぼ全部生で、ハプニングの連続だったらしいですよね。
      ドリフターズの「8時だヨ!全員集合!」だって舞台生中継していましたっけ。
      今から考えるとすごい企画力ですよね。

      それもあって、たけしの話をもうちょっと聞いてみたくなって読んだのがこの本

      表紙に「毒全開でぶった切る」とありますが、私の印象は「たけしってずいぶんまとも」でした。
      「毒舌」というのはそもそも他人に対して辛辣な言葉・悪口や厳しい皮肉のこと。
      これと「歯に衣着せず」や「口が悪い」とは微妙に異なりますよね。
      たけしのそれは、特定な個人への悪口というよりも、事件への批判だったり、
      個人を特定しない芸人や老人や大衆への皮肉です。
      乱暴な言葉を使っていますが、そこを除けば、意外にもっともだと共感できる意見が多いのです。

      テレビの時代が終わって、ネットで十分。なんてことは全くない。
      ネット情報で満足するヤツは「深い世界」に辿りつけない
      18歳選挙権なら「少年法」はいらねえよ
      賞味期限もエコも消費者ではなく経済のためにある
      などなど。

      例えば、老人の運転事故の増加のニュースに、運転免許に、年齢制限はあっていいと断言します。
      若者に年齢制限を設けているんだから下があって上がないのは理由に合わない。
      そういわれれば、そんな簡単なことか!と思いませんか?

      若者の方が運動神経はいいはず。
      責任能力=財力 がないから事故時の補償ができないから運転させない訳でしょう?
      だったら、職のない、年金暮らしの老人は、責任能力があるといえるでしょうか?
      つい先日も85歳の老人が高校生を轢き殺しましたね。
      老い先短い人生を牢獄で暮らすのも悲惨ですが、被害者の口惜しさは想像を越えます。
      ある年齢を限って一律免許返納でいいのでは?
      地区的な事情など、各個人の必要に応じ、限定的な免許を再取得してもらうようにすればよいのでは?
      仕事関係の資格(例えば保険外交員)だって再試験が必要だったりします。
      それ以上に、運転免許は生命にかかわる重大な資格ではないですか?!

      ママチャリも電動機付に限定して二人乗りを認めていますし、オートバイだって馬力で免許が異なりますよね。

      笑っちゃうのは、たけしは、年寄にはギア車しか運転させないようにすればいい。というアイディアを披露するのです。
      オートマで慣れてしまって、ギアチェンできずに自分から運転をやめる。だって。

      私は特に彼のファンではなく、あの人を崇めている人をみると危険だなと思っているくらいです。
      イジメ文化の半分くらいは彼に責任があると思っているくらいです。

      でも、たけし本人は確信犯で、めちゃくちゃな部分だけではなく、ちゃんとルールをわかってやっていることも多いのですね。
      要するに頭の悪い視聴者がその区別をわからずに彼の言動のまんまを受け取るから危ない訳ね
      今までちょっと信用していなかったビートたけしを別の見方で観られるようになりました。

      故人について語っている章では、いつもは口にしない、人への暖かな思いがあふれていました。

      私的には「戦メリ」のデヴィッド・ボウイのエピソードがとっても貴重でした。
      イギリス紳士だからロケが押していてもティータイムになると休憩になっちゃうんだ。
      あのおっかない大島監督も彼には何も言えない…というのが、おかしくておかしくて。

      『週刊ポスト』連載「ビートたけしの21世紀毒談」からの抜粋、加筆とのことです。
      思ったよりも薄い本で、それぞれのテーマも食い足りない気はします。

      わかったよ。もう少しあんたを信用するよ。
      もっと彼の本音の意見を聞いてみたくなりました。

      彼の最高傑作ネタは「赤信号みんなで渡れば怖くない」だと今も思っています。
      これはなんとなく真実、なんかじゃありません。
      『みんな気付かぬうちに、うっかり赤信号を渡らされているぞ!』
      という意味なんです。

      今、世界で日本で起きつつある怪しい動きをぼんやり受け入れているとものすご~~く危険です。
      この言葉はいつも心に言い聞かせたほうがいい。実に名言ですよ。
      >> 続きを読む

      2018/02/03 by

      テレビじゃ言えない (小学館新書)」のレビュー

    • 実に面白い内容の本ですね。なぜビートたけしが芸能界から消えないで、第一線にいるか分る気がします。 >> 続きを読む

      2018/02/11 by rock-man

    • rock-manさん
      なぜ彼の周りの人たちがたけしのことを頭がいいと褒めるのかがわかる気がしました。学歴とか物言いやふるまいのことではない、別の部分ですね。
      この本は時事問題を取り上げている割合が高いので、そういう意味では使い捨て。
      もったいないです。
      例えばベッキー問題にはかなり同情的で何度も言及していました。
      (私も彼の意見に同意です)

      戦後直後に生まれ復興期を見て育ち、反ドラッグ、反戦なのはその目で「真実」を見てきたからだとわかります。
      社会や政治や芸能について、もうちょっと突っ込んだ本音を本人の自筆でもう少し長く書いてもらえばきっともっと面白いのに。
      (おそらく編集の手が入り、元はテープ起こしではないかと思います)
      語り口がそのままなので、そういう意味では充分面白いですけれどね。
      >> 続きを読む

      2018/02/13 by 月うさぎ

    • 評価: 3.0

      久しぶりのたけしの新書。
      とても読み易くて、旬なネタ(逆に言うと今しか興味が湧かないかも?)を題材に辛口コメントで切り込む。自身で暴露しているとおり、土曜夜TBSのニュースキャスターでもこのぐらいコメントしたいんだろうな。

      2017/07/11 by

      テレビじゃ言えない (小学館新書)」のレビュー


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