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坊っちゃん

3.8 3.8 (レビュー9件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 300 円

親譲りの無鉄砲―。一本気な江戸っ子「坊っちゃん」が四国・松山の中学校の先生に。くせのある同僚教師と生意気な生徒たちのなか、持ち前の反骨精神で真正直に走り続ける痛快物語。時代を超えて愛されつづける漱石の傑作と、彼の才能が凝縮された短編二作を収録。

※違う版の本の概要を表示しています。
いいね! mariak1994

    「坊っちゃん」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
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    • 評価: 3.0

      題名と冒頭が有名すぎて内容を知らなかった本。
      評価されている、という先入観をできる限り取り除いて読んでみた。

      坊っちゃんの江戸っ子気質や、赤シャツ・生徒たちのなんとも日本人っぽい性格が面白い。話としては、気に入らないやつに報復したかったけど逆に追いやられてしまった。まぁ帰るところはあるから最後に殴っとけ。というような小話。フフっとなる。

      読みやすい本ではあったけど、やはり学がないためか解説みたいなところを読んでも評価されるポイントが分からず。

      2017/08/17 by

      坊っちゃん」のレビュー

    • 評価: 4.0

      今年は、夏目漱石没後百周年らしい。
      ということで久しぶりに夏目漱石を読む。

      漱石はいくつか読んできたのだが、正直言って余り好きではない。
      読んだときが幼くて漱石の魅力がわからなかったからか、文体が苦手なのか今となってはそれもわからない。

      「坊ちゃん」は実は読んだことが無かった。
      この年になって「坊ちゃん」も悪くないかと思い読むのは「坊ちゃん」に決定。

      思っていたよりも短い作品なのだと手に取って感じた。
      長編というよりは中編くらい。200ページ無い。

      だいたいの物語は知っている。
      有名な書き出しも知っている。
      しかし、今回読んで知ったことがいくつかある。
      野だいこのことは野だとなっていること。
      マドンナは殆ど出てこないこと。
      坊ちゃんの名前が最後までわからないこと。
      道後温泉などの明確な地名に関する記載はないこと。
      読んでみると違うのだという至って当たり前なことに気づく。面白い。

      坊ちゃんの口がまた随分悪い。まさに毒舌。
      文章が軽妙で思ったよりも読みやすい。
      「坊ちゃん」を読んでいたら漱石を敬遠しなかったかもしれない。漱石ごめんなさい。

      悪い、を悪るいと表記していたり、漢字の送り仮名が現代とは違うものもあるのだなと、時代の違いも感じる

      腹の立つ赤シャツたちに最後はやり返すところが大きな見せ場だけれど、そんなにやってやったという程に痛快さは無かった。
      でも、このささやかな仕返しが少年向きだとも言える。
      何かされても、仕返しでやり過ぎない。汚れきった大人にはこの程度かと、物足りなく微笑ましくさえ感じるくらいにとどめておけよという漱石先生の声が聞こえてくるようだ。

      口は悪いがばあやを大切に思うやさしい坊ちゃん。
      最後の文章に胸があたたかくなる。

      坊ちゃんを若き夏目漱石に重ねながら読んだ。
      >> 続きを読む

      2017/01/10 by

      坊っちゃん」のレビュー

    • rock-manさん
      コメントありがとうございます。

      「吾輩は猫である」は中学生の頃に読みました。
      確かそこそこ面白く、最後にありゃりゃと驚いた記憶があります。
      でも年齢を重ねると見えてくるものも変わりますよね。読み返しもいいかもです。
      >> 続きを読む

      2017/01/11 by jhm

    • 月うさぎさん
      コメントありがとうございます。

      子供の頃に嫌いな登場人物を、大人になると見方が変わることってよくありますね。
      成長する上で、白と黒では分けられないことや、そうせざるを得ないといった内面が見えてくるものですよね。
      「吾輩は猫である」も漱石と言ったらの作品ですね。
      >> 続きを読む

      2017/01/11 by jhm

    • 評価: 評価なし

      親の勧めで読んでみたいと思うので図書館にて借りてみたいと思う作品です。

      2016/03/13 by

      坊っちゃん」のレビュー

    • 評価: 5.0

      東京から出て田舎の中学校の教師として働くことになった坊ちゃんが、悪戯してくる悪がきや、私利私欲に走って、陰謀をめぐらす教師たち相手に悪戦苦闘するなか、坊ちゃんの心の中心に清がいて、清だったらこう言うとか、こうするとあれこれ考えて、心の支えにします。
      清が坊ちゃんを心からかわいがっていることや、坊ちゃんが清をいつも気にかける様子が伝わってきて、心がほっこりと温かくなります。「お墓のなかで坊っちゃんの来るのを楽しみに待っておりますと云った。だから清の墓は小日向の養源寺にある。」の文章は、何度読んでも胸にしみます。
      >> 続きを読む

      2015/07/21 by

      坊っちゃん」のレビュー

    • Ulalaさん、フォローして下さりありがとうございます。

       プロフィール画像可愛いですね、うちのカミさんかと思いました……というのは冗談で、

      >だから清の墓は小日向の養源寺にある。」の文章は、何度読んでも胸にしみます。
       うんうん、本当にそうですね。ぼくも『坊っちゃん』は何度でも読めます。この小説の凄いところは、いたずらに長い小説にしなかった点にあるという人もいます。ほら、電車に乗ったらいきなり愛媛松山に着くでしょう。要するに、電車内の描写をカットしています。これは川端の『雪国』もおなじで、このようにシーンをバッサリと省略するのが上手くいっている作品は名作になりやすい、という説もあります。
      >> 続きを読む

      2015/07/21 by 素頓狂

    • 素頓卿さん

      プロフィールの画像、かわいくて、ちょっとのんきな感じがして、楽しそうなクリップアートを選びました!

      素頓卿さんのコメントを読んで、作品の特徴をつかんで、分析するって、すごいなぁ~と関心してしまいました。「雪国」もぜひ読んでみたいと思いました!
      >> 続きを読む

      2015/07/22 by うらら

    • 評価: 4.0

      うらなり、、、などのあだ名が面白い。
      さわやかな作品でした。

      2015/01/14 by

      坊っちゃん」のレビュー

    • 坊ちゃんが短気で生一本なのは余り恵まれない家庭でもキヨさんに甘えて育ったからではないかと思いました(^∇^)

      うらなり、赤シャツ、ヤマアラシ、マドンナ。。思い出しました。
      >> 続きを読む

      2015/01/15 by 空耳よ

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      著者: 夏目漱石

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      • 評価: 4.0

        本屋でたまたま手に取って、そういえばまだ読んだ事が無いなあと思い、読んでみた。これが明治39年に書かれた小説かと思う面白いし、感心する。「吾輩は猫である」で結構痛い目にあっているので、期待はしなかったが、読みやすく良かった。坊ちゃんの裏表が無い性格がスカッとする。こんな時代からも、赤シャツみたいな嫌味な奴はいるのだなあと思った。

        2018/03/25 by

        坊っちゃん」のレビュー

      集英社 (1991/02)

      著者: 夏目漱石

      • 評価: 5.0

         誰か一人作家の作品を禁じられるとして、いちばん困るのはやはり夏目漱石ではあるまいか。かくいう私はそうだ。志賀直哉なんて忘れたし、谷崎や三島とかは外国にくれてしまえ。古事記と源氏と漱石が日本をつくったと威勢を張ってみる。すこし時がたつ。野暮なことを吐かしたと反省し、口を漱ぎに川へ行く。
         先般、ジェイムズ・ヒルトンの『チップス先生さようなら』を読んだ。愉快だった。変わったことも考えた。これを漱石先生が読んだらたいそう喜ぶのではないか?という想像、くだらないが丸めて捨てるには惜しい。多くの点で対照的だけれど『坊っちゃん』と並べてみたくなる。並べても仕方ないから『坊っちゃん』の方も読んでみた。こちらも愉快だった。
         ところで、これは差別小説ではないだろうか。田舎や地元人の悪口しか出てこない。褒められるのは温泉だけだ。愛媛松山はどうしてへそを曲げないのだろう。『坊っちゃん』の舞台であることをいちばんの誇りにしている。小説の仕舞いを読んだのだろうか。あんなに嫌われているのに。主人公の人柄が憎めないのが大きいか。江戸っ子持ち前の気っ風のよさに加え、何度も出てくる清へのあたたかい思い。うらなりへの同情。わるい人ではないのは本当だろう。
         私も田舎がきらいだ。田舎の観光街で買物をすると、懐かしい千円札をお釣りでもらってすこしおどろく。そうして帰り際に、これだから田舎は困るとつぶやいてみたくなる。
        >> 続きを読む

        2015/02/26 by

        坊っちゃん」のレビュー


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