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キッドナップ・ツアー

3.8 3.8 (レビュー5件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 420 円

私を見下ろすお父さんの背後には、車輪のぴかぴか光るいろんなタイプの自転車があった。きっとこの人は、私がいなかったら、なんの罪悪感もなく鍵のかかっていない自転車を拝借しちゃうんだろうな、と私は思った。本当のことを言うと、私はそう思うことがうれしかった。甲斐性ない。だらしない。お金ない。3N(ナイ)父親と、ハルとの、ひと夏のユウカイ旅行。新進文芸作家の描く、あたらしい児童文学。

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    「キッドナップ・ツアー」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      特別ドラマか映画かは分からないが、妻夫木聡さんがお父さん役で映像化されていた。
      たまたまつけたテレビで最後の五分程度を見ただけだったが、すごく印象に残り、本書に行き当たった。

      大きな波はないし、あやふやなまま話が終わってしまうけど、どこか心が暖かくなる。そんな本。

      親子もそうだけど、人と人が分かり合おうとする姿は心が動かされる。

      ちょっと、映像も探してみよう。
      >> 続きを読む

      2018/05/19 by

      キッドナップ・ツアー」のレビュー

    • 評価: 4.0

      角田さんイイ話をありがとう。段取りが悪くてかっこわるいお父さんが最後はきらりと光って見えたなんてハルの気持ちがユウカイ旅行で変化したんだね。最後の重松清の解説も角田小説を評価してるのが伝わってくる。不器用だけどいろんなことにちゃんと向き合ってるお父さんかっこいいし私は好きだ。

      2018/05/16 by

      キッドナップ・ツアー」のレビュー

    • 評価: 3.0

      家を出た父にいきなり呼び止められ、小五女子を父親が誘拐する一夏の親子の旅行記。誘拐といっても、だらしない父親の小芝居に、しっかりものの娘がつきあっているあげているだけである。ある条件(最後までわからない)を母親が飲むまで、二人旅は続く。やがて、父親のだらしなさにうんざりしながらも、理解を示していく過程を成長としてとられている。

      しかし、肝心要の誘拐の条件が明かされないまま終わってしまうので、小説の主題が玉虫色になる。それがこの小説の長所でもあろうが、むしろ欠点のように感じてしまった。

      2016/09/01 by

      キッドナップ・ツアー」のレビュー

    • 最近、NHKのドラマでやってましたね。

      ドラマでモヤモヤしていたので原作読んでみようかなと思っていたんですけど(時間の都合でカットかなと思ってました笑)
      原作でも「条件」は明かされないまま終わったのですね...
      >> 続きを読む

      2016/09/02 by マママ

    • 面白そうな題材に興味をひかれました。ただ、明かされないのは気になっちゃいそうで嫌ですね笑 >> 続きを読む

      2016/09/02 by mhk

    • 評価: 4.0

      清志郎が死んだ時、何かの本で目にした角田さんは
      飾りのない言葉で清志郎を見送っていた。

      それがきっかけで角田さんの事を好きになった。

      離婚して家を出ていったおとうさんが娘を誘拐し、
      父娘2人だけであちこち旅(?)する物語だ。

      『子どもを返して欲しかったら・・・』
      おとうさんは別れたおかあさんに何かを要求する。

      その要求はなかなか明かされない。

      その『何か』は読んでからのお楽しみである。


      他人はもちろん、たとえ親子であってもまず、わかりあう、わかりあおうとする。
      たとえ、わかりあえなくても、わかりあおうとする、その事がもっとも大切な事なんだろう。

      そう感じた。

      知り合いにお父さんが亡くなられた時、追悼本を出された方がいる。
      お父さんが遺した幾つかのエッセィやスケッチをまとめた本である。
      娘である彼女が書いた追悼文のタイトルが『おとうちゃん、わかっているよ』であったと聞く。

      ありがとうとか、忘れないよとか、頑張るからねではなく『わかっているよ』と娘から言われた父はどんなに嬉しかっただろうかと思う。

      人間は誰かにわかっいてもらえれば、それだけで生きていけるのである。

      そしてまた、悔いなく死んでもいけるのだろうと思う。
      >> 続きを読む

      2014/01/21 by

      キッドナップ・ツアー」のレビュー

    • ice さん(笑)
      うちの子は幼稚園で『パパ』という言葉を覚えて
      家で『パパ、パパ』と呼び出したので
      『この顔のどこがパパじゃ?おとうさんと呼べ』
      と、叱って以来、ずっとおとうさんです(笑)
      おとうちゃんでもいいんですけどね(笑)
      >> 続きを読む

      2014/01/24 by <しおつ>

    • chao さん♪
      こちらこそ、ご無沙汰です。
      やっぱり人間は1人じゃ人間じゃないですからね。
      誰かとかかわりあって、初めて人間になって
      そのかかわり方で理解してくれる人が現れるってのは
      最高に幸福な事ですね。
      よめさんには未だに理解されていないかも知れないが・・・(笑)
      >> 続きを読む

      2014/01/24 by <しおつ>

    • 評価: 5.0

      お父さんの願いとは何だったのだろう?と最後まで想像力を働かす。子供の親を恥ずかしいと思う気持ち、他人への羨望。感情表現がうまい。好きな作家さんの一人。

      2012/08/18 by

      キッドナップ・ツアー」のレビュー

    • 思春期がテーマでしょうか?
      読んだことが無い作家さんでも有りますし、読んでみます!

      2012/08/18 by ice


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