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午後の恐竜 (新潮文庫)

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: 星 新一
カテゴリー: 小説、物語
定価: 420 円

現代社会に突然出現した巨大な恐竜の群れ。蜃気楼か?集団幻覚か?それとも立体テレビの放映でも始まったのか?―地球の運命をシニカルに描く表題作。ティーチング・マシンになった教育ママ、体中に極彩色の模様ができた前衛芸術家、核爆弾になった大臣―偏執と狂気の世界をユーモラスに描く『狂的体質』。ほかに、『戦う人』『契約時代』『理想的販売法』『幸運のベル』など全11編。

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    「午後の恐竜 (新潮文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      去年読んでいたのに、まさかの記録忘れです。せっかくなので再読しました。
      表題作「午後の恐竜」「戦う人」「狂的体質」が特に印象に残りました。11の短編が収録されています。

      ●午後の恐竜
      かなりインパクトの強い作品ですね。星作品の中でも、上位にランクインされるのではないでしょうか。
      朝起きて窓の外に恐竜がいたら、眠気が一気に覚めるか、信じられなくて夢の続きかと思ってしまいますよね。世界的な規模で、巨大な恐竜が次々と出現する不可解な現象が続いていきます。蜃気楼なのか、集団幻覚なのか、それとも…??
      星作品を読んでいると、人間って本当に愚かな生き物だなと思います。
      しかし、人類の歴史…走馬灯のように流れる歴史パノラマは、とても美しい光景でした。

      ●戦う人
      若い頃は勇敢な兵士だったが、世界が平和になり、故郷へ戻って引退生活を送っている老人。平和で人類の活気が薄まったことに憤り、臆病で卑小な連中らに絶縁状を突き付けるため、この世に別れを告げるべく遺書を書くのだが…

      内に秘めたる人間の本性を思うと少し複雑な気持ちになりますが、老人のキャラクターが良くて、彼が喜んでいるのならいいか、と思えるラストです。こんな星、速攻でお断りです。ハイ。

      ●狂的体質
      社会が複雑になるにつれ、狂気の者が増えだした。自分がロボットだと思い込んでいる人、スポーツカーだと思い込んでいる人…まだ専門医が少ないため、博士の元に毎日のように患者がやってきます。
      現代病ですね。患者の病気も面白いし、療法もけっこう力づくで笑えます。
      >> 続きを読む

      2020/11/21 by

      午後の恐竜 (新潮文庫)」のレビュー


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