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二十四の瞳

4.0 4.0 (レビュー3件)
著者:
カテゴリー: 小説、物語
定価: 420 円

昭和3年春。みさきの分教場に、若い女の先生が洋服を着て、新しい自転車に乗ってきた。新米のおなご先生をいじめようと待ちぶせていた子どもたちも、びっくり!先生が受けもった1年生12人の瞳は、希望と不安でかがやいていた―。瀬戸内海の小さな島を舞台に、先生と教え子たちとの心温まる生き方をえがいた名作。小学上級から。

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    「二十四の瞳」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      図書館本。
      子供の頃に好きで何回か読んだ物語なので覚えている部分も多く、懐かしい思いで読み返した。

      反戦もテーマのひとつであろうけれど、それほど声高に叫んでいるわけではなく、戦争によって家族や教え子を次々に奪われた大石先生の静かな怒りとして描かれている。

      敗戦から70年以上も経ち、平和を享受してきた現代において、この作品に書かれていることはピンとこないことばかりかもしれない。しかし戦争の脅威が世界から消えたわけではないのだから、平和のありがたみを今一度かみしめている。この令和という時代も平和が続き、愛する者の瞳から光が奪われることのないよう願う。

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      2019/08/17 by

      二十四の瞳」のレビュー

    • 評価: 4.0

       8月の課題図書になったので昔のレビューを引っ張り出してきました。

       私、現在仕事の都合で高松市に居住しております。
       高松縁の文豪と言って真っ先に思い浮かぶのは菊池寛でして、市街中央部を通る大きな道の名前も「菊池寛通り」となっていますし、「父帰る」の銅像が建っていたり、もちろん、菊池寛ご本人の銅像も建っています。
       高松市図書館も菊池寛記念館と一緒になっていますし。

       おっと、今回書くのは菊池寛ではなく、もう一人の有名な文豪である壺井栄のことです。
       はい、二十四の瞳の舞台である小豆島は香川県でございます。
       お話の方はもう皆さんよくご存知のことと思いますので、粗筋紹介等は致しませんが、小豆島がどんな所かなどについてお話ししてレビューにさせて頂きたいと思います。

       小豆島へは、高松港からフェリーや高速艇が出ています。高速艇だとわずか30分程度で行くことができます。
       小豆島で最も大きな港である土庄港(これで、「とのしょう」と読みます)に着くと、そこから島巡りの観光バスなども出ていますので、壺井栄縁の場所へもお手軽に行くことができます。
       実は私、先日この島巡り観光バスに乗って見て参りました。
       二十四の瞳の舞台となった「岬の分教場」は現在も健在です。観光バスは立ち寄ってくれませんでしたが、しばし停車して車内からその様子をうかがうことができました。

       観光バスが案内してくれたのは、1987年に田中裕子主演で映画化された時に使われた、岬の分教場を再現したセットが保存されている映画村でした。
       こちらのセットは、本当に海縁に建てられています(本物の岬の分教場の周辺は市街地になってしまっていますので、むしろ雰囲気的にはセットの方が良いかも知れません)。
       この映画を撮影する時も、本物の岬の分教場を使う予定だったのだそうですが、周囲の市街化が進んでおり、どうしても電柱などが写り込んでしまうため、やむなくセットを作ったのだとか。
       この映画村には壺井栄の記念館も併設されており、そこも見てきました。
       生原稿もありましたし、なるほどね、と色々知ることもできました。

       この観光バスの道中で、ガイドさんが二十四の瞳の粗筋を語ってくれたのですが、最近涙腺弱いのかなぁ、聞いていて不覚にも涙が出そうになってしまいましたとさ(まぁ、それだけガイドさんの語りが上手かったということにしておきましょう)。
       やはり、戦争の悲惨さを訴えた作品ですが、私が一番ぐっと来てしまったのは、再び子供達と大石先生が再会する場面でしょうか。
       ある一人の子供が、当時のアルバムを持参するのですが、戦争で視力を失ってしまった男の子が、全部覚えているよと言って、目が見えないながらに、ここには誰がいてと全部指し示す場面でした。
       素直に良い場面ではないでしょうか。

       そうそう、土庄港の前のロータリーには二十四の瞳の像が建っています。
       これは、当時の子供達の身長を元に再現した像だということでしたが、思いの外小さくてびっくりしました。
       また、中央の植え込みには、真ん中に「大石先生」の石(石には「おなご先生」と書かれています)が置かれ、その周りを取り囲む様に、子供達の徒名が書かれた石が設置されていましたよ。
       
       教科書にも載っている日本の古典の一つを、その場所の近くに住めたこともあり体験してきたレポートでした(レビューになっとらん!とお叱りを受けそうだ)。
      >> 続きを読む

      2019/08/02 by

      二十四の瞳」のレビュー

    • 「二十四の瞳」が今に生きているというとっても実感のあるレビューでした。
      イメージが湧きます。どうもありがとうございました。
      お恥ずかしいですが、小豆島といえばオリーブオイル…くらいのイメージなもので
      淡路島はその昔のリゾート法とやらでだいぶ開発されたものの、小豆島は対象外
      なので、どうも観光客がわんさと押し寄せる場所にはなっておりませんね。
      でもその分、「二十四の瞳」の世界は残されているように思われます。
      子どものころはこの話がどうも好きでなかった。というのも、お話が悲しいお話という予感がしたのかもしれません。(戦争の話は嫌というほど読まされていたので自分で好んで読みたくないと思っていたのかもしれません)
      物語の舞台を知るとお話がぐっと身近になりますね。素敵です。
      >> 続きを読む

      2019/08/02 by 月うさぎ

    • ご存知ですか、オリーブの葉っぱの中にはハート型をしたものがあるんですよ。
      なかなか見つからないのですが、見つかるとラッキーなのだとか。
      私も小豆島のオリーブ園で探してみましたけれど、ぜ~んぜん見つかりませんでした。
      でも、観光バスに乗った際、乗車記念ということで、この💛型の葉っぱを入れた栞をもらいましたよ。
      >> 続きを読む

      2019/08/03 by ef177

    • 評価: 4.0

      主人公の大石先生と12人の生徒の戦前、戦中、戦後に渡っての生活と交流が描かれた作品。

      戦争が庶民の生活に何をもたらすのかということだけではなく、それぞれの運命を辿る生徒に対して教師が感じる無力さのようなものについても考えさせられます。

      悲しいだけではなく温かい気持ちになる場面もありますが、最後は泣けます。

      2011/04/23 by

      二十四の瞳」のレビュー

    • おっと、これが課題図書になりましたね~。
      夏休みの読書感想文みたいね。テーマは戦争
      告白すると、この本小学生のころ持っていたんですね。
      何度も最初だけ読んで、最後まで読み通せなかった本です。
      児童小説とされていて名作文庫みたいなシリーズ本の1冊でした。でも小学生的にちっとも面白くなかった。
      時代が違うし、私は東京生まれで島育ちというのが想像も理解もできなかったからでした。
      その上、楽しくない話。
      だった気がします。
      大人になって読めば読めるんだろうなと思いつつ未読です
      今に残る小説なのですから、読んでみるか…。
      >> 続きを読む

      2019/08/01 by 月うさぎ

    • 月うさぎさん
      ひえー2011年のレビュー!!
      コメントありがとうございます!

      課題図書になりましたね~。
      読みずらい本ではなかった気がしますが、月うさぎさんでも最後まで読めないことあるんですね。ちょっと意外です。

      そして私はというと…なんと…ほぼ内容覚えていません汗

      けれど、親になった今読むと前とは違った読み方ができそうな気がしています。この機会に私も読もうかな。。
      >> 続きを読む

      2019/08/01 by chao


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