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華麗なる一族

4.0 4.0 (レビュー5件)
著者: 山崎 豊子
カテゴリー: 小説、物語
定価: 860 円

業界ランク第10位の阪神銀行頭取、万俵大介は、都市銀行再編の動きを前にして、上位銀行への吸収合併を阻止するため必死である。長女一子の夫である大蔵省主計局次長を通じ、上位銀行の経営内容を極秘裏に入手、小が大を喰う企みを画策するが、その裏で、阪神特殊鋼の専務である長男鉄平からの融資依頼をなぜか冷たく拒否する。不気味で巨大な権力機構「銀行」を徹底的に取材した力作。

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    「華麗なる一族」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      大介がすべての面において自分の欲望にだけ忠実すぎて生々しさにおなか一杯。運命に流されていくというか大介が作った川に巻き込まれていく登場人物たち。
      銀行合併というさらに大きな渦の中で大介自身も振り回されているのが少し滑稽である。
      子供たちには幸せになってほしいものだが、これからいろんな不幸が襲ってくるのかと思うと少し憂鬱。

      2019/08/25 by

      華麗なる一族」のレビュー

    • 評価: 5.0

      阪神銀行頭取の大介を家長とする格式高い万俵家。華やかで格式高いイメージを持ち合わせていながら、大介は妻妾同居の異様な生活を営む。また子供たちを利用して方々にパイプを作り、業界10位の都市銀行である阪神銀行が上位銀行に食われるのを阻止しながら、勢力の拡大を目論む。

      山崎豊子さん作品、白い巨塔、女系家族に続きようやく3作目に取りかかりました。数年前にもドラマになりましたが観ていなかったため殆ど予備知識無しの状態です。

      経済にも政治にも弱い私ですがそれでも業界のどろどろした動向の様子を楽しめます。確固たる知識と徹底した取材の元に書かれていながらも読者にわかりやすいような説明がさりげなく盛り込まれているためです。登場人物が入れ替わり立ち替わりするのですが、久々に出てくる時にはちゃんと説明があるので、この人誰だっけ?とならずにすみます。

      文庫のあらすじを見る限りは銀行業界の争いが主軸であるように感じられますが、一族の異常な実態も見どころです。家族を閨閥の駒のように扱う大介ですが、胸の内には亡き先代への畏怖と嫉妬があり、それが息子の鉄平を通して表れる。このあたりの設定が面白いです。

      この先どうなるのか、あと2冊分この世界観に浸れると思うと楽しみです。
      >> 続きを読む

      2016/02/25 by

      華麗なる一族」のレビュー

    • 月うさぎさん
      最終回だけ観るというのはすごいですね。木村拓哉さんは確かに鉄平のイメージにそぐわない気がします。私の頭の中ではもっとむさ苦しい感じです。
      稲垣吾郎さんは鉄平よりも次男の銀平か長女の旦那の美馬中あたりのイメージです。
      月うさぎさんのご感想も是非伺いたいところですが、ドラマであれ?となってしまうと原作にも手が出しづらくなりますね。
      >> 続きを読む

      2016/02/27 by pechaca

    • jhmさん
      そうなのです。まだ途中なのです。世界にどっぷり浸っています。
      ドラマで話題になった時は難しそうで無理、と思っていたのですが、さすが山崎豊子さん。面白いです。もっと早く読んでおけば良かったです。 >> 続きを読む

      2016/02/27 by pechaca

    • 評価: 5.0

      「上」「中」「下」巻というかなりのボリュームですが、一気に読みきりました。
      親子の愛憎、妻妾同居、閨閥結婚、周到な政治的駆け引きなど様々な人間模様が描写される中で、どの登場人物にもいい意味でも悪い意味でも泥臭いリアルな「人間らしさ」が描かれてます。
      特に主人公の万俵コンツェルン総帥である万俵大介は、長男である鉄平を追いやってまで、自己の飽くなき野望を成就させる残忍な人物ですが、一方で現代のクリーンなイメージの経営者や政治家には感じられない「人間らしさ」を必要十分に表現しています。
      時代的には約40年前の作品ですので、少々現代とかけ離れている場面もありますが、人間関係や社会構造は現代的ですので、違和感なく読み進められます。 >> 続きを読む

      2015/07/24 by

      華麗なる一族」のレビュー

    • 山崎豊子作品は読み応えあってどれも面白そうなんですが、どれもかなりの長編で積読になりがちです。。でもこれだけの人が面白いというのだから、面白いんだろうなぁ・・・ >> 続きを読む

      2015/07/25 by ただひこ

    • 評価: 5.0

      ドラマをあまり見ない私だが、この頃ドラマに少しはまって
      ドラマを見て興味を持った一冊。
      ドラマを見ておもしろい!と思ったがなかなか原作を読む機会はなかった。

      いざ、手に取ってみると分厚さにたじろぐ。
      しかし読み始めるとすらすら読めてしまう引き込まれてゆく
      甘い罠にどんどんはまってしまった。
      中学生の私にはなんてエロチックな小説なんだとドキドキ!(官能小説という言葉も知らなかった。そして官能小説でもない)

      最後の慎ましやかに3人が食事をとる場面
      紆余曲折を得てまとまったようで
      3人の心中は只ならぬものでない。
      ドラマチックでありながら冷たい冷静な表現にぞくぞくした。
      >> 続きを読む

      2014/02/12 by

      華麗なる一族」のレビュー

    • なんとなくナレーションが半沢直樹と似てる気がしますよねー

      2014/02/12 by makoto

    • ドラマしか見てみませんが原作も手にとってみたいです!

      でも厚すぎるときつそう(笑)

      2014/02/12 by ちあき

    • 評価: 5.0

      卓越した取材力で容赦無い社会派ドラマを描ききる山崎豊子の傑作
      (といっても山崎豊子は白い巨塔、沈まぬ太陽、大地の子、不毛地帯、二つの祖国等など、数は少ないがどれも傑作ばかり)

      40年前の作品ながら幾度も映画・ドラマ化されているあたり作品の面白さを物語っている。

      金融・製鉄業を中心に関西に基盤を持つ財閥・万俵家。金融再編に乗じた飛躍を狙う。当主の万俵大介が「小が大を呑む銀行統合」を画策するが、野望を実現するための手段が余りに熾烈でストーリーに引き込まれる。

      歪な家族環境から生まれる父子の対立。
      政治工作、各々の登場人物の生々しい心理描写。
      そして更に先に待つ驚愕の展開。終盤の怒涛の展開は息つくまもなく一気に読ませられた。

      三雲頭取のセリフが胸に刺さる。
      「人間性を置き忘れた企業は、いつか、何処かで必ず、躓く時が来るというのが、私の信条です」
      >> 続きを読む

      2013/04/28 by

      華麗なる一族」のレビュー

    • 今更ドラマ版を見始めました。

      まだ第1話までなのですけど、北大路欣也がいいですね。

      彼のドラマ出演を観たのは、仁義なき戦いでペーペーを演じていた以来かもです(笑)
      >> 続きを読む

      2013/04/29 by ice

    • ybookさん
      ナイスレシーブ♪w

      2013/04/29 by makoto


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