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おさん

5.0 5.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 546 円
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    「おさん」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      題が「小説日本婦道記」なのに、なぜか「おさん」に、読書ログさん訂正お願いします。


      この本も読書ログにおいて“課長代理”さんにお奨め頂いた本。

      初めて時代小説を読んで感動した“蝉しぐれ”を超える感動、優れもの。


      厳しい武士の家の掟の中で、夫のため、子供のために、
      凛として、妻として、母として生きる女、
      それは男以上に秘めた信念にもとづいたいきざまである。

      すべてすばらしい11の連作短編集であるが、その中でもお気に入りは、

      「不断草」、お家騒動に巻き込まれて妻に迷惑が掛かってはと、
      夫と母が難癖をつけて離縁を・・・・。

      そのあと、夫は目の見えぬ母を館山の知り合いの農家に預け、
      自らは政治の改革を企てた者と罪人と、お国払いに。

      実家に戻っていた菊枝(主人公)は、
      「わたくしは一旦この家を出たもの、尼になるか、世にたよりないご老母をみとるか、
      いずれにしても、義絶していただきます」と決意をもって再び家を出る。

      そして、母が住むその庄屋のあるじにすっかり事情をはなし、
      目の不自由な老母のみとりをさせて貰いたいと頼む。

      「でも、不縁になったわたくしということがわかりましたら、
      姑上さまはきっとご承知なさらないと存じます。
      菊枝ということを内緒にしてどうぞよろしくおたのみ申します」と、

      「あなたはこの老人をお泣かせなさる」

      まだまだ話は続きますが、この物語、この一言につきますな。


      たった24ページの物語ですが、ちょいとした脚本家のてにかかれば
      NHKの大河ドラマにでもなって、一年間楽しめる、中身の濃い内容。

      この他に、あと10編もあるなんて、山本周五郎さん、凄い。

      この「日本婦道記」は、コストパフォーマンス最高の本でおまっせ。

      >> 続きを読む

      2015/09/20 by

      おさん」のレビュー

    • オススメをたてつづけに読んでいただいてうれしい限りです。

      >この「日本婦道記」は、コストパフォーマンス最高の本でおまっせ。

      最大級の賛辞、頂戴しました!ありがとうございました。
      >> 続きを読む

      2015/09/20 by 課長代理

    • >課長代理 さんへ

      やはり、山本周五郎さんは凄いですね。

      唯一読んでいたのが「さぶ」、もっか作品のあまりの多さに深入りは避けています。
      >> 続きを読む

      2015/09/21 by ごまめ


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