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真田騒動

恩田木工
4.0 4.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 662 円

信州松代藩―五代目・真田信安のもと、政治の実権を握り放縦な生活に走った原八郎五郎を倒し、窮乏の極にある藩の財政改革に尽力した恩田木工を描く表題作。関ケ原の戦い以来、父昌幸、弟幸村と敵対する宿命を担った真田信幸の生き方を探る『信濃大名記』。ほかに直木賞受賞作『錯乱』など、大河小説『真田太平記』の先駆を成し、著者の小説世界の本質を示す“真田もの”5編を収録。

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    「真田騒動」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      図書館本。

      「真田もの」五篇を収録した中短編集。一話ずつが独立した物語ではあるが、五篇を通読すると長編にも思える。

      真田幸村と決別した兄の信幸は家康につき従い、信州松代藩に転封される。信幸は領民を大切にした善政をしくが、およそ120年経つうちに松代藩は困窮し、騒動が絶えなくなる。

      「真田騒動」では、真田家がたどる変貌が丁寧に描かれる。真田信幸が父と弟と決別してまで守りぬいた「お家」を、子孫たちが危機にさらす姿が情けない。

      直木賞受賞作の「錯乱」では、なんとしても家を守りぬこうとする信幸と幕府の攻防が描かれる。ラストのどんでん返しと不気味な余韻が印象に残る歴史小説であり、極上のエンタテインメント作品だった。

      「真田もの」こそが池波小説の真髄だとする解説を読んで、『真田太平記』への期待が高まった。



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      2021/07/01 by

      真田騒動」のレビュー


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