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堀部安兵衛

5.0 5.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 700 円

「私は、いまこのときのために生まれ、生きてきたかのように思われます」。父の不運の理非を確かめたい一心で故郷を出奔して十一年。因果のめぐりあいに鍛えられ、多くの縁に導かれ磨かれた二十五歳の安兵衛は、恩人の助太刀に、全てを投げうち馳せつける。それはまた新たな運命の幕開けでもあった―高田の馬場の決闘と忠臣蔵の二大事件を疾けた、義士随一の名物男の、痛快なる一代記。

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    「堀部安兵衛」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      図書館本。
      下巻。この巻では、「高田の馬場の決闘」と赤穂浪士討入りの経緯が語られる。

      義理の叔父となった菅野六郎左衛門が受けた決闘の助太刀をして、中山安兵衛は剣名を高める。多くの大名たちから召し抱えたいという申し出が殺到するが、安兵衛はすべて断る。

      浪人のままだった安兵衛が浅野家の家来となったのは、浅野家の江戸留守居役堀部弥兵衛から婿養子にと望まれたからである。断絶した中山家を再興しなくてはならないと、安兵衛が何度断っても弥兵衛はあきらめない。安兵衛もついには折れて弥兵衛の娘幸を妻とし、堀部父子は幸福な七年間を過ごす。あの刃傷沙汰が起こるまでは。

      吉良邸に討入り、吉良上野介の首をとった後、浪士たちは処分が決まるまで四人の大名たちの預かりとなる。安兵衛は弥兵衛と別にされ、同じく息子主悦(ちから)と別にされた大石内蔵助から主悦のことを託される。このあたりから、涙なくしては読めなかった。

      切腹の日、緊張する主悦にあたたかい言葉をかける安兵衛の優しさ、十六歳になったばかりで見事な死を迎えた主悦のけなげさに泣かされた。

      剣の道を選べば長生きはできないと、少年の日に山伏から予言された通り、堀部安兵衛は三十四歳の生涯を閉じた。



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      2021/01/29 by

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