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夢のような幸福

3.8 3.8 (レビュー1件)
カテゴリー: 評論、エッセイ、随筆
定価: 540 円

欲望の発露する瞬間を考察し、友人と特異な「萌えポイント」について語り合う。伝説の名作漫画『愛と誠』再読でその不可解な魅力を再検証。世界の名作『嵐が丘』を読み乙女のテイストを堪能し、女同士でバクチクライブ旅。独自の見所発見の映画評、旅先の古書店の謎を探索。物語の萌芽にも似て脳内妄想はふくらむばかり―小説とはひと味違う濃厚テイストのエッセイをご賞味あれ。

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    「夢のような幸福」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      真夜中にハッハッハ。と声をあげて笑ってしまうなんて…。
      寝る前に読もうと思ったら、興奮して目が冴えてしまったなんて。人に言えない。
      この笑いは漫画の笑いです。(ネタも漫画と映画の話が多い)
      笑いの質?「パタリロ!」に近い。家族のことを書けば「あたしンち」そっくりだ。
      三浦しをんは私の中では「黒のもんもん組」のトラジャになった。
      三浦しをん?人気作家の?あの「舟を編む」の?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、
      彼女の笑いのセンスはオタク道の典型ですよ。
      日々同志と共にそのディープな会話術に磨きをかけた成果でしょう。
      小説でこそ最近は腐女子表現を自粛しているようですが
      エッセイでは、お笑路線とともにBL趣味も全開です。
      この文章はきっと元はメールマガジンかネットコラムか何か?
      時系列で話が進んでいくことも、なんだか彼女を直に知っている気分になってきていいです。
      歳のころは20代半ば。こんな内容にも関わらず、充分乙女していてかわいい。
      三浦しをんは今R40ですが、ここまでディープに出来上がった性格は絶対変わりっこない。
      きっと今でも旅行先で古本屋にハマリ、映画で男らしい小汚い系の美形に心を奪われ、小説に妄想的解釈を差し挟んで勝手に悶え、
      そんな自分を客体化しきれる諧謔精神を備えている、心柔らかな女性であることでしょう。

      私よりも大分お若く世代が違うのに、きっとお友達になったら楽しいだろうな~と思えるのは
      三浦氏が小説も漫画も王道の古典をちゃんと読む方だからです。
      読書というものは世代を越える掛け橋になるのだとつくづく実感です。

      特に少女漫画における彼女の吐く息はものすご~~く熱い。
      漫研部員だった女子高生のころの自分を思い出してしまいました。
      (だってその頃の漫画も彼女は読んでいるんですもの)

      こんな人の書く小説世界にシンパシーを感じてしまうのは無理のないことだと、
      我ながら納得しました。

      とにかく猛烈に「ガラスの仮面」を全巻再読したくなります。
      わかる。わかるよ。その気持ち。と何度心に叫んだでしょう。
      「のだめカンタービレ」の玉木宏のキャスティングに「よかった!」と喜ぶ気持ちも。
      ちなみに私は白泉社系でした。
      「活字」と「漫画」は彼女を読み解くキーワードに欠かせないでしょう。
      他のエッセイも読みたくなってきました。

      文庫の解説がご本人とお知り合いであるという林望氏なのですが、
      エッセイの内容についていけない事実がありありと現れていて
      (突っ込みどころがまるでズレています)すっごくおかしいです。
      それがフツウですよ。安心して。

      【おまけ】
      文庫版の表紙は松苗あけみ 今でもバリバリ現役の漫画家さんです。
      「純情クレイジーフルーツ」は大好きな作品です。(そうそう「ぶーけ」連載作品でしたね!)
      >> 続きを読む

      2015/10/18 by

      夢のような幸福」のレビュー

    • しをんさんのエッセイは、本当に面白いですよね。
      遂にしをんさんのエッセイをコンプリートしてしまいました。
      「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルン。かっこいいんですよねー、確かに。

      >> 続きを読む

      2016/03/23 by 文子。

    • しをんさんのエッセイは笑えます。ネタで笑わされるというのと違うんですよね。
      なんか人間性そのものから出てくる面白さという感じで。
      アラゴルン、お好きですか?そ、そんなに若いのに?!シブイですね。
      >> 続きを読む

      2016/03/23 by 月うさぎ


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