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制服捜査

4.5 4.5 (レビュー2件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 620 円

札幌の刑事だった川久保篤は、道警不祥事を受けた大異動により、志茂別駐在所に単身赴任してきた。十勝平野に所在する農村。ここでは重大犯罪など起きない、はずだった。だが、町の荒廃を宿す幾つかの事案に関わり、それが偽りであることを実感する。やがて、川久保は、十三年前、夏祭の夜に起きた少女失踪事件に、足を踏み入れてゆく―。警察小説に新たな地平を拓いた連作集。

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    「制服捜査」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      刑事や警察ものが多い佐々木さんの作品だが、この作品は駐在さん。
      しかも田舎町に左遷されたという設定。

      そういう状況だから退屈なのかと思いきや、些細な事件でも大事になってしまう。
      そんな事態に直面する川久保の活躍を描く中編集。

      1話目からその特徴は出ており、駐在なので事件に深く関われない。
      前任では刑事課だったのに何も出来ないジレンマが。
      ラストの行動はその憂さを晴らすとでもすればいいのか。

      また5話目の13年前の女児誘拐から、再び起こる事件。
      救出の過程で田舎という町の特殊性が関わるというのは意外だった。
      >> 続きを読む

      2018/10/24 by

      制服捜査」のレビュー

    • 評価: 5.0

      「BOOK」データベースより

      札幌の刑事だった川久保篤は、道警不祥事を受けた大異動により、志茂別駐在所に単身赴任してきた。十勝平野に所在する農村。ここでは重大犯罪など起きない、はずだった。だが、町の荒廃を宿す幾つかの事案に関わり、それが偽りであることを実感する。やがて、川久保は、十三年前、夏祭の夜に起きた少女失踪事件に、足を踏み入れてゆく―。警察小説に新たな地平を拓いた連作集。


      僕の中では警察小説を書く方の中で打順を組んだら必ずクリーンアップとなる佐々木譲さんの連作集です。
      長編では無く連作なので若干後回しにしていたのですがこれが大ヒット。僕の中では警官の血に迫る勢いで心のランキングを駆け上って行きました。
      元々刑事だった川久保が駐在さんとして赴任した先で出会う事件を連作として書いています。
      遭遇する事件としてはとても現実味が有って、やたらと重大事件に遭遇したり、やたらと姿死体が発見されたりせず、人と人の軋轢によって生じる心の闇の部分を描いていて違和感が無く読めました。
      比べる訳ではないのですが、笹本稜平さんの「駐在刑事」はあまりにも事件起き過ぎ人死に過ぎという違和感がぬぐえなかったので、これだ!と膝をはたと打つ思いでした。
      そしてそして粛々と村の闇の部分に目を向けながら、最後の中編で十数年前の祭りで行方不明になった少女と、村の闇の部分が重なり合い新たな事件が発生します。
      十数年ぶりに復活した祭りに人々が訪れ、忌まわしい失踪事件とあまりにも類似する新たな誘拐事件が勃発するのでありました。
      これが最後のフィナーレにふさわしい手に汗握る物語で、あまりに強く握ったので本がよれよれになってしまいました。

      >> 続きを読む

      2015/08/13 by

      制服捜査」のレビュー


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