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なぜ君は絶望と闘えたのか

本村洋の3300日
5.0 5.0 (レビュー2件)
カテゴリー: 刑法、刑事法
定価: 540 円

1999年、山口県光市で、23歳の主婦と生後11カ月の乳児が惨殺された。犯人は少年法に守られた18歳。一人残された夫である本村洋は、妻子の名誉のため、正義のため、絶望の淵から立ち上がって司法の壁に挑む。そして、彼の周囲には、孤高の闘いを支える人々がいた。その果てに彼が手にしたものとは何だったのか。9年に及ぶ綿密な取材が明らかにする一人の青年の苦闘の軌跡。

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    • 評価: 5.0

      なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日。門田隆将先生の著書。光市母子殺害事件で奥様とお子様を奪われた本村洋さんの心情は察するに余りあります。普通の人間なら、容疑者への怨恨を抑えられず、逆上して罵詈雑言を浴びせたり報復措置を考えてしまったりしてもおかしくありません。それなのに常に冷静で真摯な対応を取り続ける本村さんのお人柄にはただただ尊敬するばかり。このような残忍な事件が二度と起こらない社会であってほしい。

      2018/11/29 by

      なぜ君は絶望と闘えたのか」のレビュー

    • 評価: 5.0

       光市母子殺害事件
      (集合社宅に住む主婦が18歳の少年に殺害・死姦され、1歳に満たない乳児までもが殺害された事件)の遺族である本村氏の3,300日に及ぶ闘いの記録です。

       読んでいるだけで とても揺さぶられます。
      最愛の家族を殺されてしまったら
      激しい喪失感と湧き上がる復讐心で
      私なら正気を保てないと思われます。

       本村氏も最初はそうだったようですが、
      周囲の支えにも恵まれ 立ち直り、
      少年法、死刑の存廃、あつく保護される被告人に対して軽んじられていた被害者の権利 などの問題について日本全国を巻き込んで闘った姿は、
      尊敬に値します。

       結果、事件発生から9年、彼は少年法の壁を打ち破り死刑判決を勝ち取ります。万感の思いだったことは想像に難くありません。

       同じ家族を持つものとして非常に胸に迫り、かつ とても考えさせられる本でした。語られている法の矛盾や問題点は多岐にわたり、ここで簡単に触れてみようと思っただけでも長文になってしまうこと確実な深い内容です。
      多くの方に読んでいただいて、考えていただきたいと思います。

       ただ、危険なことですが、本書のみを読むとどうしても被害者側に感情移入してしまいます。被告人であった少年の弁護人に対しても苦々しく思ってしまいます。ですが、あちらにはあちらの信念や主張があるのです。中立的に事件を見たいのなら、あちら側の主張にも耳を傾けるべきです。
      ということで、本書を読む場合できれば安田弁護士の「死刑弁護人」も読んでみることをお勧めします。両方読んだ上で、自分はどう考えるかということを確認していただきたいと思います。
      >> 続きを読む

      2015/02/01 by

      なぜ君は絶望と闘えたのか」のレビュー


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