こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

夜のピクニック

4.1 4.1 (レビュー36件)
著者:
カテゴリー: 小説、物語
定価: 660 円

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために―。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

いいね! niwashi siois Sachupan kumpe

    「夜のピクニック」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      プチ旅行の移動の際に読むために購入した。
      確か、以前に本屋大賞になってた本だな、くらいの認識。
      「青春小説」って今の自分にリアルじゃないところもいい。

      と、乗り物の中で読み始めたらグイグイ引き込まれる。
      ただ歩くと言う行為の中に、しょうもなくって、甘くて、酸っぱくて、苦い若者たちの思いが、どんどん重たく痛くなる足取りと重なる。

      「雑音だって、お前を作ってるんだよ。雑音はうるさいけど、やっぱ聞いておかなきゃなんない時だってあるんだよ。」

      その言葉に、ちょとこそばゆくなる。
      一気に現在の自分が形成されたつもりでいた。
      歳を重ねて、そんな事も忘れていたっけ。

      それにしても、歩き続けることで、体に起きる変化と心に起きる変化の細かな描写がうまい。
      (著者自身の体験か?)
      自分も走っていた時の肉体記憶が呼び起こされ、思わず「膝が疼くぅ。」

      ゴールの達成感が、ハッピーエンドなストーリーを更に爽やかに締めくくっていて、読後 久々に走りたくなった。





      >> 続きを読む

      2019/05/04 by

      夜のピクニック」のレビュー

    • 評価: 3.0

      高校の最後を飾る伝統行事、昼夜をかけて歩きとおす歩行祭を行う高校生たちを描く青春もの。

      始まりから終わりまでひたすら歩くことだけ。
      そこから各人の会話などで、段々と人間関係が見えてくる。

      景色は変わるが描写は変わらないせいか、最初は入り込みにくい印象がある。
      主要な人間が集まったことで、話の軸が恋愛や高校生活の振り返りとなる。

      特異な生い立ちから、青春は二度とこないという当たり前だが当然の出来事に気付いていく。
      ハッピー野郎な光一郎や、親友思いの美和子など、脇キャラの方が共感できたのが面白かった。
      >> 続きを読む

      2019/04/23 by

      夜のピクニック」のレビュー

    • 評価: 4.0

      随分前に購入し、読みかけてはやめてを繰り返していた
      小さなかけをした最後の学校行事。
      高校の何もないようで
      毎日がすることで溢れた日々を
      少し離れて、それぞれがみつめあう
      そんな一時

      2019/03/11 by

      夜のピクニック」のレビュー

    • 評価: 3.0

      私も高校のときナイトハイクやりましたわ。お気に入りの男子とその友達と会話した遠い思い出が蘇った。でもこんなに大人じゃなかった。融と貴子は異母兄弟だから複雑な気持ちで相手を見てしまうのは解る。でも周囲の友達の観察力や人を見る目の鋭さに感心した。尊敬できる友達っていいよね。いくつになっても。

      2018/05/15 by

      夜のピクニック」のレビュー

    • 評価: 4.0

      貴子と融には人には言えない特別な関係があり、お互いを強く意識しあっている。しかし、話をしたことはない。そんな関係が続く中、迎えた高校生活最後の歩行祭。朝から翌朝まで丸々1日歩き続ける中で、貴子は自分の中で、ある「賭け」をしていた。

      巻末の解説にも書かれていますが、この物語は、登場人物がただ歩くだけです。
      でも、どっぷりと疲れながら夜通し歩くなかで、秘密を打ち明けたり、新たな一面に気づいたりし、登場人物たちの心は変化します。
      ただ歩いているだけなのに、なぜこんなに羨ましく思うのだろう?
      この本で描かれているのはまさしく「青春」です。 >> 続きを読む

      2018/03/10 by

      夜のピクニック」のレビュー

    もっとみる

    関連したレビュー

      新潮社 (2004/06)

      著者: 恩田陸

      他のレビューもみる (全6件)

      • 評価: 3.0

        アマゾンのレヴューを見てみると、物語の登場人物に共感できるか否かで、評価の別れる一冊のようです。
        で、自分の場合はかなり共感する部分が多く、登場人物たちの作る空気感が自分の高校時代とシンクロして楽しく懐かしく読み終える事が出来ました。友達の事、進路の事、夢、恋、早く先に進みたい気持ち、もう少しこの場に留まりたい気持ち 等々・・・。 尾崎豊のように「盗んだバイクで走りだしたり」、「夜の校舎、窓ガラス壊してまわったり」した訳でもなく、平凡と言えば平凡なんですが、自分史の中では少し輝いていた時代を思い出させてくれました。
        そしてもう戻れれない時間への寂寥感、そして時の流れの残酷さも少し感じながら。
        >> 続きを読む

        2015/03/23 by

        夜のピクニック」のレビュー

      • 略すと「夜ピク」ですよねーw

        2015/03/23 by makoto

      • 懐かしいですね。学生の頃の複雑な気持ちを思い出しますね。私も共感できそうな気がします。尾崎が頭の中で流れ出しました(笑) >> 続きを読む

        2015/03/24 by ただひこ


    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    この本に付けられているタグ

    ヨルノピクニック
    よるのぴくにっく

    夜のピクニック | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    最近チェックした本