道長の冒険―平安妖異伝 (新潮文庫)
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評価:
10年前に買ったときに一度読んだはずなのに、どんな話だったか全く覚えていなかった。
藤原道長といえば「この世をば 我が世とぞ思ふ〜」と詠った傲慢で権勢欲にまみれた人間だと思い込んでいる。なので、この物語で神仏の助けを借りながら京の都を邪神から救う若き勇者の姿にどうしても違和感を覚える。むしろ邪神に取り憑かれ、内裏にうごめくまがまがしい怨念や憎悪に身をゆだねるのが本当の姿ではないのだろうか。複雑な読後感。2017/09/03 by Kira
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