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ラッシュライフ

4.1 4.1 (レビュー18件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 660 円

泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場―。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。

いいね! tadahiko ooitee

    「ラッシュライフ」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      「陽気なギャングが地球を回す」を読んで伊坂作品を他にも読んでみたいと思っていながら後回しになってしまい、ようやく2作目。「陽気な~」のレビューを見返してみたら、なんと2012年でした。。時間が経つのが早くて恐ろしくなります。。

      ラッシュライフ。

      単行本の表紙がエッシャーのだまし絵になっていることと、他の方のレビューで気になっていましたが、まさにエッシャーのだまし絵のような印象の作品でした。読んでいくとパズルが1つ、また1つとはまっていくような感覚でした。

      お金で全てを買えると思っている画商と、若い画家の話。
      プロフェッショナルの泥棒の話。
      不倫をしていてお互いに相手を殺そうと企むカップル。
      失業して途方に暮れているおじさん。
      そして、新興宗教の幹部と若者。

      全く関係ない話が段々と交錯していく様子は読んでいて楽しかった。

      良い意味で、難しいこと抜きにして楽しめるエンタメ作品です。
      >> 続きを読む

      2019/09/09 by

      ラッシュライフ」のレビュー

    • 伊坂さんの作品は確かに何も考えずひたすら物語に没頭してエンタメをたっぷり味わえるなぁーと思います。

      今、死神の精度再読していますが、やはり面白くて気づけば1章読み終わっていました(^^♪

      あと、文章とか言葉遣いとか独特だなぁとも思います。
      最初は慣れなかったですが、読んでいくとそれが逆に心地よくなる…伊坂マジックですね〜ヽ(´▽`)/

      あと、徐々に以前仰られていた通り読書ペース上がって来ましたね!
      自分も負けずにペース上げてくぞー(≧▽≦)
      >> 続きを読む

      2019/09/09 by 澄美空

    • 美空さん

      >何も考えずひたすら物語に没頭してエンタメをたっぷり味わえるなぁー

      まさにそれです!!
      エンタメ作品としてすごく良いです。
      良い意味で軽くて。

      読みたい本が沢山ありすぎて、伊坂作品はまた間が空きそうですがでもまた読みたいと思っています。死神の精度、良いですか?チェックチェック♪

      ペースあがってますよ~^^
      今また2冊読み終えていますが、レビューが追いつかない♪
      >> 続きを読む

      2019/09/13 by chao

    • 評価: 4.0


      新進女性画家を仙台まで同行させる守銭奴の親爺。
      新興宗教の教祖を、文字通り解体しようとする男たち。

      同業者と鉢合わせになったプロの泥棒。
      轢死体を車のトランクに積んで走る不倫カップル。
      老犬に出会い拳銃を拾った失業者-------。

      バラバラ死体が復活して歩き出す謎は用意されているものの、それはこの本で、さほど大きなウエイトを占めていない。
      むしろ、並行する五つのストーリーが次第に交錯し組み上がる様子、パズル趣味に満ちた構成が、本格ミステリ好きにはたまらないんですね。

      発端と結末を繋ぐのは、傲慢な拝金主義者に、どん底の人間が意地を示し、一矢報いるまでの経過だ。
      それだけなら、よくありがちな「ちょっといい話だ」。

      ところが、発端と結末の中間に、皮肉な偶然に彩られたストーリーのパズルが挿入されているために、「ちょっといい」のニュアンスがずいぶん複雑になっていると思う。

      作中では、仙台駅近くの展望塔に関する言及が何回も出てくる。
      しかし、登場人物が塔に上り、下界を見渡す場面自体は、最後まで描かれない。

      このことは、各自のストーリーを生きる彼らが、五つのストーリー全部を展望する能力を持たないのを象徴している。
      それはまた、作中で名探偵と呼ばれる教祖が、解体の対象になっているのともパラレルだ。

      個々のストーリーに閉じ込められたラッシュライフ=豊潤な人生。
      パズル的な構成で書かれたゆえに浮かび上がる苦味が、この作品にはあると思う。

      >> 続きを読む

      2019/05/04 by

      ラッシュライフ」のレビュー

    • 評価: 4.0

      泥棒のプロフェッショナル。神と称される男に憧れる青年。不倫相手と再婚を狙う精神科医。職を失って迷い犬を引き連れる中年。
      これらが混然と絡み合う物語。

      最初は何の繋がりもなかったのに、次第にこれらが関係していることが分かってくる。
      終盤に至ってはちょっとした些細なことまで実は…という整合性を明かされる。

      伊坂さんの原点ともいうべき魅力が詰まっており、ちょっとした会話の妙も楽しめる。
      しゃべるカカシという他作品との繋がりもニヤリとさせられる。
      >> 続きを読む

      2018/09/11 by

      ラッシュライフ」のレビュー

    • 評価: 5.0

      傑作

      2018/07/06 by

      ラッシュライフ」のレビュー

    • 評価: 5.0

      色々な人生が微妙にからんで話しは進行して行く。伊坂幸太郎はまさに天才かなと、思う作品です。良くもまあこんな内容の話しを思いついたなあと感心します。舞台は仙台の様で、隣の部屋や駅のホームや狭い範囲で人々の話しが微妙に同時に絡んで面白い。最後の方にここに話しが来るかと感心の連続です。この本にも、ビートルズが出てきますが伊坂幸太郎はかなり好きと思われます。「ゴールデンスランバー」はそのいい例ですよね。またいつの日か読みたい作品です。

      2018/06/03 by

      ラッシュライフ」のレビュー

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      著者: 伊坂幸太郎

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      • 評価: 4.0

        複数の登場人物。見事に繋がるストーリー。まさにエッシャーの騙し絵のような作品。

        読み進めていく途中で感じる違和感、その違和感が見事な結末への道標と気が付いた瞬間に成る程、上手い!と唸ってしまった。
        何気ない描写が実は重要なヒントになっている。

        群像劇ながらミステリーとしての愉しみを持ち合わせた作品。

        2013/10/16 by

        ラッシュライフ」のレビュー

      • 何度見てもグルグルグルグル止まらないですよねーw

        2013/10/16 by makoto

      • 叙述ミステリー的な感じでしょうか?

        エッシャーの騙し絵のような作品!
        すごく興味深いですねっ。
        伊坂作品はどれも面白かったので
        この作品もぜひぜひ読みたいです[^-^]
        >> 続きを読む

        2013/10/19 by 山本あや


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