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重力ピエロ

4.0 4.0 (レビュー23件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 660 円

兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは―。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。

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    「重力ピエロ」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      春が2階から落ちてきた。

      再読した時、詳しい内容まで覚えていなかったけど、この冒頭はとても印象に残っている。

      物語が進んでいるような、進んでいないような…というのを繰り返していると急に展開が広がっていく。

      いつもの伊坂ワールドに入ってしまう内容だった。

      「染色体であるとか、遺伝子であるとか、血の繋がりであるとか、そういったものを、父は軽々と飛び越えてしまった。」

      あー。なんか、いいなぁ。男3人通じ合っているのもジーンとしてしまう。

      (…遺伝子だけに)
      >> 続きを読む

      2018/08/15 by

      重力ピエロ」のレビュー

    • >ジーンとしてしまう。(…遺伝子だけに)

      ウケてしまった。
      この作品は映画は観ています。岡田君がとてもよかったです。
      映画の冒頭も「春が2階から落ちてきた。」でした。すごく印象的でした。
      >> 続きを読む

      2018/08/15 by 月うさぎ

    • 月うさぎさん、コメントありがとうございます!
      しょうもないことを書いてすみません(汗)
      そうなんですね。映画は見ていないですが、岡田君ならハマりそうな気がします。伊坂さんは言葉選びが独特で印象的な言葉が多い気がします。
      >> 続きを読む

      2018/08/15 by 豚の確認

    • 評価: 3.0

      伊坂幸太郎氏の小説の巻末には参考、引用した本のタイトルを明記してあるんだけど、今作は多かったねw

      2018/07/06 by

      重力ピエロ」のレビュー

    • 評価: 4.0

      起こったことはどう考えても悲劇なのに、そうは感じさせない読後の浮遊感は伊坂作品ならでは。

      蘊蓄話が非常に多く、DNAやピカソ。ジョーダンにネアンデルタール人などが、話の根幹に関わってくる。
      それを家族の中で収束させていく話のまとめ方も上手い。

      特に父親が言う「俺たちは最強の家族だ」というセリフ。
      気恥ずかしいけど、こんな誉め言葉もそうそうない。
      もちろんこれは弟の特殊な生い立ちを含めてのものだが。

      落書き騒動とボヤ騒ぎ。
      これらを結び付ける話が伏線となってまとまっていく。

      「春が二階から落ちてきた」素敵なリフレインで締め。
      >> 続きを読む

      2018/05/18 by

      重力ピエロ」のレビュー

    • 伊坂さんと同じくらい言いたいことがまとまって気持ちいい感想だと思いました。

      2018/05/18 by miko

    • 評価: 5.0

      面白かった。今までの読んだ伊坂さんの小説の中では抜群の魅力だ。主人公の家族がみんな素敵。特にお父さんがいい。地味なんだろうけどこんなお父さんが家庭にいたら横道外れる子供はいないだろうな。強姦されて生まれた春。暗い影が家族をばらばらにすることが多いけどこの家族は団結力となって悪に向き合った。重いストーリーを軽くユーモアを入れて引き込ませてくれた。苦手意識が消えて今は伊坂さんに付いていきたい。

      2018/05/16 by

      重力ピエロ」のレビュー

    • 評価: 5.0

      再読。
      『春が二階から落ちてきた』、の伊坂ファンにならお馴染みのキラーフレーズから始まる物語。

      この『重力ピエロ』で一気に人気作家の仲間入りを果たした感があるなぁと思う。
      過去3作『オーデュボンの祈り』『ラッシュライフ』『陽気なギャングが地球を回す』とは明らかに雰囲気は違う。
      まぁちょっと、、テーマが重い。家族・強姦・放火・殺人・癌。
      春の心情を自分に取り入れてみて考えようとすればするほど、苦しくなる。泣きそうにもなる。
      ラストの収め方は読者によって感じ方に違いはありそうだけど、モヤモヤしていた霧が一気に晴れたような、暗闇に光が射しこまれたような、そんな希望を僕は感じました。

      物語のテーマは重苦しいのに、伊坂さん特有の軽妙な言い回しやセリフはより磨きがかかっててるからか、小説全体としてはとっても不思議な雰囲気になってる。
      あ、あれかな、作中『本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ』ってセリフがあるんだけど、それを物語全体で体現しているのかも。

      クセが強い作品だと思うから伊坂幸太郎ビギナーにはあまりオススメできないけど、素晴らしい小説には違いない。
      あと伊坂作品は作品ごとの世界観がリンクしていて、この『重力ピエロ』にも他作品の登場人物がふっと登場する。
      『オーデュボンの祈り』『ラッシュライフ』を先に読んでいたら、ニヤニヤできるシーンがあります。

      >> 続きを読む

      2018/05/12 by

      重力ピエロ」のレビュー

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      • 評価: 4.0

        連続放火事件とDNAの関係の謎を追う兄弟の物語。
        伊坂作品の中では少し暗いテーマだけれども、だからこそ物語全体の雰囲気は美しい。
        判りやすい伏線に予想通りの結末とミステリーとしては凡庸。
        だけど最後に父親が春(弟)に言う一言に胸が熱くなってしまった。

        2012/05/31 by

        重力ピエロ」のレビュー

      • 伊坂作品、「陽気なギャングが~」の次は「ラッシュライフ」宣言をしたものの、ybookさんがオススメしてくださった「重力ピエロ」も気になり、レビュー読みに来ました♪

        これもそのうち必ず読んでみます^^
        >> 続きを読む

        2012/07/17 by chao

      • 伊坂作品のうち初期の物では「陽気なギャング~」と本作は印象的に対局にあるのでお勧めしました。もちろんラッシュライフも面白いですよ。 >> 続きを読む

        2012/07/17 by ybook


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