こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

砂漠

4.5 4.5 (レビュー17件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 780 円
この書籍に関連するページ
第4回 大学読書人大賞 / 3位

入学した大学で出会った5人の男女。ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決...。共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれ成長させてゆく。自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。

いいね! ybook ooitee

    「砂漠」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      大学生5人の出会いから卒業までを描く青春ドラマ。

      東西南北を出会いに使うなど伊坂さんらしいワードセンスだし、プレジデントマンやボウリングに麻雀などがキーワードに。

      春夏秋冬で4つに分けられた季節の中で、時には喜劇であり時には悲劇が。
      特に悲劇が起きた後の仲間たちの友情にもホロリとさせられる。

      そんな仲間だが南の超能力だったり、西嶋のやれやれな言い回し。
      鳥井の軽薄ぶりだったり。
      キャラの特徴がそのまま物語に当てはめられているから共感できる。

      社会という砂漠に乗り込んでいく中で、最後のオアシスが大学生活だったのかも。
      >> 続きを読む

      2019/06/10 by

      砂漠」のレビュー

    • 評価: 評価なし

       仙台の国立大学、法学部に入学した5人の若者の春夏秋冬を描く、一言でいえば「友情物語」
      男が、主人公である北村、西嶋、鳥井、女が東堂、南。
      東西南北と鳥という事で、この物語は麻雀がよく出てきます。

       北村はあえて透明人間のように存在感がありません。
      一番強烈な存在感を示すのが、西嶋。

       理屈屋で、今風に言うと全く空気を読まないマイペース型。見た目も性格もどちらかというとオタクっぽいのですが、そのくせ、一番友人思いで、正義感が強く、頼りになるのは西嶋です。

      「ピンチは救うためにあるんでしょうが」

       そんな事をさらりと言って、普通避けて通りたい道をどんどん突き進む。中学高校時代はいじめられていた、と淡々と話すけれど、大学生活を一番楽しんでいるのは西嶋でしょう。

       何故か小さな超能力を持ち、麻雀が強い南、顔は美人だけれども不愛想で素っ気ない東堂、ひねくれた熱血男、西嶋、そして「ちょっと人間に関心がないような」北村、お調子ものの鳥井。

       事件は起こるけれど、どちらかというと一つの大きな事件というより、色々な事件が重なりあって最後はそれが全て終結する、という後味の良さは、伊坂幸太郎さんの持ち味。

       5人の若者、誰もが愛おしい。幸せになって欲しい。社会人になって社会という砂漠に出る前のまだまだ、未知数でやわらかい若者たちの群像劇です。

      >> 続きを読む

      2018/07/05 by

      砂漠」のレビュー

    • 評価: 4.0

      仙台の大学で出会った5人の物語。東西南北のそれぞれを名字に持つ4人と片腕を事件で失ってしまった一人。中でも西島という個性際立つキャラは相当面白い。
      麻雀やボーリング、プレジデントマンと名付けられた通り魔、キックボクシングジム、超能力を持つ少女、強盗を繰り返すホスト集団、学祭での超能力対決、等々様々な思い出を紡いでいく。
      卒業のタイミングで語られる最高の人の贅沢は人間関係の贅沢という印象深いコメントが記憶に残る。
      砂漠とはオアシスのような学生生活と対比した社会人の世界の事なのだそうた。

      2018/05/28 by

      砂漠」のレビュー

    • 評価: 3.0

      最初は、学生の意味のない会話や、遅々とした時間の流れにイラっとしつつ、ダラダラと読み続けた。
      卒業してうん十年が経ち、自分も砂漠に居る身としてはオアシスを思い出すには乾き過ぎていた。

      確かに、大学時代いつもどこかで何かが、仲間うちで起きてたっけ。
      砂漠に行ったら、おいおい生き延びれるのかい?って思えるようなタイプでも、「ああいう奴だからさっ」で認められてた。
      あの「ゆるい感覚」(人に善悪を付けない器)が久しぶりに心地よかった。


      >> 続きを読む

      2018/03/03 by

      砂漠」のレビュー

    • 評価: 4.0

      過去の出来事を振り返って、

      『あの時こうしておけばよかった···』

      と、思うことがいくつかある。


      『がんばって勉強して、男女共学の四年制大学を受験すればよかった···』

      というのがそのうちのひとつで、

      推薦で女子短大に通ったわたしは今だにそう思う。


      共学に通ったからって“最高の仲間”ができたかどうかはわからないし、

      “素敵な彼氏”ができたかどうかもわからない。

      でも、大学に通う四年間は絶対に特別な時間なはずだ。


      【子供以上大人未満の特別な時間】


      この小説の中に、麻雀を打つ場面が何度も出てくる。

      わたしは麻雀を知らないけれど、

      とりあえず“上海”の無料アプリをダウンロードしました。
      >> 続きを読む

      2017/10/01 by

      砂漠」のレビュー

    もっとみる

    関連したレビュー

      実業之日本社 (2005/12)

      著者: 伊坂幸太郎

      • 評価: 5.0

        他の作品もそうだが、伊坂幸太郎の作品の特徴として忘れてはならないのは登場人物たちの魅力。
        この本に出てくる5人組もいい。

        青春もので爽やか。
        できれば大学3、4年で読みたい。

        読むと清清しい気持ちになる。
        この疾走感。いいなぁ。
        >> 続きを読む

        2012/11/22 by

        砂漠」のレビュー

      • 表紙の人、友達にいそうです(笑)

        2012/11/22 by ただひこ

      • 5人組で思い出しましたが、現在放映中の戦隊ものは3人組なんですよ‼
        だからどーしたーだからどーしたー♪

        (注)そんな歌はありません・・・
        >> 続きを読む

        2012/11/22 by makoto


    最近この本を本棚に追加した会員

    104人が本棚に追加しています。

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    この本に付けられているタグ

    サバク
    さばく

    砂漠 | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    最近チェックした本