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ジャイロスコープ (新潮文庫)

3.4 3.4 (レビュー11件)
著者: 伊坂 幸太郎
定価: 594 円
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    「ジャイロスコープ (新潮文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      雑誌に掲載されていた単独の小説を寄せ集められた1冊。

      読んでいた話もあるけれど、どれも小気味よく進み読みやすい。

      「浜田青年ホントスカ」
      ホントスカが口癖の浜田が、スーパーの駐車場で開業している相談屋の相棒に。
      意外な方向にもっていくラストも魅力。

      「ギア」
      何のギアかと思ったら車ともう一つはゲームギア。時代を感じるなあ(笑)
      セミンゴは実写化しても面白そう。

      「一人では無理がある」
      本当に無理がある職業だけど、松田の勘違いがそうなるのかというユーモア。

      「彗星さんたち」
      新幹線の清掃業者たちの会話で成立させる心温まるお話。
      そう繋げていくかという所は伊坂さんらしい。
      >> 続きを読む

      2018/11/29 by

      ジャイロスコープ (新潮文庫)」のレビュー

    • 評価: 3.0

      人気作家さんゆえ、新作は1800円のハードカバーで!
      という方程式にのっからずに文庫で「かきおろしを付け足した短編集」となります。
      なるほど内容的には大きい本では「持たない」感じ(;´Д`)
      よい売り方、ファンサービス(あとがきも含めて)じゃないでしょうか!?

      短編の最後のやつが「書き下ろし」で、全部を何となく結びるける役目を担っておりますw

      (amazon解説)
      助言あり〼(ます)――。スーパーの駐車場で“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる「浜田青年ホントスカ」。バスジャック事件を巡る“もし、あの時……”を描く「if」。文学的挑戦を孕んだ「ギア」。洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。書下ろし短編「後ろの声がうるさい」収録。
      >> 続きを読む

      2018/09/21 by

      ジャイロスコープ (新潮文庫)」のレビュー

    • 評価: 2.0

      おぉ、伊坂さんはこういうお話も書くのだなぁ(『ギア』など)、フムフム。
      と、新しいジャンルに出会ったような感じがする短編も(私の感覚では)いくつか入っていました。

      『一人では無理がある』が好きでした。

      2017/08/23 by

      ジャイロスコープ (新潮文庫)」のレビュー

    • 評価: 3.0

      ユーモアのつまった、伊坂幸太郎ワールド。
      伊坂幸太郎の小説は「そこにある文字を読む快楽」がいつもある。ユーモアのセンスとか言い回しがすき。

      一番すきなのは、既読だった『浜田青年ホントスカ』

      2016/05/13 by

      ジャイロスコープ (新潮文庫)」のレビュー

    • 評価: 3.0

      帯は「洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド」。
      現実的ではない世界が、現実的に感じる独特の創造性と筆致力、機知に富んだ会話。
      著者の新たなる試みを感じた。

      ジャイロスコープとは、回転儀。
      3つのコマが重心の中心に自由に回転する。
      まさに、そんな感じ、さまざまな人たちの人生が交差する。

      ・浜田青年ホントスカ
       相談屋にアルバイトとして居候した青年が実は・・・
       人の悩みもさまざま。ほぼ決まっているけれど、同意が欲しい。
       そんな人の揺れる心理を垣間見た。

      ・ギア
       謎な生物「セミンゴ」についてバス内で語り合っているうちに・・・
       人類が淘汰されるのはでないか?という現代に緩んだ日本人へ危惧を抱いた。

      ・二月下旬から三月上旬
       毎年2月下旬~3月上旬だけ親友との交流する、という腐れ縁の日記的物語。
       道徳や秩序に対する問題提起を感じた。

      ・if
       バスジャックが起きた。その時乗客はどうしたか?
       「あのとき、ああすれば良かった」という誰しもある反省に勇気を与える。

      ・一人では無理がある
       サンタクロースはいない。しかし、クリスマスプレゼントを配る組織は存在する。
       そんな中、児童虐待の現場に希望を感じるファンタジー。

      ・彗星さんたち
       東北新幹線の車両清掃員「コメットさん」たち裏方の人間味あふれる物語。

      ・後ろの声がうるさい
       新幹線に乗っていた主人公が、後ろの座席の会話に気に取られる。
       そこには、隣り合わせた二人は実は、幼き頃別れた父と息子という・・・

      一番好きな物語は、彗星さんたち。
      シングルマザーの主人公は、人と喋るのが苦手。
      喋らなくてもいい、掃除だけをしてればいい、と思って選んだ清掃の仕事。
      けれど、おもてなしの心を持って取り組む真剣な仕事だった。
      清掃時間は、東京駅停車7分間。
      テキパキとこなす様が颯爽としていて格好いい。
      そして、シングルマザーとして、日々悪戦苦闘する主人公が、
      チーフ格となる先輩たちと交流の中で、前向きになっていく姿に心温まる。

      伊坂ワールドは、エッシャーのだまし絵「滝」みたいなものだと思う。
      水路が周る違和感。けれど、だまされて、ニヤッとしてしまう。
      そんな感覚が伊坂ワールドの醍醐味だ。
      >> 続きを読む

      2015/12/25 by

      ジャイロスコープ (新潮文庫)」のレビュー

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