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「サバを読む」の「サバ」の正体

3.2 3.2 (レビュー2件)
カテゴリー: 日本語
定価: 578 円
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    「「サバを読む」の「サバ」の正体」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      「最近日本語が乱れている」とはよく耳にする言葉です。
      カタカナ言葉に若者言葉、業界用語に敬語の誤用、慣用句やことわざの意味の取り違えなど。
      けれど、何が正しい日本語なのかを語源をたどってみると…
      誤用とされている使い方が本来の意味だったり、
      言葉が時代によって二転三転していく様が見られたり。
      まさに言葉は生き物です。

      NHKには言葉に対して敏感な視聴者から様々な意見や質問やお叱りが届くそうで
      そんな対応の中からH15年に「気になることば」という番組が生まれ、
      この本にまとめられたのでした。

      読めば読むほどに、正しい言葉なんて決められない。という結論に傾き、
      言葉の「間違いの指摘」や「粗探し」をしようという御仁には肩透かしの一冊となるでしょう。

      「サバ」の意味が知りたくてこの本を手に取りました。
      そういえばごまめさんのレビューも頭の片隅に残っていたのでした。
      結論、予想範囲内の説明でしかも諸説あり、でした。
      またまたタイトルにやられちゃった感じです。(^_^;)

      気に入ったのは「おかげさまで」は誰のおかげで?です。
      日本的でいいなあ。この言葉。

      語源を探っていくと昔の暮らしが見えてくるというのも
      言葉で冒険をしているみたいで楽しいです。

      しかし普段なにげなく使っている言葉を一度謎に思ってみれば、随分意味不明な言葉ってたくさんあるものだなあと
      感心してしまいます。
      ただ、百花繚乱的というか、様々な言葉を片っ端から取り上げていき、
      例えば七夕はどうしてたなばたと読むのとか、「へそくり」の語源は“おへそ”じゃない?とか
      謎は解けましたし納得しましたが、感動の事実という訳でもなし、
      知らないと損をするような情報でもないです。

      知っていると、威張って見せたら嫌われそうだし。
      本当に知的好奇心をちょっと満たし、言葉に対して謙虚になる。そんな効果でしょうか。

      若者言葉を嫌わないで。
      放っておけばじきにすたれる言葉がほとんどです。
      残っていく言葉なら、数十年後には汎用語になり変わっているやもしれません。

      今、一番興味があるのは「イケメン」です。
      イイ男を表す言葉はころころ変わっているんですよね。
      「二枚目」も「ナイスガイ」も「ダンディ」もほぼ死語ですね。
      最近の流行作家さんは作品内に「イケメン」って使っている人が多いですけれど、
      果たしてこの言葉、何年もつのか?
      はたまたハンサムにとってかわる標準語になるのかしら?

      ちなみに、60年代には「イカス」という言葉が流行ったそうです。
      「イカ天」で一瞬復活したものの、死語ですね。


      日本語の歴史を思うとき、地域差や方言がありながらも意思疎通の言語として1億人以上の人間が読み書きする日本語。
      変化しつつも1000年以上前から続いている言葉。
      言語としてなかなか優秀なのではないでしょうか。
      それというのもこの自由さにあるのかもしれません。

      多くの国の言葉の礎となったはずのラテン語が文法が厳密過ぎて死語となったのとは対照的に。


      「とんでもございません。とんでもありません」が誤用だと聞きました。
      使わないように心がけていたのですが、今は「もう認めてもいい」とされているそうですよ。

      細かいことにめくじらを立てず、きれいな言葉を選び、あいまいな言葉を避け、
      言葉本来の意図の伝達という目的に合った心地良い言葉をつかいたい。
      そう思いました。
      >> 続きを読む

      2015/04/15 by

      「サバを読む」の「サバ」の正体」のレビュー

    • とんでもないことでございます
      これが正解ですか。勉強になりました。
      でも、なんだか変ですね、この言い方。
      正しい誤りということでなく、こう言われたらイラっとしそうです。
      わたしの感覚がおかしいのかもしれませんが、慇懃無礼な感じがします。

      こわおとこ、とここは読んでください。
      やさおとこ、の対義語のつもりなので。

      わたしが気になるのを思い出しました。
      敷居の高い店という表現です。
      テレビとかで料亭などの紹介のとき、これを言ってるのを見ると、何か顔向けできないようなことしたのかっていつも思います。
      >> 続きを読む

      2015/04/16 by jhm

    • Jhmさん
      とんでもないです。で充分丁寧語だからOKなんだそうですよ。
      〉敷居の高い店という表現です。
      この表現、取り上げられていましたよ!
      敷居が高いとは迷惑などをかけて顔をあわせづらいという意味なので、まさに間違い表現でした。
      jhmさんの言語感覚するどいです!
      >> 続きを読む

      2015/04/16 by 月うさぎ

    • 評価: 3.0

      NHKテレビの「お元気ですか日本列島」の「ことばおじさんの気になることば」という
      コーナーから生まれた本、著者は、NHKアナウンス室編となっています。

      普段なんとなく意味が分かったようで使っている言葉。
      大きくは、「書きことば」から「話しことば」への変化、
      乱れているのか、いきいきと新しく変ろうとしているのか、“言葉は文化”
      そんな言葉のたのしさを・・・わかりやすく解説。

      「ある意味」ってどんな意味。

      「不具合」ってどんな具合。

      二の腕って、二番目の腕。

      「部長は二十日“まで”会社に出てきません」・・部長が出社するのはいつ。

      「ごめんください」と言わなくなった理由、家が小さくなって案内も乞う必要もなくなった。

      「おかげさまで」は誰のおかげ。

      「天地無用」ひっくり返して良いの。

      違いはあるの「エチケット」と「マナー」

      朝っぱらの「ぱら」って何。

      など、ほんと、解っているようで明確には答え難いものばかり。


      一番のお気に入りは・・・

      「故障中」はおかしい?

      「故障」だけでもいいのではと思えるが、

      「~中」という表現は、“意図した行動を保つ”ことをいうことで、
      「~している状態だが、いずれ解消する」という意味。

      「工事中」、「婚約中」は使えても、「結婚中」や「死亡中」はおかしい、と。

      でも「発売中」は「販売中」ではと思われるが、
      「発言中」はあっても「発見中」はなし。

      そして、パソコンって偉いですよ、「~ちゅう」と入力すると、即変換するものと、
      一度言葉を選んでから変換するものとがある。

      曖昧な変換中に、判断しかねてるパソコンが・・・いとおしく感じてきました。

      ただいま「大事に使用中」でおます。
      >> 続きを読む

      2014/03/29 by

      「サバを読む」の「サバ」の正体」のレビュー

    • 〉パソコンって偉いですよ、「~ちゅう」と入力すると、即変換するものと、
      一度言葉を選んでから変換するものとがある。
      プログラミングした方の血と汗の結晶ですね~。
      最近は漢字字書の代わりに使ってたりします。賢いです。
      >> 続きを読む

      2014/03/29 by 月うさぎ

    • 言われてみると、なんかあれ?っていう言葉ありますよね。

      >「ごめんください」と言わなくなった理由、家が小さくなって案内も乞う必要もなくなった。
      昔は言ってたのに、自然と言わなくなってました。
      そういう言葉他にもありそうで、探すのも楽しそうですね♪
      >> 続きを読む

      2014/03/29 by YOPE


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