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太陽の塔

3.7 3.7 (レビュー12件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 420 円

私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった!クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。

いいね! shoko44n KEMURINO

    「太陽の塔」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      たかだか半世紀前に米国から輸入されたクリスマス行事に右往左往する日本的カップル浮かれ聖夜現象が今年もやってくる。

      彼氏、彼女がいないことが年末の焦りに違和感と憤りを抱く熱き異性との関係無縁な男衆漂う心象語り口がサイコー! 妄想大学生たちの清き反乱「えいじゃないか」の珍テロ騒動に大笑いしたぜ!

      世の男子が通過する失恋の逆恨み感が半端ないエネルギーを帯びてゆく妄想感を描出する語り口が素晴らしい小説。

      そんなだらしない男衆の悲喜こもごもの青春臭さをぶっ飛ばす絶対的存在感を放つ岡本太郎の太陽の塔にシビれまくるヒロイン水尾さんに、女子の直感力が炸裂!

      浮世の流れにふらつく、世の男たちを超越して大地にドーンと居座る太陽の塔の違和感こそ異性が持つ理屈を超えた魅力なのかも。
      >> 続きを読む

      2019/11/30 by

      太陽の塔」のレビュー

    • 評価: 4.0

      遠い昔の青春を思い起こさせてくれた。

      失恋して涙したことも失恋させて傷つけたことも色々あった。
      その時にフラッシュバックさせられたのは森見さんの瑞々しい文章に引き込まれたからだと思う。

      太陽の塔は憧れや自分の理想の象徴だと思ったけど若いときは空回りばかりする。でもその無駄なような悩んだ日々があったからこそ今の自分がいる。

      それを思い出させてくれたこの本に感謝したい。

      最初はただ面白いだけの本だと思ったけど・・・・(笑)
      >> 続きを読む

      2019/04/16 by

      太陽の塔」のレビュー

    • 評価: 4.0

      3ページほど読んで「これ、絶対におもしろい!」と確信。非モテ京大生の生態と恋人を持つ者と持たざる者の格差を、ありったけの言葉で呪っているのがイカス。さほどイタく感じないのは、主人公が基本、自己肯定感で生きているからか。自意識が見え隠れしながらも、努めて論文のように考察するのもオカシイ。奇態大いに結構。大学生活はこうでなくちゃ。

      2018/05/16 by

      太陽の塔」のレビュー

    • 〉恋人を持つ者と持たざる者の格差を、ありったけの言葉で呪っている
      すごい、これぞ青春かもしれない。(笑)
      高校のころちょうど京大の学祭の時に京都に行っていて、街中をパレードしていた京大生を見かけたのですね。
      ものすごく自由でパワーがあって、京都大学って変態の集まり?
      っていうイメージがあります。(いい意味で)
      変わらずにいてほしいです。
      そういえば先日新聞報道でタテカン禁止争議が起こっていると知りました。
      学生よ、とりあえず日ヨルな。できることをがんばってみろ。
      >> 続きを読む

      2018/05/17 by 月うさぎ

    • >月うさぎさん
      コメントありがとうございます。自分は関西方面には縁がなく、京都も観光程度なのですが、リアルでも京大はユニークなんですね。おっしゃるとおりハメ外せるのが大学生の特権ですものね。ただし、命の危険がない程度に・・・。
      >> 続きを読む

      2018/05/17 by かんぞ~

    • 評価: 5.0

      最初から最後まで、森見ワールド全開。

      意味があるようで、まぁ全く意味はない。けど、やはり何か深いことがあるのかもと思って想像を膨らませてみても、やはり、全く意味はない。

      そんな本。

      途中、ぼんやり読んでいると急に世界が変わる。
      何か大きい事があっても大きくしない。
      重要な所は何も書かない。

      ほんと森見さんは変人だ。

      あー。京都に住みたい。

      …1年間ぐらい限定で。
      >> 続きを読む

      2018/04/01 by

      太陽の塔」のレビュー

    • 評価: 5.0

      森見登美彦はやはりすごい笑
      恋人にフラれ、妄想全開の主人公とそれを取り巻く友人たちが憎いクリスマスにええじゃないかと騒動を起こすだけの話ですが、豊富な語彙と文章力で構成された森見ワールドによりとても面白く読めるのです。
      好みに合えば読みやすいと思います。

      2018/02/12 by

      太陽の塔」のレビュー

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      • 評価: 4.0

        モリミーのデビュー作品。
        デビュー当時からアホ満載だったようです(笑)
        言い回しがとてもモリミー独特でユニーク。
        本の内容はただなんてことのない四畳半に住む大学生の話。
        こんな愛すべきアホ作品で
        「ええじゃないか」騒動が時を超えて復活してました(笑)

        2013/03/14 by

        太陽の塔」のレビュー

      • >「ええじゃないか」騒動が時を超えて復活してました(笑)

        参加した過ぎ・・・w

        2013/03/14 by makoto

      • >iceさん。

        モリミー面白いですよ~。
        脳内どうなってるんだろう?と思います。
        本を読んで吹き出したこと何回もあります(^^)
        本家の「走れメロス」をモリミーが書くと
        とんでもない作品に出来上がります(^^;)

        >tadahikoさん。

        アホなんですよ~。
        それがまた好きで今まで出版になった本は全部読んでます(^^)

        >ybookさん。

        確かに奇才ですよね(^^)
        面白いですよね~。
        大好きです。文章で笑わせてくれる作家さんって好きです。

        >Aslanさん。

        こんな表現したくなるくらい悪意のないアホ作品です(笑)
        自転車をレッカーされた表現とか流石です(笑)

        >makotoさん。

        私もその騒動に参加したくなりました(笑)
        多分、キッカケがあれば今でも出来そう(^^)
        >> 続きを読む

        2013/03/16 by igaiga


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