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看守眼

3.4 3.4 (レビュー3件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 540 円

刑事になるという夢破れ、留置管理係として職業人生を閉じようとしている、近藤。彼が証拠不十分で釈放された男を追う理由とは(表題作)。自叙伝執筆を請け負ったライター。家裁調停委員を務める主婦。県警ホームページを管理する警部。地方紙整理部に身を置く元記者。県知事の知恵袋を自任する秘書。あなたの隣人たちの暮らしに楔のごとく打ち込まれた、謎。渾身のミステリ短篇集。

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    「看守眼」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

       『陰の季節、動機、顔FACE、深追い、第三の時効、影踏み』と横山さんの短編を読んできたが、私は、この短編集が一番好きだ。中でも、自分にもたらされた不幸を盾に、誠実さを失い欲に走ったために地金を見極められてしまうという『自伝』は、名作だと思う。

       不可抗力によってもたらされる事件、自分の不注意が原因で起こる事故、いずれも見ようとしなければ見えないし、隠そうとすればするほど大きくなる可能性を持っている。また、誰もが自分の不幸には敏感だが、自分の幸運には鈍感であり、陰で悔しがっている人に気がつかないものである。 >> 続きを読む

      2014/09/02 by

      看守眼」のレビュー

    • >誰もが自分の不幸には敏感だが、自分の幸運には鈍感であり

      たしかに、なかなか幸せだなっていう実感は湧かないかもしれません…! >> 続きを読む

      2014/09/02 by マカロニ

    • マカロニさん、コメントありがとうございます。
      何かにつまづいた時、人が自分が誰より
      不幸であるような気持ちになりますよね?
      でも、不幸か、幸運かは、その体験をどの様に
      活かすかによって決まるような気がします^^
      >> 続きを読む

      2014/09/04 by カカポ

    • 評価: 4.0

      「看守眼」表題作
      長年看守をやってるとそれなにり人を見る目が出来上がってきて
      看守から見た事件の真相

      「自伝」
      お金持ちの大手企業経営者のじー様から自伝を書いて欲しいって頼まれたフリーのライターさん
      そのフリーのライターさんがじー様の秘密を握った!!って勘違いをした事によって…


      「口癖」
      家裁の調停委員で主婦でもあるゆき江は心身症を患う夫と娘を養っていた。
      離婚調停を担当する事になり当事者に会うとその当事者はかつて娘を苛めていた女性だったが…そこには娘の隠された秘密が


      「午前5時の侵入者」
      S県警察で警察のホームページを管理している立原義之はある日HPが改ざんされてる事に気付き
      犯人の割り出しとHPを見た者への口止めをする…
      しかしこの改ざんそのものを隠蔽しようとした為に…


      「静かな家」
      地方新聞の整理部で紙面の構成を担当していた高梨透は16年の外勤記者を勤めていた
      高梨のミスで記事にクレームを付けて来た男が殺され発見される
      殺人現場には高梨の名刺が…今まで培った記者の観で事件の真相に迫る!!


      「秘書課の男」
      知事の秘書倉内忠信は、知事をオヤジと呼び強い信頼を得ていると思っていたが
      この頃自分への対応が冷たいことに気づいていた
      原因は新しい秘書に関心が行ってしまったから、とも思っていたが
      自分で原因を探っているうちに気付いた事があった…


      人の心理描写を描いたもので、どれも面白かった(*^-゜)v
      短編って上手下手に分かれるけどこれは上手
      これだけのモノが書けるなんて上手な作家さんなんだなぁ~って思ったよ\(◎o◎)/
      >> 続きを読む

      2012/04/17 by

      看守眼」のレビュー

    • 以前はあまり短編を読まなかったのですが、最近は面白い短編ってけっこうあるんだなーと思っていたところです。ankoさんのレビューを拝見して、この本も読みたくなりました! >> 続きを読む

      2012/04/18 by ただひこ

    • >tadahikoさん

      初めて横山さんを読んだんだけど
      本の感想より
      上手な作家さんなんだなぁ~ってのがまず最初に思った事です(;^◇^;)ゝ
      >> 続きを読む

      2012/04/18 by あんコ

    • 評価: 3.0

      この作者の作品は全体的に暗いが、最後に一瞬の光を放つ。

      2011/03/16 by

      看守眼」のレビュー

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      著者: 横山秀夫

      • 評価: 3.0

        基本的に横山さんは警察関係だったり、報道だったりが舞台の作品が多い。
        短編でもそうで、職業を変えてあれこれ話を披露していく。

        表題作は看守の見つめる視線が優しい。

        「自伝」ライターが富豪の自伝を書く権利を得たが、そこには裏が。

        「口癖」些細なことでという部分を突き付けてくるドラマ。

        「午前5時の侵入者」何気ないことが幸せだと気づかせるラストが上手い。

        「静かな家」新聞の編集者が体験した事件の顛末と推理。

        「秘書課の男」後悔を前向きに見つめるラストに希望を見せる。
        >> 続きを読む

        2018/02/23 by

        看守眼」のレビュー


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