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荒神

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: 宮部 みゆき
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    • 評価: 4.0

      時は元禄。
      東北で隣同士いがみ合う香山藩と永津野藩
      香山藩の山村では度々、永津野藩主の側近・曽谷弾正による
      人狩りが行われ曽谷弾正率いる配下を牛頭馬頭と言い恐れていた。

      ある日、香山藩の山村の一つである仁谷村が一夜で壊滅…
      村から逃げた少年・蓑吉は弱って倒れているところを
      永津野藩の名賀村の溜家に滞在している
      浪人・榊田宗栄に助けられ
      溜家の小台様(曽谷弾正の妹・朱音)に匿われる。

      その頃、香山藩では側室の子供・三郎次が〈かんどり〉という病で
      命が危ぶまれていいた。
      同じ時期に〈かんどり〉に掛かった小姓の小日向直弥は
      側室に三郎次の〈かんどり〉は直弥のせいだ疑いを掛けられ出奔するが
      その時に直弥の許嫁の父である志摩兵庫之介に下男のやじを伴うことを命じられる。
      出奔の先は村民が消えてしまった仁谷村
      原因を探る出奔先でもあった…。


      直弥の目にした惨状
      助かった村人たちの話

      蓑吉が目にしたモノ、体験した出来事

      曽谷弾正と朱音の生い立ち

      関ケ原の戦いの前後からなる
      隣接する2つの藩の確執


      仁谷村を襲ったモノが名賀村にも襲い掛かる
      山の気を吸い込み人の禍、
      恨みから生まれた『つちみかどさま』が100年の時を経て動き出す


      全てを知る妙高寺の和尚



      『つちみかどさま』は香山藩の呪術者の呪いによって生まれたモノで
      曽谷弾正と朱音の生い立ちに大いに関係のあるモノだった
      世を恨む弾正は『つちみかどさま』を武器として扱おうとするが
      それに立ちはだかるのは双子の妹・朱音

      覚悟して臨む朱音に
      榊田宗栄の想い。
      菊池圓秀の筆。
      朱音を信じる蓑吉。
      直弥が知った藩の秘密。




      最初読むのに時間が掛かったけど
      色々出てくる登場人物にどう絡んでくるんだろう?って思ったら…!!
      因縁というか人の思惑が入り交じりスケールの大きい話に…
      そして早い話が江戸版ゴジラΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
      "つちみかどさま"に立ちはだかる朱音様が哀しい。
      あぁ…やるせない
      でも悲しいけど美しい話でもあったなぁ…・゚・(ノД`)・゚・。


      やっぱ物の怪は怖い
      けど一番怖いのは
      物の怪を生み出す人間の恨みや負の感情
      それが肥大して時を経つと……
      ガクガクブルブル, アワ((゚゚дд゚゚ ))ワ ってのはある程度お約束でもあるのかな?

      >> 続きを読む

      2017/12/06 by

      荒神」のレビュー


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