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よるのふくらみ (新潮文庫)

2.5 2.5 (レビュー3件)
著者: 窪 美澄
定価: 594 円
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    「よるのふくらみ (新潮文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 1.0

      この本を読んでいる間、アクシデント的に誰かがコーラを投げつけてくれないかなあ、と思った。はっきり言ってすごくどうでも良い話が詰まった本。

      「本はたしかにぐしょ濡れだった。しかしそれは安物の文庫本だったし、たいして面白い本でもなかった。誰かがコーラを投げつけて読み通す邪魔をしてくれただけありがたいくらいだった」

      って言う感じの本。

      「」内は村上春樹さんの引用です。笑
      >> 続きを読む

      2018/01/01 by

      よるのふくらみ (新潮文庫)」のレビュー

    • 評価: 3.0

      内容紹介-------------------------------------------------------
      同じ商店街で幼なじみとして育ったみひろと、圭祐、裕太の兄弟。圭祐と同棲しているみひろは、長い間セックスがないことに悩み、そんな自分に嫌悪感を抱いていた。みひろに惹かれている弟の裕太は、二人がうまくいっていないことに感づいていたが――。抑えきれない衝動、忘れられない記憶、断ち切れない恋情。交錯する三人の想いと、熱を孕んだ欲望とが溶け合う、究極の恋愛小説。
      ---------------------------------------------------------------

      物事の一面だけ切り取るとおかしく見えることでも、複数の視点から見ると理解できることもある。
      誰かから見た他者像と、本人が考えていることは違う。

      物語は『ふがいない僕は空を見た』と同じ、視点の異なる連作形式をとっている。
      立場が変わるごとに、みひろ、圭祐、裕太の関係性が違って見えてくる。

      浮気とか不倫は、どんな事情があっても絶対にいけないことだ。
      物語を読めばそれが理解できるようになるということもない。
      しかし、何も関係のない読者あるいは他人がそれを責める権利はないなとは思った。
      正当化されることはなくとも、異常なことの裏にはなにか異常なことがある。

      人が持っているものと求めているものはそれぞれ違う。
      身も蓋もないことを言ってしまえば、需要と供給の関係だ。
      しかし一方で、欲しいものを追い求めるばかりではなくて、立ち止まって理性で考えてみることも必要なのではないか。
      性にとらわれたみひろは、何年かしてその衝動が落ち着いたとき、後悔するかもしれない。
      圭祐が「バカなのは、自分か、みひろか、それとも弟か。」と考えていたが、誰もバカではないし、みんなバカだ。
      とりあえず、登場人物たちが自然に納まってよかった。

      浮気とか不倫が出てくると何でもかんでも「大人の恋愛」として売り出すのはやめてほしい。
      『ふがいない僕は空を見た』の登場人物は子供が多かったから、感情に振り回されるのも理解できたが、本作はみんな大人なんだし。
      そりゃあ大人だって感情に振り回されることはあるが、みんなあまりに翻弄されすぎていて、一人くらいまともなのはいないのかと思ったくらいだ。

      理想の甘いばかりの小説は気が滅入るが、だからといってリアルな夢のない展開ばかりというのも困る。
      本作は奇麗ごとではない、人間のぐちゃぐちゃした部分を見せてくれたが、『ふがいない僕は空を見た』も同じようなテイストだったので、この作風で何作も読みたいとはちょっと思わない。
      >> 続きを読む

      2017/07/08 by

      よるのふくらみ (新潮文庫)」のレビュー

    • 評価: 4.0

      田舎のドロドロとした人間関係と同級生たちとの長いつながりを経験できる本だった。ふがいない僕は空を見たよりかは少しあっさりしていたように感じる。ただ、3者の価値観の違いと苦悩を感じられたと思う。

      2017/06/13 by

      よるのふくらみ (新潮文庫)」のレビュー


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