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夜離れ

3.0 3.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 460 円

甘えん坊の摩美としっかり者の朋子。摩美の彼氏に一目惚れしてしまった朋子が、摩美の結婚式で行なった禁断のスピーチとは...「祝辞」。銀座のホステスから地味なOLに戻り、着実な結婚をめざした(私)を襲った突然の不幸...「夜離れ」。結婚に憧れる女性たちが、ふと思いついた企みとは?ホントだったら怖いけど、どこか痛快な気分にも。微妙な女心を描く6つのサスペンス。

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    • 評価: 3.0

      甘えん坊の摩美としっかり者の朋子。
      摩美の彼氏に一目惚れしてしまった朋子が、摩美の結婚式で行なった禁断のスピーチとは…「祝辞」。
      銀座のホステスから地味なOLに戻り、着実な結婚をめざした〈私〉を襲った突然の不幸…「夜離れ」。
      結婚に憧れる女性たちが、ふと思いついた企みとは?
      ホントだったら怖いけど、どこか痛快な気分にも。
      微妙な女心を描く六つのサスペンス。

      短編六本。
      すべて女性を主人公にしたサスペンスです。
      みんなどこにでもいるような、平凡な幸せを渇望する女性ばかり。
      ふとした行き違いや、思い込みが戦慄の恐怖を呼び覚まします。

      『髪』
      同じ職場で気軽につき合える、少々野暮ったい梢子。
      芙紗子は自分の髪の毛に抜群の自信を持っていました。
      芙紗子は、梢子を引き合いにして男性関係を充実させようと画策するのですが、梢子の変身に、自分が引き立て役に回るはめに。
      暗い怒りと嫉妬が芙紗子の心中に芽生えます。
      職場の仲間と訪れたスキー場で悲劇は起こります。
      ゲレンデでの場違いなタンパク質が焼け焦げた臭いに、芙紗子は人知れず微笑むのでした。

      『夜離れ』
      何となく平凡な人生を歩むものだと確信していた比佐子。
      就職氷河期、大学を卒業した彼女は、初めて思い描いた理想と現実が乖離します。
      就職浪人。
      為すべきこともなく、水商売の世界へ身を投じた比佐子は、思わぬ肌に合う世界に自ら慄きます。
      最後のチャンスと夜の世界に別れを告げ、OL転身を成功させるのですが、無味乾燥な毎日と、目指した<平凡な幸福>の前に疲弊し、遂にはいまや寄る辺とした水商売の世界を、再度歩き出すのでした。

      女性というのは不可解です。
      何人もで集まっていないと落ち着かない、そのくせ腹の中では舌を出し合っている。
      男に厳しい現実を要求するのですが、ディズニーランドの着ぐるみには声をそろえて「かわいい!」と言い虚構の世界を無理強いします。
      不可解な女性の心の動きを、見事に切り取った短編集です。
      乃南さんらしくしっかりまとまっていて、安定感抜群です。
      >> 続きを読む

      2014/11/20 by

      夜離れ」のレビュー

    • >女性というのは不可解

      一応女ですが、群れるのは苦手です。
      と行っても男性もわかっているとはいえません。 >> 続きを読む

      2014/11/20 by 空耳よ

    • >空耳よさん
      いつもコメント、ありがとうございます。
      男性は非常にわかりやすい単細胞ですね。
      おだてて木に登るものです。
      女性は複雑ですね。
      見た目も、底の深さも必要で、かつ世話を焼きたがる…意味わかんないです(笑)
      >> 続きを読む

      2014/11/20 by 課長代理


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