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知らない映画のサントラを聴く (新潮文庫)

4.0 4.0 (レビュー3件)
著者: 竹宮 ゆゆこ
定価: 680 円
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    「知らない映画のサントラを聴く (新潮文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      親友の死をきっかけに、仕事が上手くいかず風の吹くままに無職生活を送る主人公・枇杷は、一つの大きな野望を宿して、日夜住宅街を散策する中、親友の恋人を名乗る男性と出逢う事で、禁断の恋と贖罪の愛が錯綜して、乙女心が翻弄される物語。

      癒えぬ冷たい哀しみは、知らぬ映画を観るように分かち合える。

      大切なものが唐突に奪われることがある。

      今後二度と逢うことが出来ないと想うと心は荒む。

      その哀しみを断ち切るにはどうすればよいか。

      それは、哀しみを分かち合い塗り替えるような存在をただひたすら自分から手を伸ばし探し求める事である。
      >> 続きを読む

      2019/10/10 by

      知らない映画のサントラを聴く (新潮文庫)」のレビュー

    • 評価: 5.0

      いやあ、ちょーおもしろかった!!

      便サン女やりますな!!

      というか。この作者の文章力、筆力ハンパねぇ。

      最初は「んんん??」と思って読んでいたけど、次第に世界に惹き込まれてもう、ページを捲る手が止まりませーん!!状態に陥っていました笑

      主人公の枇杷と変態コスプレ男子昴の軽妙なやり取り。

      枇杷の親友で突然いなくなってしまった朝野。

      この3人の罪、或いは罰。この罪と罰がうまい具合に絡まって、でも、やり取りは只管コミカルにシニカルに。

      もう、会話や、文章の流れが小気味良い。いや、それ以上。流れるように進んでいく。もう絶妙。

      竹宮ゆゆこ、恐るべし。なんか色々凄いし、ぶっ飛んでる。でも、そこが良い。癖になるというかちょっとした中毒?みたいな。ほんとやばい。

      ラストの数ページはほんと、切なくて、でも、高揚していて、でも、辛くて、けど、可笑しくて。そんな感情が溢れだして、綯い交ぜになって。気づいたら読み終わっていた。多分、泣きながら。

      ・・・・・言葉が思いつかない。浮かばない。余韻ってやつなのかな。

      久々だな。こんなに貪るように本を読んだのは。

      今回も良い読書が出来ました。

      ほんと、マジですげーわ。
      >> 続きを読む

      2015/05/21 by

      知らない映画のサントラを聴く (新潮文庫)」のレビュー

    • 読むの早いですね!

      ほんと「ちょーおもしろい」ですよね。
      枇杷と昴の物語がもっと読みたいです。でも、このラストではそれは無粋ですね笑
      とても愛着の湧く登場人物たちでした。
      >> 続きを読む

      2015/05/23 by あさ・くら

    • あさ・くらさん
      ありがとうございます!
      おもしろくて一気読みしちゃいました(^^♪
      ほんとちょーおもしろかったです!
      自分もです(`・ω・´)ゞそうですね。
      良いキャラたちでしたね♪
      >> 続きを読む

      2015/05/23 by 澄美空

    • 評価: 4.0

       あらすじから。
       錦戸枇杷23歳、無職。
       彼女は、愛用の便所サンダルをつっかけて深夜徘徊を繰り返す。彼女から大切な物を奪った犯人を探すためだ。その泥棒を追ううち、枇杷は親友の元カレに出会い、気づけばコスプレ趣味のそいつと同棲していた……!


       便サン女子×コスプレ男子! 
      「なにこれ、すでに面白そう」というカップリングですが、コメディタッチのほのぼの日常系恋愛小説だと思っていると、軽くカウンターを浴びます。
       ジャージに便所サンダルつっかけた主人公が駆け抜けていくストーリーは、それはもうとてもコメディタッチです。現実以上の出来事は起きず、全くもって日常ですし、恋の匂いもなくはないです。しかし、あくまでそれらは表面的なものに過ぎません。著者の「ラブコメの女王」のイメージを上手く逆手に取っています。

       ただ、なんだかんだと言っても、主人公・枇杷です。「泥棒」探しから帰宅して、深夜にビール搔っ食らうわ、次の日の昼過ぎに起きて、朝食兼昼食にパンをビールで流し込むわ……駄目だ、早くなんとかしてやらないと、な残念っぷりを発揮します。
       本作の場合、ぜひ続きを、というのは非常に野暮なのですが、そう思わせるほどのキャラクターを持っています。
       ちなみに、枇杷は兄夫婦も住む実家暮らしなのですが、兄の名前が「希有為」兄嫁が「智恵理」であだ名が「チェリー」です……もう駄目だ、キャラが濃すぎる……。

       小説としてはその小気味良いドタバタタッチで、そこに登場する「彼女と彼」は彼女ら自身の嘘で、現実と言う存在がコーティングされています。それはそれは甘いチョコレートコーティングです。したらば、中に詰まった現実は一体どんな味なのか、そこに本作の肝があるように思います。

       人は現実から自分を守るために嘘をつくのだろうと思います。他人を傷つけない場合は、その行為を否定することは私にはできません。独りのとき、自分に優しくなれるのは、きっと自分だけですから。しかし、多くの場合、嘘はいつか自分を傷つけるようになると思うのです。そのときには、やはり自分でツケを払わなければならない、そして自分の本質を試されてしまうのです。

       物語の主旨からはズレますが、「知らない映画のサントラを聴く」のって、なかなかおつな行為ではありませんか。こう、全く知らない世界を狭い視界で覗いてみるような、想像力の自由さを使ってみるみたいな。一度試してみずにはいられません。
      >> 続きを読む

      2015/05/17 by

      知らない映画のサントラを聴く (新潮文庫)」のレビュー

    • 了解です!

      実は今の今まで読んでました(^^♪。
      詳しい感想などは全て読み終えてからレビュー書きますが、ちょーおもしろいです!
      ページを捲る手が止まりませんっ笑
      >> 続きを読む

      2015/05/20 by 澄美空

    • ビワ。キウイ。チェリー。
      こいういうネーミングって誰が始めたんでしょうかね?
      ここまでの。冗談なノリの。という意味ですが。
      鳥山明???
      >> 続きを読む

      2015/05/22 by 月うさぎ


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