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老人と海

3.7 3.7 (レビュー23件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 452 円
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2013年02月の課題図書
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    「老人と海」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      有名すぎる一冊で、読んだ記憶もあるのに、人様のレビューに「そんなシーンあった??」と動揺しておもわず再読してしまいました。

      本書はいろんな版で出版されているはずなのに、表紙絵は決まったかのように「おだやかな海」。物語の大半はそんな海とは似ても似つかぬ……と書き進めたところで、作中にあった女性名詞「ラ・マール」としての海に思いが及ぶ。男性的じゃないんだ、海は。

      老人の夢に何度も登場するライオンもまた、獰猛というより温厚な、まるで猫のようなようすで……ラストシーンあたりで老人の視界に入ってくる猫はまるで夢の中から抜け出してきたのか? なんて想像は、再読してみて気付いた疑問です。

      よめばよむほど味わいのある極上のこんぶみたいな本、それを名作と人は呼ぶのですね。
      >> 続きを読む

      2016/01/24 by

      老人と海」のレビュー

    • 認めたくは有りませんが、確実に年齢は重ねていますので、こういう作品の感じ方も着実に変わって来ているのを感じます... >> 続きを読む

      2016/01/25 by ice

    • 評価: 4.0

       有名すぎる一冊です。
       前に『老人と宇宙(そら)』という、明らかに本作のタイトルをもじったSFを読んだことがあります。中身は『宇宙の戦士』の現代版でしたが。

       閑話休題。
       やはり本作の中心は老人と魚の死闘です。老人は自分の本能をむき出しにして頑張って、相手の魚も同じように頑張って……誰もが自分の生を生きいて、その中で主人公になりたいわけなのですが、そうはいかないのが自然なわけで。残酷なのではなく、圧倒的なリアルとして、そういうものであることを感じさせられました。

       最後のところで、無関係な観光客が老人の物語の象徴であるはずのものに対して的外れな感想を言うシーンには、なんだか寂しいような空しいような気分になりました。しかし、少年の存在が物語の中で非常に大きな救いになっています。わたしは彼のおかげで良い読後感を得られたと思います。少年の行動次第で、物語の印象が大きく変わってくるかと思うのですが、ヘミングウェイはどういう意図を持っていたのでしょうか。思索が捗ります。

       生きていく上での誰かとの闘争は、ものすごく精神と肉体をすり減らす上に、後に残るものはあまりない。そして、その苦労や矜持は少し外野の人間には理解してもらえない。でも、自分を慕ってくれ、自分のために涙を流してくれる人もきっとどこかにいる。これはまさに人生そのものではと思うのでした。


       翻訳者・福田恆存氏が巻末の「『老人と海』の背景」で語る、ヨーロッパ文学とアメリカ文学の違いがとてもしっくりきました。文学作品を読むときに、登場人物が歴史や人間関係を背負った「○○の○○さん」として書かれているのかどうかを見るのは一つのポイントかもしれません。
      >> 続きを読む

      2016/01/23 by

      老人と海」のレビュー

    • >澄さん
      >イメージにないものを読むって意外と楽しいですよね
      そうなんですよ! 新たな自分が開けた感じがします。
      でも、自分のイメージが作れるほど好きなジャンルがあるのは素晴らしいことだと思います。
      それにやっぱりイメージ通りのものを読むのが楽しいですし……つまり読書は楽しい、ということです笑
      >> 続きを読む

      2016/01/27 by あさ・くら

    • 自分も今新たなジャンルの小説やマンガを読んでいまして新たな自分が開けてます!
      そうですね。イメージが付くまでは色々と読んでその積み重ねの上で自分のカラー、イメージが出来るので付いた時は嬉しいですよね。自分も素晴らしいと思います!
      そうですね。仰る通りです。読書は楽しいですね(^^♪
      >> 続きを読む

      2016/01/28 by 澄美空

    • 評価: 4.0

      老人と海、それは自然界の日常を綴ったハードボイルドな本。自然界は弱肉強食、強ければ生き弱ければ死ぬ。文明社会に生きる私たちはある種のシェルターの中に生きており、弱者でさえも生きて行ける。しかし、一たび自然社会に足を踏み入れれば、強者の刃や荒ぶる自然の力が迫り狂う。主人公の老人は強者から弱者に成り行く者、もはや彼を支える物は己のプライドのみ。彼と自然との死闘を見る時、読者は生と死の近さを悟り平和に生きていることに感謝すると共に、心は生のエネルギーであることを知るのである。

      2015/03/08 by

      老人と海」のレビュー

    • > 老人と海、それは自然界の日常を綴ったハードボイルドな本。

      ずっとモヤっとしていたのですが、「ハードボイルド」と言う言葉がしっくり来ました。

      まさにそんな感じの作品でしたね。
      なるほど~♪
      >> 続きを読む

      2015/03/08 by ice

    • 生の実在感を強烈に感じる作品ですね。
      >もはや彼を支える物は己のプライドのみ。
      そんなサンチャゴが人生の最後の漁にふさわしい相手との勝利によってそのプライドから卒業する話でもあります。
      漁は実利を産まず虚しいものでしたが、心の満足感というのは別物なんですね……。
      彼はそれからも漁に出て、生きていくのでしょうが、
      自分の人生にひとつの区切りはつけられたのでしょう。
      こんな風に人生の実感を持てる人がどれだけいるんだろう?
      >> 続きを読む

      2015/03/08 by 月うさぎ

    • 評価: 3.0

      老人・サンチャゴがカジキマグロと死闘を繰り広げ、港に帰るまでの数日を描いた作品。

      図書館で見つけて以前読書ログで課題図書になっていたことを思い出し手に取りました。

      たんたんと老人とカジキマグロの死闘が描かれていますが、文学作品としてはかなり読みやすいと思いますが、あまり面白いとは思えませんでした。

      作中でサンチャゴは海を女性詞を使って表現する云々とありましたが、物語自体は非常に男性的だな、と思いました。
      男のロマンとでも言いましょうか。(読んでいて大間のマグロ漁を思い出しました)
      怪我と疲労は酷いわ、漁に使う銛や網など多くの道具を失い、極め付きにせっかく釣り上げたカジキが港につくころには骨ばかりになっていた、と。
      そこまでする老人の心が理解できないというか、負けてもいいんじゃないか。
      もう少し小ぶりな魚をとって食いつなぐのではダメなのか?と思ってしまうんですね。

      私の好みではありませんでしたし、過去課題図書で図書館で偶然見つけることがなければ手に取ることもなかっただろう作品ですが、たまにはこういうのもいいですね。

      【http://futekikansou.blog.shinobi.jp/Entry/1531/】
      に感想をアップしています。
      >> 続きを読む

      2014/01/19 by

      老人と海」のレビュー

    • 柊さんのレビュ―。女性の本音。って感じがしました。
      私は「衝撃度」において。この作品が好きです。
      なんでなんでなんで?
      というのが快感でしたから。
      >> 続きを読む

      2014/01/20 by 月うさぎ

    • >iceさん
      現実的といい変えていいんじゃないでしょうか(笑)
      コメントありがとうございました。

      >アスランさん
      共感してもらえてよかったです♪
      短い作品だから途中で投げ出さずに読み切ることはできるんですけどね……。
      コメントありがとうございました。

      >makotoさん
      投網も地曳網もそれなりに大変そうですが、大物一本釣りよりはよさそうですよね。
      コメントありがとうございました。

      >月うさぎさん
      きっと私は夢がないんでしょうね。現実的に考えすぎてしまいました(笑)
      あらすじに展開が全部書いてあるとは思わず、先に読んでしまったのもいけなかったんだと思います。
      私は「どうしてサンチャゴはここまでやるんだろう?」というのが最後までどうしても理解できませんでした。
      コメントありがとうございました。
      >> 続きを読む

      2014/01/20 by hrg_knm

    • 評価: 5.0

      多くの方が素敵なレビューを書いているので
      自分も感じたことを書いてみる。

      この作品ではキューバの老人・サンチャゴが
      海に出てカジキを釣ろうと奮闘している
      ところが淡々と書かれていく。
      決してむずかしい物語ではない。
      三日間の死闘の末にサンチャゴはカジキを
      釣ることに成功する。
      しかし、帰りにアオザメにせっかく釣った
      カジキを取られてしまうのだ。

      無念である。
      寡黙な老人の闘いは現代にうつしとっても
      社会や孤独との闘いに添う物語である。
      しかし読んでいる人はこの老人に対して
      「はーあ、ダメだったか」で終わらせては
      いけないのである。
      人間は人生において常にカジキと死闘をする
      老人と同じである。闘わなければならない。
      しかし、何度も挫折を味わうかもしれない。

      自分は子供の頃、この薄いページの小説を
      なぞりながら老人に一喜一憂した。
      あっさりとした幕切れに最初は怒りを感じた
      ものだったが年を取るにつれ人生とは
      こうした闘いの連続なのだなと思わされた。

      老人を通して人間を描写した傑作です。
      読んだことのない若者に読んで欲しい。
      >> 続きを読む

      2013/10/31 by

      老人と海」のレビュー

    • きっと、サンチャゴさんは獲物は取り損ないましたけど勝負には勝ったので満足感はあったんじゃないかと思うんですよねー >> 続きを読む

      2013/11/01 by makoto

    • 私はもっとワイワイやりたい派ではありますが(笑)この本の老人の孤独で誇り高い感じの生き様はカッコいいなーと素直に思いました! >> 続きを読む

      2013/11/01 by sunflower

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