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二十日鼠と人間 (新潮文庫 ス 4-1)

著者: スタインベック
カテゴリー: 小説、物語
定価: 327 円
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    「二十日鼠と人間 (新潮文庫 ス 4-1)」 の読書レビュー

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      新潮社 (1994/07)

      著者: ジョン・スタインベック , 大浦暁生

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      • 評価: 4.0

        はじめてスタインベックを読んだ。
        スタインベックといえば、知っていたのは「エデンの東」と「怒りの葡萄」くらいだっただけれど、どちらも長い作品なので、短めでスタインベックを有名にしたと言われる「ハツカネズミと人間」を読んでみた。

        大きな身体に足りない知恵のレニーと、小柄で知恵のまわるジョージのふたりが旅をしている。ふたりは渡り労働者で、次の働き口を目指している。
        たどり着いた農場でふたりは働くのだが。

        貧しい労働者であるふたり。
        レニーは貧しいながらも小さな夢を持っており、いつかその夢が叶うようにと願っている。ジョージは自分にとって足手まといとなりがちなレニーに腹を立てることもありながら、レニーを大切な相棒と思っている。

        読みながら哀しい物語になりそうだと思いながら読んだ。
        途中からは予想した通りに物語が進んで、レニーとジョージを好きになっていたので予想通りにならないよう願った。結局そうはならず哀しい物語だったのに、どこかあたたかさを感じたのはスタインベックの文章のぬくもりだからだろうか。

        レニーを苦しめたくないからこそ、ジョージはそうせざるを得なかった。そのジョージの苦悩と葛藤。
        こういった心情が、特に描かれているわけでもない。とても無駄のない描写なのに、ジョージの苦悩や悲しみなどが伝わってくる。

        戯曲の形式を小説に取り入れた作品らしく、殆ど会話で成り立っているのに、書かれていない行間が伝わってくるのは、ジョージだけでなく他の登場人物にも言える。
        そこがとても素晴らしいと感じる。
        短い作品で読みやすく、自然に登場人物の気持ちに寄り添えるため普段本を読まないかたにこそ薦めたい。

        とても良い本に巡り会えたと思える読書だった。
        しばしば読み返すことになると思う。
        ただ、訳者あとがきによると「怒りの葡萄」以降の作品には凋落のきざしが見えるとあるため、「エデンの東」を読もうかどうしようか迷っている。あんなに長い作品なのだから。、なやむ。
        >> 続きを読む

        2016/08/06 by

        ハツカネズミと人間」のレビュー

      •  スタインベックはとても好きな作家で、この本も読んだのですが、よかった、という印象しか残っていません。レビューを読んで思いだしたのは、ジーン・ハックマンとアル・パチーノが共演した「スケアクロウ」という映画でした。

         ぜひ、「怒りの葡萄」を読んでみて下さい。すごい小説ですよ。
        >> 続きを読む

        2016/08/08 by 弁護士K

      • 弁護士Kさん
        コメントありがとうございます。

        胸に沁みる一冊でした。
        わたしもどちらかを読むなら「怒りの葡萄」にしようかと思います。
        重い作品なのではと思います。ー
        >> 続きを読む

        2016/08/08 by jhm


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