こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

星の王子さま

4.1 4.1 (レビュー35件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 500 円
この書籍に関連するページ
2012年10月の課題図書

飛び出す絵本が作り出す立体的な王子さまワールド。選ばれた6つの場面は、『星の王子さま』の物語の中で、どれも大切なシーンです。

※違う版の本の概要を表示しています。
いいね! tadahiko makoto chao kuuta Minnie sunflower Romance caramel sox tamo Magic_Hour FiRST kissy1986 c1111 mee SAI Fragment keyaki- mariak1994 Kiiro_7

    「星の王子さま」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 5.0

      いやあ、面白かった!
      夢中になって一気読みしてしまった・・・!

      児童文学侮ることなかれ・・・。
      子供が読んでも大人が読んでも楽しめると思うし大人になってから読むとその背景や色合いなどが全く別のものに変容していくような気さえする。

      惜しいのは自分はこの作品を子供の頃に読んでいなかったこと。
      大人になってはじめて読んだのでもし感性や感受性が豊かだった子供の頃に読んでいたら今大人になって読んだ時との対比などがわかったと思うので非常に残念。だけれども今読んで(再読して)わかったことというか感じたことは生涯忘れることはないだろうと思う。

      王子さまと僕の交流。
      王子さまと花の恋。
      王子さまとキツネの友情。
      王子さまと星々の権力者たちとの問答。
      そして、王子さまと僕の別れ。


      それぞれに深くあたたかい、でも、一筋縄ではいかない大人と子供のやり取りが時に激しく時に哀しく描かれていて「ああ、現実も人生もこういうことだよなぁ。。。」と思わせてくれました。


      実際王子さまのように諦めずに何度も聞き返せればどれだけ良いか、僕のように大事なことをやっている時に何度も聞き返されたら嫌だなぁとか自分の日々の生活に置き換えて考えてみるとなんにも王子さまがやっていることは不思議でも不自然でもなく本来は人間同士がやらなければいけないことで、人間同士がやりたくない、やってほしくないことなんだなぁとも読み終えて思いました。


      この作品は童話的ですが書いてあることは人間の営み、日々の生活なんですよね。王子さまのようにはできないけれど努力することはできる。だから、もうちょっと図々しくでも尊敬や感謝の気持ちを持っていろんな人達と交流していき、僕のように、王子さまのように豊かな心を持ちたいなとも思いました!


      今回chaoさんの「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」のレビューを拝見させていただいてこの「星の王子さま」を読みたい、読もうと思い結果楽しく読めたので改めて機会を与えてくださったchaoさんに感謝致します。ありがとうございました!


      ちょっと読んでいる最中に心配事があって何度か読むのやめようかと思ったのですが読んでいくうちにその心配事が紛れ気づけば物語の中に耽溺できていたのでやはり読書って凄いなぁ、良いもんだなぁと思いました。これからも、常に本と、読書と共に人生を謳歌していければいいなぁとも強く、強く思います!!


      今回も良い読書が出来ました!
      >> 続きを読む

      2019/07/16 by

      星の王子さま」のレビュー

    • 正直、最初読んだ時はなんのこっちゃって感じでしたが、歳を取るにつれて、何度も読み返すうちにつれて、しみじみと良さが分かってきたような気がします。
      まだまだ理解できていないですが…。

      個人的に印象深いのは、地理学者のお話とキツネ・バラのお話。
      なぜかと言うと…と、ここに書いたら長くなりそうなのでいつの日かレビューを書きます(笑)

      この本は月うさぎさんが仰るように砂漠の中の井戸で、読者が何度も読み返すことで「王子様が世話をした特別なバラ」になっていくのかもしれません。
      また読みたくなってきました。
      >> 続きを読む

      2019/07/17 by 豚の確認

    • 豚の確認さん

      そうですね。
      自分も初読の時は同じようなこと思いました。
      で、確かに年齢を重ねたからか少しづつ内容がわかってきた気もします。
      まあ、とはいえまだまだ理解はできていませんが(笑)

      そうなんですね!
      了解しました!レビュー楽しみにしています♪♪

      そうなんですね〜。
      自分まだ仰られているところがいまいちわかっていなくて。
      まあ、だからこそ、また何度も読み返せるんだよなあ…とポジティブに考えています!
      >> 続きを読む

      2019/07/17 by 澄美空

    • 匿名
      評価: 5.0

      もしも誰かが、何百万も何百万もある星のうち、たったひとつに咲いている花を愛していたら、その人は星空を見つめるだけで幸せになれる。〈僕の花が、あのどこかにある〉って思ってね。

      ここ、すごく好き。

      私もそう感じているから。そして本当に幸せな気持ちになれるから。
      何度読んでも、ステキな本です。感じることが多く、いつまでも理解でき、感動できる私でありたいと思わしてくれる本です。

      2018/10/16 by

      星の王子さま」のレビュー

    • 評価: 4.0

      世界的ベストセラーとなった星の王子さまを今回初めて読んでみました。

      パイロットであるぼくが砂漠から脱出するために飛行機を修理しなければならないのだすがそこで1人の王子さまと会いそこでの物語が可愛らしい絵と共に描かれています。

      文学作品ということもあり、あまり普段から馴染みがない分読んでいて随所に難解に感じることもありましたが生きていく中で大切なものを教えてくれたように思いました。

      「大切なことは目に見えない」とは目に見えることを大事にしがちな私たちに投げかけてくれている様な気がしました。

      何か見失ってしまった時にまたこの本を読み返したいと思いました。
      >> 続きを読む

      2018/09/20 by

      星の王子さま」のレビュー

    • 評価: 3.0

      不思議な話だった。大人になった私達に忘れてしまった大事な事をこの本は訴えかけている。
      子供の頃の感情や心情、内面にあたる部分がそれだ。
      この本の中で訴えているのは、
      固定観念を捨てて、ハートで感じる事。
      そして、限りある人生の中で<絆を結ぶ>という事。それは、その人に対し長い時間をかけ、時には忍耐も必要としつつ、個性や内面……即ち魂を徐々に知り、かけがえのない存在になっていくというメッセージなのではないか。私はそう読み取った。
      大人はある人に対して、
      「年収はいくら」
      「何歳か?」
      など、数字(肩書き等、外側の情報)を質問して、その人の事を知った気になる。固定観念も頭の中にあるだろう。
      対して子供は、
      「どういう遊びが好き?」
      「何か集めている?」
      と、相手の内側に沿った事を質問して、本質的な部分を探そうとするのだ。

      星の王子様は7つの星を巡って旅をしていくのだが、
      「王様」「うぬぼれや」「酔っ払い」「ビジネスマン」など典型的な大人達に出会い、自分の事しか考えていない様子に落胆する。

      王子様は元いた自分の星で、バラと共に生活していたのだが、プライドの高いバラの発言がが嫌になり、星を出てしまう。
      そのバラは、自分はとても価値のある花だと振舞っており、夜は寒いからドーム型の硝子で覆って欲しいなどと要求してくる。
      だが、その一方で決して言葉にはしないが、素敵な香りで王子様の心を明るくしていたのだ(なんというツンデレ)
      王子様がバラの言葉ではなくて、バラの行動(素敵な香りで王子様の心を癒した事)に基づいて判断するべきだったと後悔したのは後になってからだった。

      地球にやってきた王子様は、何千本も咲いているバラを見つけ、故郷に咲いていたあのバラは宇宙にたった1つの花ではなかった、あの花は何も偉くなかったんだと落ち込む。
      そんな王子様をキツネが見つけ、<絆を結ぶ>という大事な事をキツネから教わり、時間をかけて1人と1匹は友達になる。
      王子様の星にいたあのバラは、他の人から見れば、ただの沢山いるバラの中の1本にしか過ぎないが、絆を結んでいた王子様にとって、そのバラは特別に見えたのだと思い知らされる。それは、人生にも大なり小なり影響していた存在だった。

      キツネと別れる際、キツネは王子様に
      「物事はハートで見なくちゃいけない。大切なことは、目に見えないからね」
      「君がバラのために使った時間が長ければ長いほど、バラは君にとって大切な存在になるんだ」
      「君はいったん誰かを飼いならした<絆を結んだ>ら、いつまでもその人との関係を大切にしなきゃ」
      など、重要な秘密を教わり、王子様はそれを心に刻む。

      それから、砂漠に不時着し/たパイロットの「ぼく」に出会う。王子様と接していくうちに、幼い頃のことを思い出した僕は、
      「幼い頃、古い家に住んでいたっけ。そして、その家には、宝が隠されているっていう言い伝えがあった。もちろん、誰もそれを見つけることはできなかった。もっとも、誰もそれを探そうとさえしなかったわけだけれど。でも、その宝のおかげで、家全体が、魔法にかかったみたいに素敵になっていた。家のどこかに、秘密が隠されていたんだ……家でも、星でも、砂漠でも、それを美しくしているのは、何か目に見えないものなんだね」と、王子様に向かって言う。
      古い家の「宝」や、砂漠のどこかにある「井戸」というのは、その人の中にある個性や、その人にしかない内面、つまりは「魂」の事ではないだろうか。
      一見すると、ただの砂漠や古い家、ただの人にしか見えないが、目に見えない「宝」「井戸」「魂」を見つけた途端、それらが美しく見えてくる。

      王子様は最後、黄色い毒蛇に噛まれて肉体の死を迎えるのだが、この黄色い蛇には地球におりた際、最初に出会っている。
      手足も無い、細長く力の弱そうな蛇を見て不思議がる王子様に「おれは、君を、船よりも遠くに送る事ができるんだ」と、王子様の踝に巻きつく。そして、「もし、故郷の星がひどく懐かしくなったら、君を助けてあげられるかもしれない、つまり……」と意味深な発言をするのだ。
      それからまた、黄色い蛇と王子様は再会する。
      「王子様のくるぶしのあたりに、チラッと黄色い閃光が走ったように思われました」
      というのは、王子様のくるぶしに黄色い蛇が巻きつき、噛み付いて毒を流し込んだのだろう。王子様は肉体の死を迎える。
      しかし、魂は故郷の遠い星へ、無事に送られたのだと信じたい。
      では一体、なぜ蛇なのか?
      脱皮をする事から、蛇は「死と再生」の象徴ではないだろうか。ただ「黄色」の意味する所がわからないが。

      実は、中学生の頃に一度読んだことがあるのだが、その時はまったく理解出来ず。大人になった今でも、不思議で結構難しい話だった。訳者によるあとがきすら「いくら解説したところで、このお話がはらんでいる無限の豊かさと無限の美しさを、説明しつくすことは到底出来ないでしょう」と表記してある始末。一つ一つの言葉は簡単だが、この話をすべてを理解し、解説するのは難解。
      >> 続きを読む

      2018/08/30 by

      星の王子さま」のレビュー

    • コメントありがとうございます^^
      月うさぎさんは、様々な翻訳者の訳した本を読んでいたんですね。同じ作者の本でもΣ(・ω・ノ)ノ
      大抵一つの翻訳で読んだ気になってしまっているので、すごいです。

      amazonで検索してみたら、
      『人間の大地』も翻訳者が二人位いるみたいですね。
      もう一方のタイトルは『人間の土地』になっていますが。
      本の理解を深める為には、その作者の他の本を読んでみるのも大事ですよね^^
      >> 続きを読む

      2018/08/30 by May

    • 「星の王子さま」好きなもので(^^;)
      『人間の大地』の方が新訳で、私はそちらを読みました。
      『夜間飛行』の方が作品としては有名なのですけれど、
      勉強になるというよりもとても素敵で面白い作品なんですよ。
      砂漠で遭難する実話なんか非常にスリリングですし。
      地球の絶景という写真集の写真を思わせるすごい景色が描かれます。
      『人間の土地』の方はかの有名な堀口大學さんの翻訳で、長らく定番になっていましたが、私はこの翻訳だと固すぎて読みづらいと思いました。
      なので『人間の大地』のほうをおすすめします。
      タイトルも「人間の土地」だとなんか縄張りみたいですよね?
      そういう意味では全くない本なので。
      >> 続きを読む

      2018/08/30 by 月うさぎ

    • 評価: 4.0

      パイロットがサハラ砂漠に不時着し、王子様に出会い、ぼくと王子様の対話を通して、成長していくというお話でした。
      テーマは、「本当に大切なものってなんだろう」というものです。普段、きちんと向き合って考えることなどないので、とても新鮮なお話でした。
      愛、信頼、友情、心の純粋さ、思いやり、感謝…。固定観念や先入観、偏見などを捨てて、心を真っ白な状態にしないと、本当の姿は見えないと、王子様は教えてくれます。
      心が洗われるようないいお話でした。

      2018/07/03 by

      星の王子さま」のレビュー

    もっとみる

    関連したレビュー

      みすず書房 (2005/08)

      著者: 山崎庸一郎 , サン・テグジュペリ

      • 評価: 3.0

        2005年5月読破。

        2015/12/17 by

        小さな王子さま」のレビュー

      岩波書店 (1976/03)

      著者: サン=テグジュペリ

      他のレビューもみる (全2件)

      • 評価: 3.0

        #昭和の日のイベントにちなんで読んだ本

        内容紹介
        サハラ砂漠に不時着した孤独な飛行士と
        「ほんとうのこと」しか知りたがらない
        純粋な星の王子さまとのふれあいを描いた永遠の名作。



        ○○年振りに読んだよ\(◎o◎)/
        私の持ってる本は昭和45年32刷発行の240円!!
        ホントに時代を感じさせる本なので
        今の岩波文庫の星の王子さまのカラーの表紙にビックリ(* ̄□ ̄*;。
        昔1回読んだだけだったので内容をちゃんと覚えてなかったのだけど
        『かんじんなことは、目には見えない』って言葉に驚いた!!( ̄◇ ̄;)エッ、
        この言葉って星の王子さまだったんだね…

        大人になると忘れてしまうモノって
        知らず知らずのうちにあるよね、最後切なく感じたよ

        昔々読んだ時には判らなかったモノが判ったような感じがする。
        あくまでも感じがするだけなんだけど(笑)
        >> 続きを読む

        2013/04/29 by

        星の王子さま」のレビュー

      • >tadahiko さん

        私の持ってる本はさすがに古くて画像がないんですよ(ノд-。)クスン
        これでこの↑画像を借りました。

        だって白黒の表紙!!(-ω-;)
        >> 続きを読む

        2013/05/02 by あんコ

      • >makoto さん

        大丈夫!!makoto さん、
        カレーの王子さまには勝ってます(。-`ω´-)キッパリ!! >> 続きを読む

        2013/05/02 by あんコ

      角川グループパブリッシング (2011/06)

      著者: サン・テグジュペリ , 管啓次郎

      • 評価: 3.0

        岩波書店版内藤訳は持っているので、訳者が違うとどんなに違うか、比べてみたくなって読んでみました。
        中学生、高校生、大人になってからと、読むたびに印象が違った『星の王子さま』。
        角川文庫版 管啓次郎訳はすんなり入ってこなかった気がします。
        次は稲垣直樹訳を読んでみたいです。

        昔、新宿のシアターアップルで『星の王子さま』のミュージカルを見ました。
        王子さまが吉田日出子。
        私の『星の王子さま』の記憶はこのミュージカルが大きいですね。



        >> 続きを読む

        2015/05/23 by

        星の王子さま」のレビュー

      • shikamaruさん
        フランス語をお勉強されているんですね。
        私は原文を読めるようには永遠にならなそうなので、翻訳比べでご容赦を。
        管訳も教えて下さってありがとうございます!
        すごいデータが揃いました。(*^▽^*)
        作品全体のとらえ方が翻訳のキモなので一文の比較では真価は測れませんが
        こんなに簡単な文章なのに、微妙に変えてきているところが面白いですよね!
        >> 続きを読む

        2015/05/23 by 月うさぎ

      • 月うさぎさん
        フランス語の勉強…遥か昔に諦めてます(>_<)
        手元に持っておこうかなって。読んだつもり♪ >> 続きを読む

        2015/05/23 by shikamaru

      オリジナル版

      岩波書店 (2000/02)

      著者: 内藤濯 , サン・テグジュペリ

      他のレビューもみる (全7件)

      • 評価: 4.0

        大昔、小学校3年の時に祖母に買ってもらった本。
        このころのハードカバーの本はケースに入っていた。
        何度も読んだ本だけれど、読むたびに忘れた部分があってその都度好きなところが見つかります。
        そういう意味で深い本だと思います。

        キツネの言葉「かんじんなことは、目には見えないんだよ」が有名だが、子供のころはこの言葉にはそれほど感銘を受けなかった。
        きっと当たり前すぎるからだろう。

        一番気に入っていたのが、象を飲み込んだウワバミの図と箱に入ったヒツジの話だったりしました。

        むしろ、大人はヘン。大人になりたくない。
        子供の気持ちを決して忘れまい。
        と強く思った。
        中学1年の時、感想文で「星の王子さま」を選んだ。
        今思えば、大人の教師に向かって「大人になりたくない」もないもんだが。
        それも、思春期の思い出です。

        あと、王子の星のバラは嫌いでした。
        とってもかわいくない。と、子供であった(しかも女の子であった)私は感じたのです。
        王子もちょっと生意気だと思っていました。
        これが、翻訳権が切れて、新訳が出てくると、びっくり。感想が変わるから不思議。

        この翻訳版のなによりも最高のお仕事は
        原題の「小さな王子」を「星の王子さま」というタイトルに翻訳したことだと思います。
        >> 続きを読む

        2012/03/12 by

        星の王子さま」のレビュー

      • 「小さな王子」と「星の王子さま」では全然イメージ違いますね。
        元々「星の王子さま」ではなかったこと、私も知らなかったです。 >> 続きを読む

        2012/09/28 by tomato

      • tomatoさん フランス語読みだと「ル・プティ・プランス」です。
        フランス語ならかわいいですけどね。
        岩波がクレームを出しているからか、直訳が正しいと考えているのか、
        光文社古典新訳文庫の新訳では「ちいさな王子」
        みすず書房の新訳では「小さな王子さま」 のタイトルで出版されました。

        ここまで寄ってたかって各社が訳しているという本は他にないでしょうね。
        恐るべし星の王子様!
        >> 続きを読む

        2012/10/02 by 月うさぎ

      岩波書店 (2000/06)

      著者: 内藤濯 , サン・テグジュペリ

      • 匿名
        評価: 5.0

         何度読み返しても、その時々で(自分の成長過程や、置かれた状況で)新しい発見がある作品です。
         子どもも充分に楽しめ、心に残る作品だと思いますが、歳を経るごとに、子どもの頃には気づかなかった部分が胸に響くようになるというか…。

         この作品は、小学生の頃、子ども向けのミュージカルで観てから、原作を読みました。
         月並みな表現ですが、自分にとって「聖書」と呼べる作品の1つです。
         所有しているのはハードカバーの方なのですが、今ちょっと奥付などを調べられないので、こちらの新書版を本棚に入れました。

         近年、色んな方が翻訳したバージョンが発行されましたが、やっぱり一番最初に触れた内藤濯さんの訳が一番しっくりきます。

         ギフトにも適した作品だと思います。
        >> 続きを読む

        2012/09/29 by

        星の王子さま」のレビュー

      • ミュージカル化もされているんですね。
        王子様役ってプレッシャーすごいだろうなぁ・・ >> 続きを読む

        2012/09/30 by makoto

        • 匿名

         コメントありがとうございます。
         他の作品で引用されたりする部分は、内藤さんの訳のものが多い気がします。訳は訳で特徴的な言い回しで、不思議と印象に残ります。
         ミュージカル…と書きましたが、書いた後で「あれ? 普通の劇だったかな…」とちょっと自信がなくなってしまいました(汗)。
         ただ、王子様は人形だったことは覚えています!
        >> 続きを読む

        2012/09/30 by 匿名

      新訳

      集英社 (2005/08)

      著者: 池沢夏樹 , サン・テグジュペリ

      他のレビューもみる (全4件)

      • 評価: 4.0

        ネットで注文してこの本が届いた時、予想以上のステキな装丁にとてもHappyな気分になった。

        紺色の布地にゴールドの文字。
        (黄色い部分は帯になってます。)

        「星の王子さま」は以前河野さん訳で読んだことがあって、今回池澤さん訳で読み比べてみたカタチ。シンプルなストーリーだけど(むしろシンプルなストーリーだからこそ)少しずつ印象が違う。どちらもとても自然だけど、河野訳はもっとやわらかく、池澤訳は原文に忠実なのかな、というイメージ。

        個人的にはやはり最初に読んだものにすでに思い入れがあるので☆4だけど、いずれにしても素晴らしい本。

        色々な訳を読み比べて自分にぴったりの王子さまを探してみるなんて読書ログを始めるまではありえなかったことだけど、今思うととても贅沢で楽しい読書の仕方だと思う。
        >> 続きを読む

        2013/02/18 by

        星の王子さま」のレビュー

      • chaoさん

        小羊もきっとカワイイから好きですよー
        でも、ちょっと小ヤギよりはローストしたくなるかもw
        ジュル♪
        >> 続きを読む

        2013/02/19 by makoto

      • makotoさん、ローストしないでー><

        2013/02/20 by chao

      愛蔵版

      岩波書店 (2000/11)

      著者: 内藤濯 , サン・テグジュペリ

      • 評価: 5.0

        久々に読み返しました。
        初めて読んだ時はあまり意味がわからなかった気がします。
        読むたびに感じ方が変わるのは
        大人になったからなのか。
        いい作品ですよね。
        ずっと大切にしようと思う一冊。


        心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
        かんじんなことは、目に見えないんだよ
                          ーキツネ
        >> 続きを読む

        2015/02/17 by

        星の王子さま」のレビュー

      • ほんわかしてて、でも難しいイメージがある本です。

        はじめて読んでから時間も経っているので、また読んでみようかと思います! >> 続きを読む

        2015/02/17 by coji

      • cojiさん

        コメントありがとうございます!
        確かに、ほんわかしてるだけじゃないんですよね。
        もっともっと歳をとった時に読んだら
        また今とは違う感じ方をするんでしょうかね。
        >> 続きを読む

        2015/02/17 by すもも

      平凡社 (2006/01)

      著者: サン・テグジュペリ , 稲垣直樹

      • 評価: 評価なし

        もしも、「星の王子さま」をフランス語で読みたいと思ってしまったとします。
        実際に、星の王子さま」を原文で読みたくてフランス語を勉強する人も多くいらっしゃいますね。
        そんな時、日本語テキストをそばに置くなら、
        稲垣直樹さんの翻訳なら信頼が置けると思います。

        この本は実は私は未読なのですが、
        稲垣先生はNHKのラジオフランス語講座・中級で、
        「星の王子さま」をテキストに使った授業をやっていたことがあって、
        その時に私、無謀にもテキスト買って聴いていたんですよ。
        全然わからなかったけれど、フランス語の朗読を聞くだけでもいいやって。(^^)

        フランス語のルールや文学への理解はもちろんですが、
        稲垣先生は著者サン=テグジュペリの研究者でもあって、
        「サン=テグジュペリ」という本も書かれているいわば「専門家」です。

        翻訳文も原文の流れをなるべくそのまま感じられるような語順。
        直訳に最も近い本ではないかしら?
        それは、テキストからも想像できます。

        例えば、王子さまが初めて出現し、ぼくに話しかける言葉。

        S'il vous plaît……dessine-moi un mouton!
        稲垣訳
        「すみません……。ヒツジの絵、かいてよ」
        池澤訳
        「すみません、ヒツジの絵を描いて」
        河野訳
        「おねがい……ヒツジの絵を描いて……」
        内藤訳
        「 ね・・・・・・ヒツジの絵をかいて!」

        微妙なニュアンスなんですが、稲垣訳には文法上の主語という根拠があってわざとこう訳しているんですね。

        あとキツネと王子さまの交流のきっかけの言葉
        ≪apprivoiser≫という言葉の解釈。
        直訳は「動物を飼い慣らす」です。

        稲垣訳 「なじみになる」
        池澤訳 「飼い慣らす」
        河野訳 「なつく」
        内藤訳 「飼いならす/仲よくする」

        内藤訳でもいいですが、稲垣氏に軍配が上がると思います。
        サン=テグジュペリは、この言葉には独特の意味をこめていると見抜きます。
        そして語源までさかのぼり、確信を得て「なじみになる」という言葉を選択したそうです。

        「お馴染みさん」っていい関係を表す言葉ですよね。

        池澤訳の「ぼくを飼い慣らして!」
        という台詞にはちょっと違和感があったのです。
        池澤訳のここだけは好きではない部分です。

        かといって、稲垣訳がトータルとして、
        文学それも児童文学として最も優れているのか?
        というのは別の問題です。

        正確で細かい言葉まで配慮が行き届き、作品理解も深いため、
        日本語のテキストとして最適です。とお薦めしておきます。
        >> 続きを読む

        2012/10/31 by

        星の王子さま」のレビュー

      • 私は池澤さんの訳で読みました。全体的に詩的な雰囲気がとても気に入ったのですが、確かに「飼いならす」という表現はしっくりとこなかったのです。
        月うさぎさんのレビューを読んで思わず納得してしまいました。

        フランス語は全くわからないですが、ある言語を他の言語に翻訳するというのはただ中身を移し替えるだけではなくて、その言語に合う表現を探してくる一大作業なんですね。
        星の王子さまは本当に深い言葉が多いので、この機会に様々な方の翻訳書を読み比べたくなりました。
        素敵な考察ありがとうございます。勉強になりました!
        >> 続きを読む

        2015/02/15 by pechaca

      • pechacaさん
        〉その言語に合う表現を探してくる一大作業
        そうなんですよ~。最近「新訳」ブームで、読み比べできる本が増えていますね。
        元祖内藤訳と池澤訳を持っていますが、全体的には池澤さんの翻訳が好きです。
        唯一「飼いならす」の一言がね…。おや?って思ったものですから。
        あと、S'il vous plaît は丁寧なお願いの表現なのです。
        親しい間柄では、"s’il te plaît"を使います。
        だから王子さまは見知らぬ「ぼく」になれなれしく上から目線で絵を描いてとお願いするようなことはしていないんですよ。
        このあたりの設定が内藤訳は不適切です。
        王子さまのキャラクターを翻訳者がどう設定しているか。
        これが微妙~に違うので、そのあたりも楽しめますよ。
        チャンスがあったら読み比べてみてください。
        pechacaさんのご感想もぜひうかがいたいと思います。
        >> 続きを読む

        2015/02/16 by 月うさぎ

      光文社 (2006/09)

      著者: サン・テグジュペリ , 野崎歓

      他のレビューもみる (全4件)

      • 評価: 5.0

        子供の頃に読んだ「星の王子さま」にもう一度会えた。そう思った。
        知りつくし何度も読んだ本作なのに、この翻訳を読んでラストに涙が湧いてきたから。
        「ちいさな王子」が「星の王子さま」のことだと、気づいていない人も、もしかしたらいるかもしれない。
        これこそ本来のタイトルなのにも関わらず、「星の王子さま」のほうがずっとカッコいいタイトルだし慣れ親しんでいるために。

        翻訳者本人が「後出しジャンケン」という言葉を使ったように、先人の翻訳を参考にできる以上、後発の本のほうが有利と言えるだろう。しかし概ね人は初めに触れて感動したものを定番と考え、後出しを若干批判の目で見る傾向があるだろう。それを乗り越えるのも実は大変なのだ。

        結局は訳者がその本とどう向き合うか。
        その点で腹をくくらないと翻訳文学はバラバラで死んだものになってしまう。
        この「ちいさな王子」はその点で非常にすばらしい翻訳だと思う。「星の王子」をあえて採用しないという勇気もその表れだろう。
        そしてその心意気は少なくとも私には伝わった。

        サン=テグジュペリのLe Petit Princeという作品は内藤濯訳『星の王子さま』が版権を独占してきた。独占的出版権の期限が切れた2005年6月以降、新しい翻訳が続々と出版された。出過ぎじゃないかとさえ思う。
        私はまず池澤訳を購入して、所有していた内藤訳と比べてみた。この体験を通し、随分異なる印象に驚くとともに「新訳」の力に改めて注目するきっかけとなった。本作品は4冊目だ。
        「星の王子さま」は、言葉がシンプルな上に会話調であるため、王子のキャラクターに関わる印象は翻訳により随分異なってくる。そして物語への愛着や親近感に微妙な差異が生まれるのだ。
        内藤訳は名訳と言われてきたが、大人が子どもに与える児童文学の形態を取っており、王子はどことなく大人びておりエキセントリックな存在に思われる。まさにエイリアンだ。

        原題「Le Petit Prince」は英語では「The Little Prince」で「ちいさな王子さま」だ。星はタイトルにはついていない。他の星にいる王子さまのお話しではなく「ぼくが出会って愛した王子さま」についてのお話しなのだ。いや、むしろ「自分の中にいる子供の自分」なのかもしれない。
        どんなに不思議な存在であっても、ちょっとワガママな態度をとっても王子は決してエイリアンではない。
        まずそこを間違ってはいけない。

        今回この本を読む前に「人間の大地」というエッセイを読んでみた。
        「ちいさな王子」の直前に書かれた作品で本書のテーマと共通するものがとても多い。
        サハラ砂漠で不時着の夜を過ごし、リビア砂漠で遭難し、夜間飛行では星のほかには何もない世界の中を飛ぶ。その孤独感と、それゆえに感じざるを得ない世界とのつながり。
        飛行家でなければ語れないその実感をこめて自分の心とも向き合ってすべてを込めたのがこの「ちいさな王子」だったのだ。
        時は第二次大戦のさなか。ナチスドイツの手に陥落した祖国フランスを思いながら、人や世界への愛を語らずにいられないサン=テグジュペリ。
        だから人は今でもこの本を、そして彼を愛し続けるのだ。

        この翻訳はおすすめです!

        「友だちがほしいんだよ。『なつかせる』ってどういう意味なの?」
        「それはね、つい忘れられがちなことなんだよ。『きずなを作る』という意味なんだ」

        「砂漠がきれいなのは、どこかに井戸を隠しているからなんだよ……」
        砂漠がふしぎな光をはなっているわけがとつぜんわかって、ぼくはびっくりした。

        他の新しい翻訳が大人向きな印象なのに、こちらは、子どもへのプレゼントにもおすすめできます。表紙は、まあ、こういう感じですけれど。
        >> 続きを読む

        2016/04/12 by

        ちいさな王子」のレビュー

      • 海外の文学作品や、映画でも洋画はなんとなく苦手で、それは翻訳するときに微妙な気持ちや雰囲気までをも訳すのは本当に難しいからだろうと、なんとなく思っていました。
        星の王子さまはかなり前に読んで、家にもまだあるはず。一番ポピュラーなものを読んだのだと思いますが、レビューを読んでこちらも読んでみたい!と強く思いました。
        ありがとうございます。
        次に図書館に行ったら探してみますね。
        >> 続きを読む

        2016/10/03 by riiriurie

      • riiriurieさん
        翻訳の良し悪しって実際にすごくあるな、と最近強く思っています。
        日本語は一人称の選びかたでキャラクターが決まってしまいますよね。
        村上春樹の文学が「僕」であって「俺」でも「私」でもないことは日本人にとって決定的な受け取り方の違いに繋がっていると信じている私です。
        実際に文学作品における翻訳者の責任って大きいものなんですよね。

        「ちいさな王子」は初めての方にもすでに読んでいらっしゃる方にもお奨めです。
        子供への読み聞かせならばなおさらです。
        文章の響きが柔らかく、声に出すと一層違いが感じられそう。
        王子さまのバラの花も、きっとより愛らしく思えるのではないかしら。
        >> 続きを読む

        2016/10/03 by 月うさぎ


    最近この本を本棚に追加した会員

    117人が本棚に追加しています。

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    ホシノオウジサマ
    ほしのおうじさま

    星の王子さま | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    神の孵る日 (リンクスロマンス)

    最近チェックした本