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ぼくのともだち

Maru in Michigan
4.5 4.5 (レビュー2件)
カテゴリー: 写真集
定価: 1,470 円
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    「ぼくのともだち」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
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    • 評価: 5.0

      『ことばはいらない』の続編(姉妹編)である。
      前作はほぼ写真のみだったが、本作では母・ジョンソン祥子さんのエッセイが付く。
      時系列的にはこちらの方が前に当たる。赤ちゃんである一茶くんが家族の一員となり、成長していく1年間が綴られている。

      ジョンソン祥子さんは結婚を機に渡米して、ミシガン在住である。
      少し変わった毛色で凜とハンサムな柴犬・マルは、赤ちゃんである一茶くんが誕生する前からジョンソン家にいた先住犬だった。祥子さんは一茶くんの出産にあたり、マルが赤ちゃんを受け入れることが出来るよう、さまざま気を配る。
      マルは「不思議な生きものが来たよ」とばかりに、やや警戒し、そして焼き餅を焼く。
      少しずつ心を開き、赤ちゃんに近付いていく犬。
      初めは怯え、だが次第に興味を持ち、仕舞いには犬を追いかけ回し始める赤ちゃん。
      祥子さんのカメラは、一茶くんの表情はもちろん、マルの気持ちも的確に捕えている。日々、ふたりを見守っていることがよくわかる。

      異国の子育ての心細い日々。
      ミシガンの長い冬の後の短く輝かしい夏。
      個人的にはこのあたりを綴ったエッセイにもとても共感を覚える。

      スタイリッシュでかつかわいい。ほのぼのと愛にあふれた写真が満載である。

      眺めていると、とてもしあわせなのだ。なのに何だか涙が出てしまうのだ。
      このしあわせが一瞬だと知っているから。
      一茶くんはやがて走り回るようになり、マルも後を追うだろう。野球に夢中になるかも知れない。それともサッカーかな? マルも試合に付いていくかもしれない。一茶くんの友だちとも楽しく遊ぶかも知れない。
      それもまた、フォトジェニックなことだろう。

      けれど。
      めぐり来る夏は、去っていった夏とは違う夏。
      一茶くんはやがて大きく成長し、マルは年老いて行くだろう。たくましくなっていく一茶くんをよそに、マルは静かな日々を過ごしていくようになるだろう。そして、いつかは別れが訪れる。

      だからこそ、この瞬間がいとおしい。
      そんな一瞬を封じ込めた、珠玉の写真集である。
      >> 続きを読む

      2016/05/11 by

      ぼくのともだち」のレビュー

    • 評価: 4.0

      アメリカのミシガン州で暮らす柴犬のマルの元に、小さな生き物が出現した。

      それは一茶君と名付けられた人間の男の子。

      戸惑い興味をもち受け入れるその過程を経て、
      マルが見つめるその温かい眼差しはお兄ちゃんそのものへと変わる。
      犬は家族の中での自分の地位を覚る賢い動物なのだ。

      一茶君の誕生から一才までのイヌと人との日々を綴ったフォトエッセイ。
      これは、人気ブログを書籍化したものでした。

      Maru in Michigan
      http://shibanomaru.blog43.fc2.com/

      しかし、この本は単独で読まれてよい本でしょう。
      (書籍化は2作目だそうですが、私は本を手にするまでブログの存在はしりませんでした)

      アメリカの景色や生活感が写し込まれているところが特別感を醸し出し、
      「動物と子ども」というのもヒットのお決まりの方程式

      こういう企画って外さないよね~…なのはわかっているけれど、
      やはり愛らしい写真の数々はそんな理性的な言葉なんてふっとばしてしまうほどに
      うっとりと心和むものでした。

      これが、子どもの写真だけだったなら、かわいいわね~と思いつつ
      勝手に親ばかしてろよ。と覚めた目線を取り戻すことは可能。

      けれど、マル君の澄んだ慈愛さえ感じさせる目線はどうだ。
      これに抵抗できる人がいるとは思えません。

      兄弟のように育つマルと一茶くん。
      イヌとヒトとの平和な日々がいつまでも続くように
      祈りに似た気持ちになりました。


      前作「ことばはいらない」は、写真のみの作品だそうです。
      >> 続きを読む

      2013/11/14 by

      ぼくのともだち」のレビュー

    • >けれど、マル君の澄んだ慈愛さえ感じさせる目線はどうだ。
      >これに抵抗できる人がいるとは思えません。

      良いですね。そういう純粋な感じとか。実際に見たら頭撫でたくなるかも。
      >> 続きを読む

      2013/11/16 by Shimada

    • Shimadaさん
      犬派とか猫派っていうの、私は信用していないんです。
      なぜ動物を可愛いと感じるのかというそもそもの人類の不思議はおいておいて、
      可愛いものは可愛いんですよっ!ねっ!
      >> 続きを読む

      2013/11/17 by 月うさぎ


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