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1Q84(イチ・キュウ・ハチ・ヨン)

<4月-6月>
3.8 3.8 (レビュー9件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,890 円

「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。書き下ろし長編小説。

いいね! tadahiko

    「1Q84(イチ・キュウ・ハチ・ヨン)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      2010年頃に初めてに読んで以来の再読。


      Book1の始まり方が素晴らしすぎて大好き。

      全体的に好きな本ではあるけれど、Book1の最初とBook2の最後が一番好きかも知れない。


      一度渋滞を狙ってタクシーで首都高にのってやりたいくらいの勢いです。笑

      さて、少なくとも今現在、実際には三軒茶屋のあたりに非常階段は無いそうです。

      でもこの感じ「何か既視感があるんだよなあ」と思っていたら、読んでいるうちに思い出しました。首都高から階段で降られる場所があるんです。

      過去に一度、高速バスに乗っていて用賀で降りたことがあるんですが、そのときに降ろされた「用賀PA」というのが高速の上にあって、そこから田園都市線の用賀駅まで降りるときに階段で降りていったような気がします。

      ちょっとだけですけど、この小説の雰囲気に似ているのでそのうちまた行ってみようと思います。できればタクシーで。


      内容的には村上春樹先生が言う「精神的な囲い込み」みたいな呪いのようなものが重くて暗くて、Book1はとても怖い話だと思っています。
      それは家庭や学校や地域が少しずつ「歪む」ことで、どこかで人間性の本来の姿みたいなものが見えなくなっていく様子だったりするのかも知れません。
      この「精神的な恐ろしさ」は、最初に読んだときは本当に背筋が冷たくなりました。

      その上で語られる第15章の会話は、圧倒的に力強くまた優しくもあると思うのです。


      ちなみに、「村上さんのところ」という本によると、村上春樹ご本人はあゆみのこともたまきのことも覚えていないらしい。笑
      >> 続きを読む

      2019/04/28 by

      1Q84(イチ・キュウ・ハチ・ヨン)」のレビュー

    • 評価: 4.0

      1949年にジョージ・オーウェルは、近未来小説としての『1984』を刊行した。
      そして2009年、『1Q84』は逆の方向から1984年を描いた近過去小説である。
      そこに描かれているのは「こうであったかもしれない」世界なのだ。
      私たちが生きている現在が、「そうではなかったかもしれない」世界であるのと、ちょうど同じように。

      ↑まぁこういう部分はあるにせよおもしろく読める。
      純文学を気取ってただけの人というような印象が180度印象が変わったです!
      ぜんぜん知らなかったヤナーチェクのシンフォニエッタも図書館にあったので借りてきてみましたw
      >> 続きを読む

      2018/07/07 by

      1Q84(イチ・キュウ・ハチ・ヨン)」のレビュー

    • 評価: 4.0

      この世界のシステムがどこかで狂い始めている。
      1Q84年‐私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう。

      おもしろい!
      春樹さんの世界観と個性的な登場人物がどうなるのか、先の展開がとにかく気になって。
      はやる心を抑えながら読み進めていきました。
      章タイトルもすごく良いです。タイトルを読むことも楽しみの一つでした。

      スポーツインストラクターであると同時に、老婦人から暗殺者としての仕事を依頼される青豆。
      葛藤しながらも女子高生ふかえりが書いた「空気さなぎ」に心惹かれ、この物語のリライトを行う天吾。
      2人のパートが交互に展開される構成となっています。
      どこか違和感を感じる不思議な世界観。
      元はただの農業コミューンであったはずの『さきがけ』が、閉鎖的な宗教団体となったのは。
      一つ一つが紐づき、徐々に謎が明かされていきます。

      青豆も天吾も、幼い時の経験が辛いですね。
      NHK受信料集金を父とまわった後の料理は、読んでいる私も口の中がザラつくようでした。
      自分の仕事に子供をまきこんで、恥じ入る気持ちはわかなかったのでしょうか。
      それとも天吾の出生に秘密がありそうなので、そのあたりに複雑な感情を絡めているのでしょうか。

      BOOK1を読了し、すぐに2を読み始めました。
      ふかえりの行方、リトル・ピープルとは何か、早くすべての秘密を解きたい!
      >> 続きを読む

      2017/05/28 by

      1Q84(イチ・キュウ・ハチ・ヨン)」のレビュー

    • この作品も1~3巻くらいまで当時購入して1巻の半分くらいで止まっていますね~。なんだか当時は難しくて・・・。結局古本屋に売ってしまったような記憶がありますね。村上春樹さんの作品はやはり良くも悪くも難しいなぁという印象がありますね。だから、村上春樹さんの作品を楽しい、怒涛の勢いで読まれてるあすかさんは羨ましいですね~!まだまだ修行が足りないなぁと改めて思いました。

      因みにちょっと話は変わるのですがこれからは良い意味で人に振り回されず自分の本当に好きな作品や本を読んでいきたいな!と心変わりしまして。確かに色々な人と楽しさとかを共有したり共感しあったりするのも楽しいですがそれになんか自分、最近囚われすぎているなぁと思ったのでこれからは自分の素を、地を出していければなぁと思っています(^^♪

      なんでしょうね。こういうことって別にこういうふうに言わなくても良いのでしょうがあすかさんには言いたくなっちゃうんですよね~!多分ですが聞いてくれるし受け止めてくれるからなんでしょうね~。あすかさん、やさしいから(^^♪
      ちょっと甘えたくなっちゃいました(笑)
      >> 続きを読む

      2017/05/28 by 澄美空

    • 美空さん
      この作品も持っていらしたのですね!
      なんだか最近、美空さんの本棚にあるものをよく読んでいる気がします♪
      春樹さんの本は好みがはっきり分かれますが、どうだろう?と思う本でも文章や雰囲気を楽しむことができるから不思議です。
      会社の本棚に春樹さんの本があるので、つい選んじゃいますね。
      最近良さが少しずつわかってきました( *´艸`)

      読書に対する美空さんの考え方好きですよ。
      私の場合、好きな作品→教えてもらった作品→課題図書を読んでいく今のスタイルが好きなのですが、もし行き詰ったときは美空さんの仰ることを参考にさせていただこうと思います♪
      私も読書について考えさせてもらっています!
      なので、またいつでも語ってくださいね☆
      >> 続きを読む

      2017/05/28 by あすか

    • 評価: 1.0

      村上春樹どうしたかな、という本だった。

      2016/01/17 by

      1Q84(イチ・キュウ・ハチ・ヨン)」のレビュー

    • 評価: 2.0

      村上春樹の長篇(上下二巻以上になるもの)の中で過去最長にして最低の出来です。
      村上春樹の刮目すべき点は「羊をめぐる冒険」から「海辺のカフカ」までの長篇が西欧の伝統的な近代小説(ディケンズやドストエフスキーが書いた小説の構造)になっていた点ですが、この長篇において、それが崩れてしまった。
      ライトな感じにしたかったのでしょうが、叙述にゆるみが目立ちます。ストーリーも緊張感を維持できていない。

      2015/10/14 by

      1Q84(イチ・キュウ・ハチ・ヨン)」のレビュー

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