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こころの処方箋

カテゴリー: 人生訓、教訓
定価: 1,470 円

あなたが世の理不尽に拳を振りあげたくなったとき、人間関係のしがらみに泣きたくなったとき、本書に綴られた55章が、真剣に悩むこころの声の微かな震えを聴き取り、トラブルに立ち向かう秘策を与えてくれるだろう。

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    「こころの処方箋」 の読書レビュー

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      新潮社 (1998/04)

      著者: 河合隼雄

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      • 評価: 3.0

        この本には「常識」が書いてある と著者は言う。
        「現在は『常識』が、あまり知られていない時代なのではないか。
        だから、とうとう常識までも本にして売る時代になったのである」と。

        確かに常識という言葉はなにか現代のキーワードになっているようなそんな気さえする。

        私たちは最近まで「個性」や「常識」に誤った方向性と期待を強いてきたのではないか?
        「個性」は人と違うことを強調すること。
        「常識」は「個性」を阻害するので、声高に「常識」を振りかざすのは旧世代の暴力である
        とでもいうように。

        河合隼雄氏は私が敬愛する人の一人。
        臨床心理の第一人者であり、専門以外にも、日本の古典にも深い造詣を持つ、語りも非常にうまい作家である。

        「こころの処方箋」という作品は『新刊ニュース』に
        1988年2月号から1991年12月号まで連載したコラムをまとめたものだ。

        各章のタイトルを並べただけでも、何か、すごくいい人生訓を発見できそうな気さえする。

        なので(ちょっと長くてごめんなさい)目次を記載しておく。
        興味がある章があったら、その章だけでも本文にあたってみていただきたい。ぜひ!


        ウイットとおおらかなまなざしと、ちょっぴり毒をも含んだ文章が
        読後、心のどこかにとどまって、じんわり効いてくれるかもしれない。


        1 人の心などわかるはずがない
        2 ふたつよいことさてないものよ
        3 100%正しい忠告はまず役に立たない
        4 絵に描いた餅は餅より高価なことがある
        5 「理解ある親」をもつ子はたまらない
        6 言いはじめたのなら話し合いを続けよう
        7 日本人としての自覚が国際性を高める
        8 心のなかの自然破壊を防ごう
        9 灯台に近づきすぎると難破する
        10 イライラは見通しのなさを示す
        11 己を殺して他人を殺す
        12 100点以外はダメなときがある
        13 マジメも休み休み言え
        14 やりたいことは、まずやってみる
        15 一番生じやすいのは一八〇度の変化である
        16 心のなかの勝負は51対49のことが多い
        17 うそからまことが出てくる
        18 説教の効果はその長さと反比例する
        19 男女は協力し合えても理解し合うことは難しい
        20 人間理解は命がけの仕事である
        21 ものごとは努力によって解決しない
        22 自立は依存によって裏づけられている
        23 心の新鉱脈を掘り当てよう
        24 健康病が心身をむしばむ
        25 善は微に入り細にわたって行なわねばならない
        26 「耐える」だけが精神力ではない
        27 灯を消す方がよく見えることがある
        28 文句を言っているうちが華である
        29 生まれ変わるためには死なねばならない
        30 同じ「運命」でも演奏次第で値段が違う
        31 ソウル・メーキングもやってみませんか
        32 うそは常備薬 真実は劇薬
        33 逃げるときはもの惜しみしない
        34 どっぷりつかったものがほんとうに離れられる
        35 強い者だけが感謝することができる
        36 勇気にもハードとソフトがある
        37 一人でも二人、二人でも一人で生きるつもり
        38 心の支えがたましいの重荷になる
        39 「昔はよかった」とは進歩についてゆけぬ人の言葉である
        40 道草によってこそ「道」の味がわかる
        41 危機の際には生地が出てくる
        42 日本的民主主義は創造の芽をつみやすい
        43 家族関係の仕事は大事業である
        44 物が豊かになると子育てが難しくなる
        45 権力を棄てることによって内的権威が磨かれる
        46 権力の座は孤独を要求する
        47 二つの目で見ると奥行きがわかる
        48 羨ましかったら何かやってみる
        49 心配も苦しみも楽しみのうち
        50 のぼせが終わるところに関係がはじまる
        51 裏切りによってしか距離がとれないときがある
        52 精神的なものが精神を覆い隠す
        53 「知る」ことによって二次災害を避ける
        54 「幸福」になるためには断念が必要である
        55 すべての人が創造性を持っている
        >> 続きを読む

        2012/06/28 by

        こころの処方箋」のレビュー

      • kumahachiさん コメントありがとうございました。
        目次だけでもお腹いっぱいかもしれませんが、本文も読ませますよ。
        彼の語り口もおもしろいのです。
        コラムを集めたものなので、どれも、同じ長さの文章なので、
        徒然に読むのもよろしいかとおもいます。
        >> 続きを読む

        2012/06/29 by 月うさぎ

      • iceさん 
        常識って言葉、以前は嫌いだったんですよ。
        でも、最近は別のニュアンスを受け取るようになりました。

        常識は共有すべき、時代や社会のバランス感覚でしょう。
        つまりは市井の感覚が常識であるべきですね。

        頭がいいと思っている人に常識がないと本当に困ります。
        今の日本は相当困った状態でしょう。
        >> 続きを読む

        2012/06/29 by 月うさぎ


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