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くまちゃん

3.3 3.3 (レビュー1件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,575 円

4回ふられても私はまた、恋をした。なんてことだろう。あんなにつらい思いをしたというのに。きっとここにあなたがいる、傑作恋愛小説。

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    「くまちゃん」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      「八日目の蝉」を書いた角田さんの作品。
      読み始めて気がついたのだが、恋愛小説だった。
      「苦手なんだよなあ、恋愛小説って・・」と思いながらなかなか読み進むことができないでいた・・・



      古平苑子(23才)がくまちゃんこと持田英之にふられる→持田英之(27)はゆりえにふられる→ ゆりえは保土谷槇仁と別れる→保土谷槇仁は希麻子と別れる→希麻子(36)は林久信と別れ・・・

      と、つながっていき、林久信が希麻子と別れようと思った理由が野坂文太の存在で、その文太の結婚相手は古平苑子で・・・

      20代から30代とだんだんと年齢も上がっていくのだが、若い頃の話にはどうも共感できず、まあ、若い頃は自分のこと、目の前のことしか見えないしなあ…
      わけわからず悩んでたりするんだよなあ… と冷めた目で読んでいたのだが、

      野坂文太の結婚相手苑子(くまちゃんにふられた過去をもつ)が、大人になっていいこと言うんだな。

      「今、しかないじゃないの。 才能だのなんだのが有効なのはいつも今しかないじゃないの。過去に何やったかなんて関係ないし、未来に何をしようが関係ない。今何ものでもなきゃ、何ものでもないってことよ。今何かしなきゃ、未来につながるものだってなんにもないってことよ。ゼロかけるゼロはゼロで、文ちゃんは今ゼロなのよ、あなたの記憶とは関係なく」

      「つまんない仕事ばっかやらされて、自分が地味でみみっちく思えて、格好悪いなあってずっと思ってた。だけど・・・地味とかみみっちいとか、人生にぜんぜん関係ないじゃんって思うようになったの。・・・・・・地味とかみみっちいとかキャリアとかお給料とか、人生になーんにも関係ないんだって。なりたいものになるにはさ、自分で、目の前の一個一個、自分で選んで、やっつけてかなきゃならないと思うの。文ちゃんも今、そう思ってるんだと思う」

      ゆりえも数年後、気づく

      「なんか私、気づいたんだよ。今まで、自分がつまんないのを他人に押しつけてたって」



      みなさん、いい恋愛をしてくださいね。
      >> 続きを読む

      2013/01/08 by

      くまちゃん」のレビュー

    • みんな仲良くと、いつも思っていますけど、男女関係が絡むとそうもいかないですよね。

      しかしなんで、くまちゃんなんだろw >> 続きを読む

      2013/01/08 by makoto

    • Tsukiusagiさん
      私も恋愛小説は苦手です。
      まあ、イチャイチャ勝手に楽しんでくれればいいんですが、(興味ないですが)
      「~して欲しい」とか「私だけ」とか、欲やエゴが感じられるいわゆる恋愛ものは苦手です。
      もっと広くて平等な慈悲の心、求めない大人の愛の話は好きです。
      ちなみに、私はお坊さん(尼さん)ではありません。
      >> 続きを読む

      2013/01/08 by バカボン

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      • 評価: 4.0

        自分をふった人も誰かにふられてて、って繋がっていく話でした。
        ふられる話だけど、それだけじゃなく、なりたい自分になるってことも考えさせられました。
        あとがきにもあるように、ふられることは旅を一回するようなことくらいの良さがあるっていうのに、なんとなく共感してしまいました。

        2016/10/15 by

        くまちゃん」のレビュー


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