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ディスコ探偵水曜日

3.5 3.5 (レビュー2件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 2,100 円

迷子捜し専門のアメリカ人探偵ディスコ・ウェンズデイの目の前で六歳の梢に十七歳の梢が侵入。真相の探究は全てを破滅へと誘う。謎の渦巻く円い館と名探偵の連続死。魂を奪われた少女たちと梢を苛む闇の男。真実なんて天井にぶら下がったミラーボール。眩い光にダンスを止めるな。踊り続けろ水曜日。「新潮」掲載に1050枚の書き下ろしを加えた、渾身の長篇小説。

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    「ディスコ探偵水曜日」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      探偵の名前からして、ディスコ・ウェンズデイという人を食ったような名前。
      6歳の梢を預かることになるのだが、そこから探偵業務へと。
      パインハウスなる山荘で起きた殺人に、12人もの探偵の一人として挑む。

      舞城さんの破天荒な面がこれでもかと出ている、何でもありな物語。
      一応ミステリではあるのだが、SFやらグロやら恋愛やらがほとんどごった煮状態。

      探偵も推理したらその後退場という繰り返し。
      後出しじゃんけんのような推理は気になるが、この勢いに圧倒されそうだ。

      上巻でこれなのだから下巻はどうなるのだろうか。
      >> 続きを読む

      2019/06/19 by

      ディスコ探偵水曜日」のレビュー

    • 評価: 3.0


      舞城王太郎の超大作「ディスコ探偵水曜日」(上・下巻)を読了。

      この作品は、最大最強の超絶おバカSF巨編だ。
      主人公は、アメリカ人の私立探偵、ディスコ・ウェンズデイ。
      専門は行方不明の子供捜し。

      仕事絡みで預かった6歳の少女・梢と、調布のマンションに住んでいる。
      その梢が、ある日突然、女子高生に変身する。
      何と11年未来からやって来た17歳の梢だと言うのだ。

      なんじゃそりゃと驚いていると、今度は屋久島に住む14歳の少女・桔梗の意識が、その体に宿ってまたびっくり。

      やがて、6歳の体に戻った梢が、膣から出血しているので中を調べると、切断された指がぞろぞろと4本も出てくる。
      しかも、その4本とも、ディスコの左の中指と瓜二つなのだ。

      意味不明のこの謎を棚上げにしたまま、ディスコは、我々、舞城王太郎のファンにはお馴染みの福井県西暁町に赴き、ミステリ作家・暗病院終了殺害現場の屋敷で、八極幸有、大爆笑カレー、本郷タケシタケシなどの名だたる名探偵との超絶な推理合戦に加わる-----というわけで、ミステリの部分は、JDCトリビュートの「九十九十九」姉妹篇の趣なんですね。

      しかし、ハインラインの有名な短篇みたいなSF技が飛び出して、上巻が幕を閉じると、下巻では、のっけからベイリーばりのとんでもない宇宙論が開陳され、やがては、バック・トゥー・ザ・フューチャーのビフ・タネン世界をしのぐ悪夢の未来が描かれていく。

      テーマは、子供たちを救うこと、流水大説のバカバカしさを徹底的に追求することで、ラストはほとんど感動的な地点に着地するんですね。

      この作品は、壮大な失敗作だと思うが、見方によっては、大傑作なのかもしれません。

      >> 続きを読む

      2018/12/21 by

      ディスコ探偵水曜日」のレビュー


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