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デスペレーション

5.0 5.0 (レビュー2件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 3,150 円

ネヴァダ州の砂漠にある寂れた鉱山町。太古の昔に鉱山の地底深く封じ込められた正体不明の何かが、静かに息を吹き返した...。人々を次々に拉致する謎の警官。そして容赦ない殺戮。神に触れ力を授かった少年と落ちぶれつつある作家が脱出と救済の鍵を握る。神と人生の問題にまで分け入る渾身の力作。そして物語は、同時刊行リチャード・バックマン『レギュレイターズ』へ...。

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    「デスペレーション」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 評価なし

      な、ながかったよ。
      上下2段組550ページありました。

      理不尽に警官に連行される最初のあたりがいい。
      コリー・エントラジアンのキャラが不気味でね〜
      人間の狂気でいくのかと思ったらやはりキングですね!
      文庫より文芸書のほうのカバーが好き。

      何冊か間をはさんでからレギュレイターズを読むよー

      >> 続きを読む

      2016/02/18 by

      デスペレーション」のレビュー

    • 評価: 5.0

      ネヴァダ州の砂漠にある寂れた鉱山町。デスペレーション。その町で、ある「異変」が起きる。

      その異変により町の住人は、互いを殺し合い、死に絶えてしまう。
      しかも、ただ殺すだけでなく、十分に苦痛を与えた上であったり、死体にも、さらに損壊を加える、という異常な方法で。

      それでも犠牲者がまだ足りない、とばかりにデスペレーションの警官コリー・エントラジアンは、近くのハイウェイを通る人々を次々と拉致し、留置場に監禁する。

      警官は明らかにまともではない。が、それだけではなかった。
      体が内部から崩壊しつつあるのだ。
      まるで「何か」に侵されたかのように。

      一体、この町で何が起きたのか?
      拉致された人々は、どのようにして、この状況から脱出するか?

      以下、ネタバレ含む。

      デスペレーションの「異変」は、地中深く埋まっていた正体不明の邪悪な「形無き者」の仕業。
      鉱山で地中を掘っていた時、「形無き者」を掘り起こしてしまったのだ。

      目覚めた「形無き者」の力で狂った人々は殺戮を繰り返し、町には生存者がいない状態に。
      狂った警官コリー・エントラジアンは「形無き者」が自ら(の一部)の「容器」として使っていたもので、外見こそ人間だが、中身は全く違うモノであった。

      拉致された人々が、この状況から抜け出すカギは「神」に触れた少年と落ちぶれつつある作家の2人。

      キングお得意(?)の「正体不明のモンスター」と、それに立ち向かう人々の話。

      「シャイニング」「IT」でも「正体不明のモンスター」が登場したが、このモンスターそのものが何なのか、何を目的にしているのかは不明だった。
      本作で登場した「形無き者」も何が目的なのかは不明。
      自らの欲望のままに動いている、というだけなのかもしれない。

      少年が触れたという「神」も、本当にそうなのかは、はっきりとしない。
      「形無き者」と似た存在のように描かれているが、少年が触れたという「神」の方が力が強い、という事になっている。

      「形無き者」と少年が触れたという「神」は同質の存在なのかもしれない。
      「力」の差は、信じる者がいるかどうかの違いによる差でしかないのだろう。

      どちらも「残酷」という点では共通している。
      (「形無き者」は「残虐」という言葉の方がしっくりするが、それも人間の立場から見れば「残虐」というだけかもしれない。)

      少年の「神」は自身を「残酷」とも「慈悲深い」とも言わなかったが、「形無き者」は自身が「残酷」なのは認めた。

      また、本作の最後の方で、主人公たちは「形無き者」に連れてこられたわけではなく、「形無き者」を止めるために「神」に送り込まれた、という事が判明する。
      本人の自由意志ではないので、「形無き者」が許せば、対決せずとも町から逃げられるが、その「代償」を払う事になるのが暗に仄めかされる。

      どっちもどっち・・・。
      「形無き者」には当然だが、正直、少年の「神」にも、それほどお近づきには、なりたくないと思ってしまった。

      ところで、本作は本作のみで一つの作品として独立しているが、「双子」とも言える作品が存在する。
      それは「レギュレイターズ」
      本作の続編という訳ではないが、キングの遊び心が垣間見えるものになっている。
      >> 続きを読む

      2013/05/26 by

      デスペレーション」のレビュー

    • > デスペレーションの「異変」は、地中深く埋まっていた正体不明の邪悪な「形無き者」の仕業。

      時々思うのですが、地中深くなくても、人間の中にはイロイロなものが埋まっていますよね。

      無限とも言えるような愛もそうですし、信じ難い狂気も。

      自分の中から、何を掘り起こすのか。
      それが人生なのかも知れないなぁと、珍しく哲学的なことを考えてしまいました...
      >> 続きを読む

      2013/05/27 by ice

    • >月うさぎさん
      単行本の表紙はB級的ですが、中身は逆説的な冒涜という感じは受けませんでした。
      この作品は、「レギュレイターズ」と合わせた、ある種の企画モノですね。

      >iceさん
      「自分探し」が以前、流行りましたが(今も?)、あれは「自分が理想としている自分の姿」を探しているだけなんだろうな、と思ってました。

      >> 続きを読む

      2013/05/31 by Tucker


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