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センス・オブ・ワンダー

4.5 4.5 (レビュー2件)
カテゴリー: 科学史・事情
定価: 1,470 円
いいね! Tukiwami

    「センス・オブ・ワンダー」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      文章量も少なく、写真が多用されたコンパクトな本

      読書疲れを癒やす本として利用するつもりだったけど
      今年5本の指に入るほど得るものはあった

      タイトルのセンス・オブ・ワンダーとは
      神秘さや不思議さに目を見張る感性という意味

      要は子供の頃の何にでも感動した体験、いつまでも飽きずに自然を観察し続けた感性を
      もう一回見なおして呼び起こせたら素敵ですという本

      心に響いたところは

      ・知ることは感じることの半分も重要じゃない

      ・美しい物を美しいと感じる力、新しいもの未知のものに触れた時の感激、思いやり、憐れみ、賛嘆、愛情など様々な感情が呼び起こされると
      次はそれについてもっと知りたいと思う。そのように見つけた知識はしっかり身につく

      ・空を見上げる

      ・風の音を聞く

      ・雨の日に外に出る

      ・鳥の渡来で季節を知る

      ・植木鉢の成長を見る

      ・しばらく使っていなかった感覚の回路を開く。つまり目、耳、鼻、指先の使い方をもう一度学び直す

      ・見過ごしてきた美しさに目を開く方法
      「もしこれが今まで一度も見たことがなかったものだとしたら?」
      「もしこれを、二度とふたたび見ることができないとしたら?」

      ・虫や植物などが生きる小さな世界を観察する

      ・宇宙の果てしない広さに心を解き放ち、宇宙の美しさに酔いながら、今見ているものの意味に思いを巡らし驚嘆する

      などなど

      読めば読むほど新しい発見ができるスルメのような本

      子供の頃の感動を思い出したい人、またあの頃の気持に戻りたい人におすすめ
      >> 続きを読む

      2016/06/26 by

      センス・オブ・ワンダー」のレビュー

    • 受けとるメッセージの大きく豊かな事!
      レイチェルの言葉に耳を傾けるだけで心が澄んできそうですね。 >> 続きを読む

      2016/06/27 by 月うさぎ

    • 月うさぎさん
      >受けとるメッセージの大きく豊かな事!
      そうなんですよね!文字量は少なくても一つ一つが大きく豊かで心に響きます。 >> 続きを読む

      2016/06/27 by くじら

    • 評価: 5.0

      <センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目をみはる感性>
      近年「センス・オブ・ワンダー」という言葉をよく耳にするようになった気がします。
      一般的には不思議なものを感じ取ったり新しい世界観を発見できる能力
      というような意味で使われているようですが、
      この言葉を「概念」として提唱したのは、この本。
      「沈黙の春」のレイチェル・カーソンの最後のメッセージです。
      レイチェルの子どもの教育に関する思いを大人に向って説いたものですが、
      それというのも子どもの成長には大人の存在が欠かせないものだからです。

      彼女は知識の丸覚えよりもずっと大切な事があると言います。

       「『知る』ことは『感じる』ことの半分も重要ではないと固く信じています。」

       「たとえ、たったひとつの星の名前すら知らなくとも、
       子どもたちといっしょに宇宙のはてしない広さのなかに、心を解き放ち、
       ただよわせるといった体験を共有することはできます」

      アメリカの海洋生物学者であるレイチェルは自然と人間との共生について鋭い提唱をした人で
      今でも環境問題を考える時には彼女の影響を抜きには語れない20世紀で最も重要な人物の一人です。

       「自然にふれるという終わりのないよろこびは、けっして科学者だけのものではありません。
        大地と海と空、そして、そこに住む驚きに満ちた生命の輝きのもとに身をおくすべての人が手にいれられるものです。」

       科学の時代といわれた20世紀において、自然との共生という思想を唱えた科学者でした。
       そしてこの本の中には自然への愛が溢れていました。


      この本に描かれている景色や植物などは、メーン州の彼女の別荘の近辺のものですが、
      まさにその地で撮ってきた14枚の美しい写真が添えられており、
      詩情あふれる美しい本になっています。
        (カバー写真:イチヤクソウの仲間)

      トナカイゴケ、ヒメコウジ、スギゴケ、トウヒ……。
      名前さえ知らなかった植物や苔類などを目でみられ、イメージが豊かに広がり始めます。
      彼女が愛した風景はきっとまさにこのような美しさだったことでしょう。
      (映画化に際し、26刷より全面変更されました。撮影:森本二太郎氏)

      命が尽き、惜しくも未完成で終わった作品なのでとても短いのですが、
      けれどそれゆえ読みやすくわかりやすい、
      誰でも気軽に手に取ってもらえる本になっていると思います。

      子育てをしている方には特に。ぜひ一度読んでみていただきたい本です。

      ああそうだ♪
      尊敬する人は誰ですか?という質問に、いつも首をひねってきたけれど
      今度から、レイチェル・カーソンと答えようかな。

      【おまけ】
      「沈黙の春」は界的に有名なニューヨーク公立図書館(NewYorkPublicLibrary)が、
      100年間(1895~1995年)で世界の人々へ最も大きな影響を与えた本を選定した
      ベスト100+45のリストに入っています。
      >> 続きを読む

      2014/01/29 by

      センス・オブ・ワンダー」のレビュー

    • 最近に立ち読みして購入した「ハック思考」という本に紹介されていて興味を持ち、こちらで検索してみたら月うさぎさんのレビュー発見。

      お久しぶりです(^.^)(-.-)(__)。


      私は数式の定理を絵画の様に捉えられることに憧れているので、数式をアート思考(自分の経験から、自分の本音の感覚を元手に考えを巡らせること。私は「センスオブワンダー」を読んでいませんが、センスオブワンダーの感覚にも共通したところがあると思いました。)で、

      (わたしはまだまだ数学を理解できていないため実感がわかないので、

      数学=大いなる大自然

      とは言えませんが、)

      数学=道端の土
      数式=道草

      と捉えて、この本の感覚に倣い、数式を芸術として実感を伴って捉えるための歩幅のひとつ(実践のひとつ)にしたいと思いました。

      私は、

      数を土。
      数式を草。

      と捉えることもセンスオブワンダーのひとつだと思っていたいのです。
      >> 続きを読む

      2020/07/30 by 月岩水

    • 月岩水さん、お久しぶりです。コメントありがとうございました。
      数学と科学は兄弟関係といいますね。
      そしていずれも自然界、宇宙と繋がっています。
      数式を美しいと感動できる心は残念ながら私には備わっていないようですが、
      月岩水さんの心にはまさに「センス・オブ・ワンダー」があるのだと思います。
      著者は美しい文章にも長けた方です。
      読書の楽しみも与えてくれるこの本は、月岩水には特にお薦めかと思います。
      チャンスがあれば、ぜひ読んでみて下さいね。
      >> 続きを読む

      2020/08/07 by 月うさぎ


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