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裸はいつから恥ずかしくなったか

日本人の羞恥心
4.0 4.0 (レビュー1件)
著者:
カテゴリー: 社会・家庭生活の習俗
定価: 1,260 円
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    「裸はいつから恥ずかしくなったか」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      帰省ラッシュの渋滞の車中で人はいつから性的なことに恥を感じ始めたんだろうという話になったので、調べてみようとまず手を出してみたのがこの本。

      幕末に日本にやってきた西洋人の残したものを含む多くの文献から、公衆浴場や温泉での混浴であったり女性が屋外で平気で湯浴みをしていたこと、そして、坂本龍馬が妻のお龍とともに友人と風呂に入った等、当時の日本人が裸に対して性的な意味付けを強くは行なっていなかったことを納得させてくれる。

      ただし、地域によってはそれが許されなかったり、儒教が浸透していた層では忌避されていたことも示唆し、日本が一律、裸を意識しない社会だった訳ではないことも示されている。

      そこから、西洋人の視線を意識した日本人がどう変わっていくのかを現代まで追っていき、恥じらいのようなデリケートな感覚が、他者の目で、そして政治や世間の統制によって、いかに身体化していくのか再認識させてくれた。


      養老孟司の唯脳論と河合隼雄の中空構造に絡めて説明しようとしているところはもっと深掘りして欲しかったが、性をタブーとして隠蔽することで管理した西洋と、当たり前のものとして意識に上らせないことで管理した日本という対比は、一概に言えないにしろ示唆に富んだ指摘だと受け止めた。
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      2011/08/21 by

      裸はいつから恥ずかしくなったか」のレビュー


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