こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

死の壁

4.0 4.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 人間学
定価: 714 円
いいね!

    「死の壁」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      「バカの壁」は「エゴ」「自分は正しい」という意識のことを書いていたのではないかと思うが、

      この「死の壁」は仏教でも普通に言われている“当たり前の死” “私たち(生命)は常に死につつある”ということをちゃんと意識して生きましょうってことなのかも。


      〈第1章 なぜ人を殺してはいけないのか〉

      ロケットを作って威張っている人間は自分は自由に飛べないし 自分で自由に飛べる蝿や蚊を作ることはできない。
      平気で蝿や蚊を殺している人間は自分の方が偉いと勘違いし、思い上がっているのでは?
      そして壊したら、殺したら二度ともとにはもどらないということも分かっていない。

      「他人という取り返しのつかないシステムを壊すということは、実はとりもなおさず自分も所属しているシステムの周辺をこわしている」 

      つまり自分が生きている生命のネットワークを壊しているということ。

      どんな人間も生物も、誰が偉いとか正しいとかではなくて、互いになくてはならないものであり、すべて平等で自由。みんな「生きたい」と思っている。人間は思い上がってはいけない。どんな生命も殺してはいけない。悪い行いは必ず自分に悪い結果をもたらす、ということですね。

      第2章 不死の病

      「人間は変化しつづけるものだし、情報は変わらないものである、というのが本来の性質です。ところがこれを逆に考えるようになったのが近代です。これが私が言うところの『情報化社会』です。『私』は変わらない、変わっているのは世の中の情報である、という考え方の社会です。脳中心の社会といってもいい」

      「俺は俺 私は私・・・『変わった部分は本当の自分ではない』という言い訳・・」「『あの時の自分は、本当の自分ではなかった。本当の自分を見失っていた』という理屈・・そんなことはあり得ない・・『本当の自分』を見つけるのは実に簡単です。今 そこにいるのです」


      どうせ死ぬんだからと「法律や世間の常識だのが通用しなくなった」大阪池田小児童殺傷事件の犯人、「生きながら自らを死者と規定」していた人間(帝国陸軍)・・・彼らは「死」というものを本当に、きちんと理解していなかったのであって、法律や世間の常識ではなく「真理」や「本当の道徳」を知ることが必要だったのでしょう。無智だったのです。

      (長くなるので以下簡単に・・・)

      〈第3章 生死の境目〉人の生死を決めるということは実に難しい・・・

      〈第4章 死体の人称〉 「俺の死体」は無い・・・

      〈第5章 死体は仲間はずれ〉 清めの塩(穢れ) 戒名 この世はメンバーズクラブ

      〈第6章 脳死と村八分〉 死刑という村八分                                ・・・etc



      「死」について考えることで「生」が見えてくる。 

      いろんな視点で書かれていて、分かりやすく勉強になりました。 
      >> 続きを読む

      2013/01/11 by

      死の壁」のレビュー

    • 死について考えると聞くとネガティブなイメージでしたが、ポジティブな方向に展開しているようなのがいいなぁと思いました。 >> 続きを読む

      2013/01/11 by ice

    • 〉どんな人間も生物も、誰が偉いとか正しいとかではなくて、互いになくてはならないものであり、すべて平等で自由。

      賛成♪
      >> 続きを読む

      2013/01/11 by makoto


    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    この本に付けられているタグ

    シノカベ
    しのかべ

    死の壁 | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    最近チェックした本