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お坊さんが困る仏教の話 (新潮新書)

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: 村井 幸三
定価: 734 円
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    「お坊さんが困る仏教の話 (新潮新書)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      【釈迦仏教は葬儀と無関係。大乗仏教は釈迦仏教にあらず。各種の儀礼は道教と儒教からの拝借。お経は葬儀用に書かれたものではない。中国で創作されたお経も少なくない。往生と成仏は異なる。死後戒名は江戸幕府の押し付け。永代供養は「永代」ではない。仏教界にも「勝ち組」と「負け組」がある。…お寺やお坊さんにとって都合の悪い話にも遠慮なく触れ、仏教の基本と歴史をわかりやすく解説する。】

      仏教とは何かということを考えず、生活のためだけにお寺を営んでいるお坊さんは、困るでしょうね~。まじめに仏教に取り組んでいらっしゃるお坊さんもたくさんおられると思います。

      けれど、

      初期仏教(釈迦仏教)の本を読んでて、日本の仏教は随分違うなあと思いました。まさに、お釈迦様もびっくり!の新興宗教(”仏”を”信じ”、”救済を求める”点でキリスト教などに近い。お釈迦様の教えとは真逆)であり、社会に受け入れられ様々な物をミックスさせ(特に中国から)影響を受け日本流に変化してきた、ひとつの文化のようなものととらえるのがいいかと思います。

      信仰の自由があるのだからそれでも構わないし、すでにこれは文化になっているのだからこれはこれでいい。ただ、高額な戒名料を押しつけられるのはいかがなものか・・・と思います(個人的には戒名など必要ないと思ってるので。家の宗派に入信した覚えもない←キリシタン対策として江戸幕府が作った檀家制度が続いている)。
      お坊さんの商売に利用されるのは考えものです。お寺が家業になってしまっているのが問題かと(日本のお坊さんは結婚するからね)。

      文化やお寺商売は認めるけど、押しつけられない自由もあるはず。それだけです。
      (最近は葬式も多様になってきているようですが)

      まあ、文化ですから、日本の文化の中でいい具合に折り合いをつけながらやっていきたいと思います。

      仏教にも宗教にも関心のない人が読んだら、知らなかった~ってことがいっぱいあって、面白いかと思います。日本仏教が、欧米のような(宗教がらみの)問題に発展しないことだけは願いたいです。(”ゆるくて寛容な”日本の文化なら大丈夫でしょうけど?宗教、特に一神教宗教はややこしいからね)
      >> 続きを読む

      2015/01/26 by

      お坊さんが困る仏教の話 (新潮新書)」のレビュー

    • 母のn回忌等で、実家にお坊さんに来ていただくことが有ります。

      サービス?と言うか、そこで小一時間トークが有るのですが、どのような事象も仏教と言うフィルタを通して見ると違う側面が見えて来るんだなぁと思い知らされることが有ります。 >> 続きを読む

      2015/01/26 by ice

    • 〉「釈迦仏教は葬儀と無関係。大乗仏教は釈迦仏教にあらず。各種の儀礼は道教と儒教からの拝借。お経は葬儀用に書かれたものではない。中国で創作されたお経も少なくない。往生と成仏は異なる。死後戒名は江戸幕府の押し付け。」
      そうなのよね。やっぱりね。なるほどね。という気持でレビューを読ませていただきました。
      私が「仏教を信じ(たく)ない」という部分は全部この「日本の葬式仏教」に関してなのです。
      お釈迦様の教えは組織と体系をもった「宗教」とは違いますよね。
      真理を追究した彼のたどり着いた最も信じられると思えた哲学ということではないでしょうか。
      >> 続きを読む

      2015/01/26 by 月うさぎ


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