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ルビコン

共和政ローマ崩壊への物語
4.0 4.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 古代ローマ
定価: 3,465 円
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    「ルビコン」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      ポエニ戦役後、急速に国土を拡大したローマにおける政治的混乱~グラックス兄弟、コルネリウス・スッラ、第1次3頭政治、ガリア戦役、カエサルによる反乱(ルビコン川渡河)、改革、カエサル暗殺、第2次3頭政治、再統一~帝政ローマ辺りの歴史を多少面白おかしく小説化した本。そもそも、古代ローマ史にはゴシップ的なローマ史があり、物によっては酷い書きっぷりらしいのですが、多少そういう面をスパイスとして取り込んだ小説としての共和政~帝政への移行期の古代ローマ史だと思います。
      人々の暮らしぶりの描写から社会の問題、国家としての問題、それぞれの政治家の対処法と結末が描かれていて、その結果としての混乱~収束のための3頭政治、その先へ進むためのガリア戦役、可能性を摘む為の元老院最終勧告、ルビコン川渡河といった流れとその後の社会問題の改善が描かれています。
      多少シニカルでもあり読んでいてそこそこ面白いと思います。ただ、歴史的な精度や歴史から何かを学んで日々の糧に役立てたいならギボンのローマ帝国衰亡史(読んだことありませんが)や塩野七海女史のローマ人の物語の方がお勧めかと思います。
      たしかに帯に書かれている通り、あの混迷した時代、ポンペイウスは吠え、キケロは苦悩し、カエサルは決断した。のだと思います。
      歴史から学べることはとても多いです。読んでみると行動の規範となる事柄がとても多く示唆されます。
      この本の面白いところは、
      "人はみな生まれながらにして自由を求め、隷属を嫌う(ガリア戦記・カエサル)"
      から始まり、
      "過剰な自由がもたらすものは、奴隷状態にある(キケロ)"
      で結んでいる所でしょうか。
      何事もほどほど、これが良いのですよ。
      坂の上の雲を掴もうと坂を駆け上がったら混沌とした状況に陥ったそういう状況に陥った人へのクモの糸かもしれませんね(この時期の古代ローマとはそういう時期ですから)。
      >> 続きを読む

      2013/04/29 by

      ルビコン」のレビュー

    • >多少シニカルでもあり読んでいてそこそこ面白いと思います。

      小説として楽しいことと、リアルな記述とは必ずしも一致しませんよね。

      でも、事実は小説よりも奇なりって言いますから、どっちなんだろ・・・
      >> 続きを読む

      2013/04/30 by makoto

    • 何に対してでもそうだと思います。自分が制御できる範囲内での行動が一番ですよ。

      ローマ人の物語、お勧めです(長いですが)。

      帝政に入るまではサクサク読めますよ。5賢帝辺りまでは楽に読めます。そこから先はだんだん辛くなってきます。

      ローマ史に関してはキリスト教の影響もありまして、長い間ネガティブな評価が多かったらしいですよ。
      >> 続きを読む

      2013/05/03 by Shimada


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